平成12年釣行記(9月3日)

昨日に引き続き連日釣行ですが、前日のボウズの影響で気持ちが冴えません。(^^;)部屋の片付けや洗濯をして午後からの釣行です。会社の同僚のAOさんが岐関大橋の下でやっているとのことで、見に行くと右岸側の橋の真ん下に入って朝から8匹だそうです。AOさんと一緒に釣っていた人が「空いているのでここでやりゃァ。」と言って下さったのですが、8月12日に入った時はサッパリで、石も良くなかったので気乗りしません。他も見て来てから決めると伝えて、場所探しに向かいました。

武儀川高野専用区下ものトロ場

武儀川の高野専用区を見に行くとかなりの渇水ですが、下流部のテトラの前には鮎がウジャウジャ。瀬の方で竿出ししていた人に尋ねると「サッパリ!」 「あそこに鮎がいっぱい居ますよ。」と伝えると「やったけど、オトリを泳がせるとサーッとどこかへ行ってしまう。」とのこと。しかしひょっとしたら掛かるかもしれないと思い、少しやってみることにしました。

13時のスタートで、水温は23℃。野鮎を驚かせない様に、オトリと引き舟は離れた所に沈め、袋ダモにオトリを入れてポイントへ近づきます。辺地からそっと泳がせますが風が強く、思った様に糸フケが出せません。それでも10分ほどで目印が走り、小型ながら1匹目です。オトリが変わってペースも上がるかと思ったのですが、さに在らず。テトラの方へ泳いで行って掛かったのは20分後ぐらいでした。今度は16センチぐらいで前よりも大きく、良く泳ぎます。テトラの前に有る馬の背で鋭いアタリ。強引にやり取りしたつもりは無いのですが身切れでバラシ。やはりこの川は鈎が上手く合いません。その後はサッパリ掛からずで、上流の瀬へも移動して探ってみたのですがやはりダメ。時計を見ると2時間を過ぎていたので、場所変えすることにしました。


下渡橋上から上流方向

横越のキャンプ場前から下ものトロ場にかけては人がいっぱいでパス。先シーズンの下渡橋上流は左岸の方が良かったのですが、アカが飛んだ時に見た感じから今回は右岸へ入りました。

河原へ着くと少し増水した感じで、石の頭の乾いた部分も僅かに沈んでいます。しかしアカ腐れで底石は真っ黒。ちょっと掛かりそうにありませんので、ハミ跡を探して下もへ降ります。ずっと見て歩くと、辺地の溝に明るい所がありました。ここなら掛かるだろうと岸の方へ下がって準備です。養太君を送り出し、流れに馴染んだかと思うとシャッ!「よっしゃ、一発!」17センチぐらいですが腹はパンパンで、アカを喰みまくりの様子。竿抜けらしく、これならここで5匹は出そうです。次もすぐ掛かり、入れ掛かりです。これを見ていた休憩中の釣り人が、少し上みへやって来て竿出しです。しかし見たところ、今しゃがんでいる所ぐらいが良さそうで、沖を狙い過ぎている様でした。こちらはしばらく間を置いて3匹目。これで入れ掛かりは打ち止めだったらしく、予定の残り2匹を掛けるべく掘れ込みの下流部を探ったのですが掛かりませんでした。

少しずつ移動しながら探って行き、馬の背になった所で本日の最大18センチが掛かりました。どうも浅い所が良い様です。そのようなポイントを探りながら降りますが全然掛からず。18時になって薄暗くなったのですが粘り、30分延長しました。ビリながらうまく掛かったのですが1匹のみで、18時半に納竿しました。


本日の釣果

昨日(9月2日)はボウズだったので、7匹でも掛けることが出来て少し自信を回復しました。下渡橋上流では、下もの瀬落ちまでは行かなかったのですが、夕方、人が少なくなって良く掛けている人も居ました。先シーズンの右岸側は砂でサッパリでしたが、今シーズンは少しは掛かる様です。

また武儀川の高野専用区に群れ鮎はいっぱい居るのですが、トロ場に目立った石がほとんど無いためになかなか掛けることが出来ませんでした。今は渇水で掛かりは遠いですが魚影は濃いので、水が出て瀬に散らばればまた掛かる様になると思います。ただ武儀川は、やはり石が小さい加減で底流れが強いせいか、長良本流の様な鈎とハリスの組み合わせでは鈎が浮いてしまって良くないです。ハリスの細いバージョンが良いような気がしました。

それと個人的なことですが連日釣行では、前日の釣果が良くないと精神的な影響で釣る気がしぼんでしまいます。天然オトリを明日に持ち越せるので良いかと思ったのですが、そうばかりでもありませんね。(^^;)


こんな感じの辺地

こんな感じの辺地で掛かったのですが夕方、投網を打ちに来るので辺地の鮎は少ないかもしれません。ハミ跡を見つけて拾い釣りするのが良いと思いました。瀬の中でも少しは掛かっていましたが、型は良かったです。水温が下がれば瀬の中でも良く掛かるようになるでしょう。今日掛かった鮎の半分はフンがほとんど出なかったので、シャッシャッと泳がせるような速い泳ぎの方が掛かる様に思います。

岐関大橋下のAOさんは15時半に納竿で、6時からの竿出しで15匹の釣果だったそうです。対岸(左岸)の人は30匹以上釣っていたとのことでした。やはり岐関大橋下は左岸が良い様です。




日付平成12年9月3日(日)
場所漁協長良川中央漁協
河川武儀川 / 長良川
ポイント武儀川:高野専用区 / 長良川:下渡橋上流右岸側
時間13:00-15:15 / 16:15-18:30 (4.5時間)
水況水位武儀川:−20センチ、長良川:−10センチ
水温23.0℃(13:00) / 25.2℃(16:15)、24.0℃(18:30)
にごり共に無し
アカ付き武儀川:古いがマズマズ、長良川:アカ腐れ
天気晴れ、風が強くて釣り辛い。秋の感じ
釣果匹数7匹
サイズ14-18センチ
総重量250グラム
平均16センチ
1匹目10分 / 1分
ペース1.56匹/時間
仕掛け竿武儀川:Daiwa VS銀影競技F中硬95MV
長良川:Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸武儀川:将鱗あゆ競技015 3メートル つまみ糸025 30センチ
長良川:将鱗あゆ競技0175 3メートル つまみ糸025 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6.5ミリ
ハナカンハリス ナイロン1号 (15センチ固定)
掛け鈎がまキツネ7.5号 3本錨 ハリス1号
 
オモリ・背鈎スライド背鈎
オトリ養殖2匹(@500円)

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2000-09-03 (2000-09-05)