11日の大雨による増水はそろそろ引いただろうかと、川の様子を見がてら出掛けました。長良川は意外に水が引いていて、見たところ70センチ高ぐらい(実際には1メートルでした)でささ濁りです。これなら津保川は出来るだろうと向かいました。下白金専用区は思ったより空いています。しかし底石が動いた様で、アカはすっかり飛んでいました。水も未だ高目でアカも無いので掛かるかどうか自信がありませんが、竿を出せば気が済むでしょうと竿出しです。
着替えている時に竿が曲がったのですが型は小さく、先シーズンの様に増水で小型ばかりしか残っていないのではと危惧されます。川通しをして馬の背の頭に向かいました。川底を見ながら渡って行くと、鮎は走るのですがどうも小さい様です。少し心配になってきました。14時半のスタートで水温は23.5℃。思ったより高水温です。瀬肩のザラ瀬を引きますがアタリ無し。泳ぎはマズマズなのに掛からないのは攻め込まれているからでしょうか。それで流心側に狙いを変えましたが、今度はオトリが浮いてしまって掛かりそうもありません。また反対側へ差し直し、ザラ瀬から掘れ込みにかけてを探って行きました。20メートルほど降ったのですが全然掛からず、30分を経過してこれではトホホになりかねません。上みが開いていたなぁと上流へ目をやると既に人が入っています。仕方無しに、更に上みへ移動しました。
写真のポイント付近まで遡り、養太君を送り出します。ジワジワと泳いで行き、しばらくすると急に向こうへ目印が動きました。「どうも追われた様だな」と思っていると、目印が震えてアタリの反応です。竿を立てると掛かっている様子。慎重に引き抜き、15センチほどの小型ながらやっと1匹目。40分でオトリが変わってトホホ回避です。
馬の背の瀬肩のザラ瀬の中を引いているとやっと2匹目が掛かったのですが、やはり型は小さい。時計を見ると16時10分で、スタートしてから既に1時間40分も経っています。「鮎が薄いのか?」 そう思いながら釣り降って行きました。
瀬脇の棚になった所を泳がせていると、目印が手前に走りました。竿を立てて矯めると、今度の鮎はよく走ります。どうも良い型の様です。慎重に引き抜き取り込むと、今日としては良い型の18センチでした。まあまあの型も残っている様でひと安心です。オトリを交換して送り出し、掘れ込みを上みに遡り出すと目印がピューッ。「しょっしゃ。入れ掛かりやぁ」それからは4連チャンで型も良く、久々にスッキリです。
今日はアカ飛びに風と、条件が良くなかった割には釣れた方だと思います。左岸の掘れ込みは攻めこまれているのですが夕方、人が少なくなってからは良く掛かりました。先シーズンは9月の大水で良型が降ってしまい16センチぐらいの鮎しか残らなかったので、今シーズンもそれと同じかと危惧しましたが、マズマズのもよく残っている様です。鮎も思った程は痩せていなく、しっかりした感じでした。ただ、流心側は攻めていないので、20センチを越えるものが残っているかどうかは分かりませんでした。
ほかの釣り人は全体的にあまり掛かっていませんでした。風も強くて釣り辛かったので、16時を回ってボツボツ帰って行かれました。掘れ込み狙い狙いに集中して一時期竿の放列になりましたが、あれではいくら静かにしていてもほとんど掛からないだろうと思います。かと言って他に良さそうなポイントも少なかったのですが・・・。
日付 | 平成12年9月15日(金) | |
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場所 | 漁協 | 長良川中央漁協 |
河川 | 津保川 | |
ポイント | 下白金専用区 | |
時間 | 14:30-17:45 (3.25時間) | |
水況 | 水位 | +30センチ |
水温 | 23.5℃(14:30) | |
にごり | ささ濁り | |
アカ付き | 白川、残りアカ | |
天気 | 晴れ時々曇り、風が強い | |
釣果 | 匹数 | 9匹 |
サイズ | 15-19.5センチ | |
総重量 | 400グラム (推定) | |
平均 | 17センチ | |
1匹目 | 40分 | |
ペース | 2.77匹/時間 | |
仕掛け | 竿 | Daiwa HX瀬音中硬々81SK |
空中糸 | ナイロン06 ダブル&シングル遊動式 | |
水中糸 | テクミー009 3メートル つまみ糸03 30センチ | |
ハナカン周り | 自作泳がせハナカン6.5ミリ ハナカンハリス ナイロン08 (15センチ固定) |
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掛け鈎 | がまかつ新改良トンボ 7.5号 3本錨 ハリス1号 | |
オモリ・背鈎 | スライド背鈎 | |
オトリ | 養殖2匹(@400円) |