平成16年釣行記(7月1日)

長良はアカが無いので期待薄。巴川が釣れているらしく、小寺名人が80数匹釣ったと掲示板への書き込みもあって、思い切って出掛けることにしました。

自宅を6時半頃に出発。猿投グリーンロード経由で足助新橋に着いたのは9時前でした。初めて見る巴川は美濃地方の川に例えると武儀川に毛が生えたような川相の印象。しかし橋の上から覗くとトロ場の大石には結構な数の鮎が付いています。これなら場所を上手く選べば良い釣果が期待できそうだと思いました。

まずは上流を見に行きましたが、“香嵐渓”と書いてある付近からは水深も無くて、とても竿を出す気になれずにパス。戻って警察署付近で様子を見ると、あちこちでポツリポツリと掛かっていますが型は小さく13、4センチ。「ここまで来てあの大きさでは...。」と思案してしまいました。同じ様に川見をしていた人に尋ねると下流の方が良いとの話でしたので、それではと車を走らせました。


雲晴橋下流、巴水荘付近

車を止められそうな所を探しながらいくつかのポイントを見て回り、雲晴橋下流に良さそうなポイントを見つけました。釣り人は5人ほど。見ているとボツボツ掛かっているうえに型もマズマズ。オトリと日釣り券を購入して準備しました。

場所は雲晴橋下流約500メートル、”巴水荘“(だったと思う)料理屋らしい建物付近でした。


最初に掛かったポイント

トロ場の大石に良く付いているので狙ってみましたが、養太君は上みには遡るものの思った様に沖へは出て行きません。そうこうしている内にゴミに引っ掛かり、取りに入ったのでポイントを潰してしまいました。それでは瀬狙いとターボに替え、めぼしいポイントを探っていきます。画像のたるみでユラユラさせていると追われた気配がありましたが掛からず。下もへ移動させようと、軽く吊り上げて流すと偶然にも掛かりました。

開始25分で1匹目です。これで続けば良いのですが、期待外れ。その後はサッパリ。歩くとちらほら走るので、居るには居るのですが釣れません。下もの辺地寄りをベタ竿で釣っている人はコンスタントに釣っているので、似たような感じのポイントを狙ってみますが全然ダメ。行ったり来たりしてトロ場でなんとか1匹追加しました。他にも良いポイントはあるだろうと、場所変えする事にしました。


穂積橋付近

巴川漁協<http://www.geocities.co.jp/Outdoors/8329/>のサイトにあるマップを参考に下流へ向かいますが、竹薮だらけで道路からは川がほとんど覗けません。松平橋付近に良さそうなポイントを見つけたものの、橋の改修工事をしていて危険そうなのでパス。竿出ししてる人も多かったので、画像の穂積橋まで戻る事にしました。


穂積橋上流

右岸側に入りたいのですが、釣り人が多くて無理。仕方無しに左岸側から竿出ししましたが、手前の方へ流れが来ているので思った様に沖へ出て行ってくれません。しばらくすると右岸側が空いてきたので、川通しして移動しました。


やっと掛かった大石周り

さあこれからとオトリを出します。スーッと泳いで行ったので、バシッと掛かって欲しいのですが一向にアタリ無し。対岸の岸寄りにある大石付近を泳がせても全然ダメ。移動させるつもりで画像右寄りにある大石の向こう側を、軽く吊り上げて下もへ送ると待望のアタリ。慎重に引き抜きGetしました。

開始50分。もう1匹取れないかと付近を泳がせましたが掛からず。その後、対岸の大石を狙ったのですが、ゴミに引っ掛かったらしくてロスト。切りが良いところで納竿としました。ここでは1匹掛けの1匹ロストでゼロ。本日の釣果は2匹。


本日の釣果

巴川は正直なところ難しい川の印象でした。大石には結構な数の鮎が付いているので、魚影は濃いと思います。ただ海岸の砂と同じくらいに細かく、雲母もかなり混じった砂ですので底の方には鮎は居ず、掛かるのは側面か上面に限られる様です。ですので普段のように底を這わせても全然掛からず、吊り上げて流した時に掛かったのだと思います。石の側面や上面を狙って釣ることを意識して釣ったことは無かったので、今後の研究課題です。今日は遠くまで出掛けたのにトホホな釣果になってしまいましたが、釣れなくても良い勉強になりました。

あとは岸に竹薮が多く、道路から川の様子がほとんど見えないのでポイントを探すのに難儀しましたが、道路から遠い川はいくらでもあるのでこれは巴川に限ったことではないですね(笑い)。




日付平成16年7月1日(木曜日)
場所漁協巴川漁協(日釣り券2,000円)
河川巴川
ポイント雲晴橋下流(巴水荘付近) / 穂積橋付近
時間10:30-13:45 / 15:00-16:15 (4.50時間)
水況水位やや低い
水温21.9℃(13:30)、22.8℃(12:00)、23.9℃(13:45) / 24.6℃(16:15)
にごり無し
アカ付き普通
天気晴れ
釣果匹数2匹
サイズ17センチ
総重量未計測
平均17センチ
1匹目25分 / 50分 (通算 25分)
ペース0.44匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV パワー穂先
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技0175 3メートル つまみ糸025 30センチ
/ ターボV007 4メートル つまみ糸03 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス フロロカーボン06号 (13センチ固定)
掛け鈎がまかつ がまキツネ7.5号3本錨 タフロン1号
がまかつ 新改良トンボ7.5号3本錨 TDラインスピニング1号
オモリ・背鈎ごくらく背鈎18ミリ
オトリ養殖2匹(1,000円)

本日の反省

新しいポイント
初めての川、巴川に釣行した。
オトリ操作 (ゼロオバセ)
ゆっくり泳がせる様には心掛けた。
時間配分 (納竿時刻)
1つ目のポイントでは少々粘りすぎた。
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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2004-07-18