平成12年釣行記(8月27日)

三日市鉄橋付近

今日は朝の感じが秋の気配だったら中央にしようかと思ったのですが、夏の感じだったので郡上へ向かいます。深みの有る所の方が良いだろうと美並で降りました。写真の場所はいつも車からは見るのですが、大昔にやったことがあるだけです。双眼鏡で見ると、写真左下の瀬肩になったポイントには鮎がギラギラ。他にも竿を出せるポイントはいくらでも有りますので、これはいけると早速向かいました。

三日市鉄橋のたもとに駐車。対岸から見た時に鉄橋の下の瀬が良さそうだったので、まずはここから始めることにしました。さすがに日曜日とあって両岸、川の中ともにそこそこ釣り人が居ます。沖に馬の背があるので、そこを狙うつもりで渡ろうとすると底石の間には砂だらけ。馬の背付近に行っても砂が多いままでしたのでパスしました。瀬肩では既に竿出ししておられるので、上みのトロ瀬に移動。底石は良い感じなのですが、ここもやはり砂が多いのでどうかと思います。50分ほど探ったのですが掛からなかったので、下もの瀬肩に向かいました。


下流の早瀬

まずは写真の釣り人が立っている上みの瀬肩に入り、対岸の岩盤を狙いました。押しは強い様ですが、対岸へ巻き込んでいる流れで割と素直にオトリは入ります。やや流し気味に探ったのですが掛かりませんでした。次に国道から見た鮎ギラギラの瀬肩に移動。こちらは手前に湧き上がっていて、手持ちの鈎では軽すぎる感じです。8.5号が欲しいなぁと思いつつ送り出します。背鈎が効いていて、潜ってはいるのですが流心に入ると流されてしまうので0.5号のオモリを付けてみました。上手く落ち着いて流心に少しずつ出て行くとゴンゴンというアタリ。やったと思ったのですが、しっかりケラレていました。(T_T) 気を取り直して探っていると、今度は川降りのラフティングボートがやって来ました。5、6艘蓮ちゃんで降って行きます。その後5分おきに何艘か連続して降って行くという状態。その度にオトリを引き戻して回避しなくてはならず、さっぱり釣りになりません。おまけに再びケラレたのみで、付近の釣り人にも掛かっていませんので場所変えすることにしました。


掛かったポイント

車へ戻ろうと川岸を歩いていると、中洲の辺地に底石が明るくなった所(見難いかもしれませんが写真中央を横切る、馬の背の手前の浅くなった所が明るく見えました。写真は竿を畳んでから撮影したので、既に濃い茶色になってしまっています。)が有るのが目に止まりました。ひょっとしたらと思い、1時間だけ延長するつもりでやってみることにしました。仕掛けのトラブルで15分ほどロスしたものの、送り出してオトリが馴染んだ途端、目印がズボッ!「よっしゃ、一発!」狙い通りです。(^_^)v 次もすぐ掛かったのですがダンゴになっていて、セットバラシを警戒して竿を緩めた時にポロリ。バレてしまったのですが、セットバラシよりはマシです。つまみ糸を交換して再度送り出したのですが、リズムが狂ったのかその後は全然でした。中洲のこちら側の流れを上みから下もまで探ったのですが掛からず、1時間延長が2時間半も粘ってしまい、14時半にここを後にしました


相戸美並橋上流

近い所で美並橋の上流はどうかと見に行きました。釣り人はまばらですが、瀬落ちのザラ瀬には明るい部分も見られますので、ここで竿出しすることにしました。河原に降りると以前にも増して砂が多くなっています。しかしザラ瀬の掘れ込みには砂が少ない様でしたので、ここから泳がせました。ザラ瀬、瀬脇、流心と探ったのですが全然ダメ。対岸へ渡り、辺地寄りの浅場でビリサイズがようやく掛かりました。さあこれからと探ったのですがサッパリで右岸側に戻り、1匹掛かったのみで18時に納竿としました。

納竿間際に他の釣り人から「どうですか?」と尋ねられましたが、その方は全くのボウズですと嘆いておられました。流心にも砂が入っていたので、瀬が悪くなってしまったみたいです。


本日の釣果

三日市鉄橋では、少しは狙い通りに辺地で掛かったのですが、釣り残しというよりは良いアカが付いていたので鮎が喰んでいたといった感じでした。竿を畳んでいる時には、上みで釣っていた人が川の中から辺地狙いで1匹掛けられましたが、深い所はアカ腐れが進んで鮎が付かない様です。浅いポイントの方が掛かる可能性が高い気がしました。これだけ渇水になると、トホホを通り越してしまっています。(^^;) ひと雨欲しいです。

それと今日もまた粘り過ぎてしまったのですが、弱ったオトリでもそこそこ泳がせることは出来ているみたいなので、サーッと探ってダメだと思ったら早めに場所変えする癖を付けた方が良いと実感しました。

28日に八幡インター付近を通りかかったのですが、吉田川の町裏や漁協前のポイントは釣り人が少なく、27日はこちらまで足を伸ばせば良かったかもしれないと思いました。町裏では歩くと鮎が逃げ回るくらいでしたので、魚影が濃ければそれだけ釣り易いのではと思います。


座礁中のラフティングボート

これが今日、おじゃま虫だったラフティングボートです。川幅が広いか、通過するたびに上手い具合に鮎が走って掛かれば(笑い)問題無いのですが、ほとんど竿先ぐらいを何十艘も通過するのでは困り者でした。ボートに乗っている人たちは挨拶して行くので苦笑いするしかありません。(^^;) 写真は瀬の大岩に座礁したので、みんなで揺さぶって離礁しようとしているところです。結局はリーダーが下りてボートを押して離礁しましたが、揺さぶるというテクニックは意外でした。




日付平成12年8月27日(日)
場所漁協郡上漁協
河川長良川
ポイント郡上郡美並村 三日市鉄橋付近 / 相戸美並橋上流
時間10:00-14:30 / 15:30-18:00 (7.0時間)
水況水位−30センチ
水温23.0℃(10:00)、24.3℃(12:00)、24.9℃(14:00) / 25.0℃(16:00)
にごり無し
アカ付きアカ腐れ
天気晴れ
釣果匹数3匹
サイズ15-20センチ(最大85グラム)
総重量150グラム
平均17センチ
1匹目135分
ペース0.43匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技T中硬々95MG
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸北越エース超極細 4メートル つまみ糸04 30センチ
将鱗あゆ競技02 3メートル つまみ糸04 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6.5ミリ
ハナカンハリス ナイロン1号 (15センチ固定)
掛け鈎がまかつ新改良トンボ7.5号 3本錨 ハリス1号
がまキツネ7.5号 3本錨 ハリス1号
オモリ・背鈎スライド背鈎
オトリ天然1匹(@700円)、養殖1匹(@500円)

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2000-08-27 (2000-08-29)