天気予報では雨といっていますが、インターネットで雨雲の動きを見ると断続的に雲がやって来て、時々雨ぐらいの感じ。昨日の調子ではあまり期待できないのですが、引き続き津保川への釣行です。今日は満員御礼かと思ったのですが意外や意外、ほとんどガラガラで人が少ない分掛かるかもしれません。オトリをキープしてある引き舟を回収して準備しました。

１１時１５分のスタートで水温は22.9℃。日が照っていない分、水温は低めです。昨日は竿を差さなかった美濃かしわ前のトロ場から始めました。天然オトリでバッチリ泳ぎますがアタリはありません。鮎が跳ねているので居ることは居るのでしょうが、掛からない様子。１５分ほどで見切って左岸側の掘れ込みに移動しました。

攻め込まれているのが分かっていても竿を出すとは芸がないのですが、やはりこの掘れ込み周りがいちばん掛かりそうです。しばらく泳がせていると目印がバタバタしてきたので、新しいオトリに交換しました。さすがに新しいオトリは良く泳ぎます。「一発泳ぎが出ているのに掛からないとはおかしいなぁ」と思っていると、目印が流れて１匹目が掛かりました。開始３０分で１匹目です。居付き鮎は少ないのでしょうか１７センチぐらいですが白い鮎でした。これを送り出すと上みに遡りながら護岸の方へ泳いで行きます。泳いでいる先を見ていると底藻が生えているのが分かります。「根掛かりするとヤバイな。」すると泳ぎが急に加速し、目印が沈みました。掛かった様ではないのでそのままにしていると、手元にゴトゴトとアタリが来ました。抜いて取り込むと顔掛りでしたが型は良く、２０センチオーバーです。しかし昨日と今日の感じでは、この鮎は大き過ぎて使えません。今のオトリに再度頑張ってもらいました。探りながら遡って行くと早速アタリです。ビリ鮎でしたがキャッチミスで網に引っ掛かってしまい、鈎から外れてあわやバラシかと思ったのですがとっさに網を引っ繰り返してセーフ。やれやれ、今日はツいています。この調子ですと二桁は堅い感じ。しかしその後はさっぱりアタリがありません。探って掛かるほど鮎は濃くない様なので、付いていそうな石を探して攻めることにしました。つやが有って掛かりそうな石の付近を泳がせますが反応無し。ついにダメと諦め右岸の瀬脇に移動しましたがここでも掛からず、１４時に食事に上がりました。

食事の後にあまりの釣れなさで眠気を催し、３０分ほど仮眠。目が覚めると晴れ間が出ていてちょうど竿が曲がっていました。まずは底石が良さそうなポイントを上みから下もまで堤防を歩いて探したのですが、掘れ込みより良さそうな所は見当たりませんでした。瀬脇から流心と、掘れ込みの上流部を１時間ほど探ったのですが掛けることは出来ませんでした。濁りもやや強くなって来た様ですし雷鳴もしています。これ以上掛かる感じがしませんでしたので、１６時に納竿としました。

今日は昨日にも増して掛かりませんでした。跳ねているので鮎は居る様ですが全然です。アカが付いていれば水位的には良いのですが、アカ飛び状態では未だ高過ぎる様でした。減水して照り込んで、早く新アカが付いて欲しいです。他の釣り人もほとんどダメで、１６時にはすっかり人影が無くなりました。ここの鮎は怯えているので平均して夕方が良いのですが、掛かる気がしなかったのでとても粘れませんでした。いつもですと１７時前後に良く掛かっています。

しかしこの調子では今月の目標の６０匹は難しいかも知れません。今シーズンの目標の３００匹は超えましたが、あわよくば４００匹を狙っていたのは期待が大き過ぎたのでしょうか？(^^;)

早上がりでしたので武儀川を見に行きました。武儀川高野専用区１６時４５分頃の撮影です。釣り人が居ないということは釣れていないということでしょう。増水時の最高水位は、見たところ1.5メートルぐらいでした。アカは残っている様です。これからも釣れるかどうかは、野鮎がどれくらい残っているかと水温次第といったところでしょう。

９月１７日追記　帰りがけに武儀川の跡部もぐり橋専用区で、投網を打っている人を見掛けました。９月３０日までは友釣り専用区ですので密漁です。他の所では夜に網を打っているのを何度か見掛けたことがありますが、明るいうちからは初めてです。これは１７時頃の撮影で２４時間見回ってくれとは言いませんが、時々は見回って監視して欲しいものです。入漁料はしっかり徴収し、釣り場の管理はきっちりする。個人的には各漁協にそんな姿勢を求めます。掲載するのはためらわれましたが、やはり事実は事実として掲載することにしました。