平成12年釣行記(6月16日)

吉田川町裏駐車場前

今日は今シーズン最初の郡上への釣行です。解禁が好調だったので、爆釣を期待して出掛けました。後から来られるNさんと吉田川町裏で待ち合わせです。10時少し過ぎに到着したのですが、既に来て竿出ししておられました。

パッと見たところ、やや減水状態で、岸の水溜まりには青海苔が生えています。Nさんがオトリ屋さんから聞いた情報によると、前日の午後から急に減水して掛かりが止まってしまい、今日は朝からサッパリだそうです。他の人もほとんど竿が立っていないので他でやることにして、Nさんが年券を交換してくる間に少しだけ竿出ししてみることにしました。


町裏で実際に竿を出したポイント

駐車場から少し降り、写真の所へ入りました。10時40分のスタートで水温は20℃。まずは天然君に登場してもらい、送り出してしばらくするとダンッというアタリ。さすが天然パワーと思って竿を立てるとどうしたことかオトリしか付いていません。引き寄せて点検すると、ハナカンハリスから切れていました。(T_T)

その後30分ほど探ったのですが、泳ぎが60点ほどの泳ぎでは掛かりそうも無いので次のポイントへ向かいました。ここではすぐ上みの人が1匹掛けたのを見ました。


釜淵橋下流

国道を走ると川相の変化にビックリ。(@_@) 庄川の御母衣ダムの放水口のような地形になっています。聞いてはいたのですが、実際に見て驚きを新たにしました。→参考ページはこちら

どこも一本瀬になっているか砂で埋まってしまっていますので、とりあえず釜淵橋下流、栗巣川の出会い付近に入ることにしました。


釜淵橋下流で実際に竿を出したポイント

川に降り立ってみると石が曇っていて、見たところ鮎は薄そうです。おまけに大石ゴロゴロで歩き難いこと。11時45分のスタートで水温は21℃。まずは浅めの溝狙いで、天然君を送り出しました。少しずつ上みに遡りながら流れを横切って行きます。80点は出せる泳ぎで、スパッと掛かりそうなのですが全然来ません。石の裏のたるみや、絞り込みの頭も狙ってみましたが全然ダメです。そのうち対岸の人が掛けましたが、岸寄りの浅い所でした。しばらくして少し下もの人も掛けたのですが、これも手前の辺地です。これは溝では掛からないと見て、浅い所を探して降りました。しかし、まあまあの所は既に塞がっています。空いている所は砂ばかりか、根掛かりしそうな岩盤です。それでも適当な石がある岩盤でやってみました。

13時頃Nさんが降って来られ、上みでは小さいのが2匹掛かっただけとのこと。Nさんは近くで再スタートして間もなく、スナクジ(カマツカ)を掛けて意気消沈。自宅までは帰りの時間がかかるので、戻りつつ下もの美並でやると移動されました。その後しばらく探っていたものの結局掛けることは出来ず、私も場所移動することにしました。


和合橋下流

国道から見た時にゴロタ石の瀬になっていたのを思い出し、和合橋下流へ行ってみました。ゴロタ石の所はあいにく泥かぶりが多く期待できませんが、真ん中の溝の周りはザラ瀬になっていていけそうです。試しにやってみることにしました。


良く掛かった掘れ込み

14時半のスタートで水温は23℃。真夏並みの水温です。養太君を強引に流れを横切らせて、溝の向こう側のかけ上がりを狙います。そうこうしていると『長良川釣り日記』のYさんから携帯が鳴り、そちらはどうかとのお尋ねです。「朝から全然」と伝えると、「町裏で掛かりそうだから、こっちに来たら」とのお誘いでしたので「ここでも掛かりそうに無かったらお邪魔します」と返事しました。

電話が呼び水になったのか携帯を仕舞って間もなく待望のアタリです。身切れしない様に、風に煽られる竿を押さえながら慎重にGet。ようやく本日の1匹目です。その後、溝の手前や向こう側のかけ上がりで数匹が調子良く掛かったのですが、アタリが遠のいたのでポイント移動。付近の瀬の棚や、瀬落ちも探ったのですが全然掛からず。17時頃に2匹追加して18時に納竿としました。(写真に写っている溝の周りが良かったのですが、この溝の幅は2メートルそこそこでも、深い所では1.2メートルほどあります。青く見える所は厳重注意です。)


本日の釣果

爆釣はおろか、1匹掛けるまでに難儀しました。狙うポイントを誤った結果、全然掛からなかったのですが、他の人の掛かり具合を見ても今日はザラ瀬が良かった様です。しかし今の長良川は工事で掘り返しているので、適当なザラ瀬を見つけるのは難しいです。

また、養太君ではなかなか掛からなくても天然ではすぐに掛かるので、1匹目をいかに掛けるかが鍵になっていると思います。今日はアタリでハナカンハリスが切れてしまったのですが、少し奮発して天然オトリを用意するのは手っ取り早い方法だと思います。特に解禁日は、よそで買って運んでも天然を使う方が良いのではと思います。他の釣り人が、野鮎を釣るよりも『エビを釣る』のを見かける方が多かった感じの1日でした。(笑い)

美並へ向かったNさんですが、帰宅後電話で話したところによると粥川の出会い付近で3匹だったそうです。川が渡れるくらいに減水していて、対岸の岩場でやっていた人はポツポツ掛けていたということです。右岸か左岸か聞いたのですが、忘れてしまいました。(^^ゞ Yさん、ありがとうございましたandスミマセン。m(__)m


帰宅後、『長良川釣り日記』のページにアクセスすると15日には町裏で爆釣したことが書かれていました。おまけにご親切にもメールまで下さっていたのに、慌ただしく出掛けたのでメールチェックもしませんでした。せっかくの情報が効果を発揮できなかったということで反省です。(^^ゞ



日付平成12年6月16日(金)
場所漁協郡上漁協(年券10,000円)
河川吉田川 / 長良川
ポイント吉田川:町裏 / 長良川:釜淵橋下流、和合橋下流
時間町裏(10:40-11:10)、釜淵橋下流(11:45-13:45)、和合橋下流(14:30-18:00) (6時間)
水況水位吉田川、長良川共に−15センチ
水温町裏:20.0℃(10:40)、釜淵橋下流:21.0℃(11:45)、和合橋下流:23.0℃(14:30)、23.2℃(16:00)
にごり吉田川、長良川共に無し
アカ付き吉田川:良好、長良川:やや古い
天気晴れ
釣果匹数8匹
サイズ13-18センチ
総重量350グラム
平均16センチ
1匹目180分
ペース1.33匹/時間
仕掛け竿Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技015 3メートル つまみ糸025 30センチ
同0175 3メートル つまみ糸025 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン06 13センチ固定
掛け鈎がまキツネ8号 3本錨 ハリス1.2号
がまかつ新改良トンボ7.5号 3本錨 ハリス1号
オモリ・背鈎ごくらく背鈎15ミリ
オトリ天然1匹、養殖1匹(天然700円、養殖500円)

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2000-06-17