平成14年釣行記(9月4日)

今日は郡上へ行こうかと思っていたのですが、津保川をのぞくと水が淀んでいますがまあまあの感じ。それならと今川に行ってみると、かなり渇水していますが至る所に走り鮎だらけ。水温も高くて攻め難そうですが竿出しすることにしました。


今川専用区

以前に温度馴致で失敗したので今日は念入りにしました。ポイントへ近づいて気が付いたのですが、縄張りを持っている感じの鮎は少なくてほとんどが走り回っているだけみたいです。それでも数が多いのですぐに掛かるだろうと思ったのですがそうはいかず、たるみでユラユラ泳がせていたオトリにどこからか走って来て掛かったのは15分後でした。

オトリが変わってよしよしと思ったのも束の間、どういう訳かひと泳ぎでヨタヨタになってしまいました。控えの養太君を出しましたがサッパリ追いません。上みも遥か堰堤まで見に行きましたがやるところ無し。戻って1匹追加しましたが、諦めて場所変えしました。ここでは2匹。

ここは浅いうえに石が水面に出ているので攻め難いですが、水温が上昇する前朝早くから午前中なら掛かるかもしれません。魚影は濃いので少し水が出たときはチャンスでしょう。水位は一応マイナス30センチとしましたが、これだけ下がっては見当がつきません。


岐関大橋専用区

今川を上がる時に川巡りの人が来たのでどこが釣れていますかと尋ねると、本流の高圧線の下とのこと。それで岐関大橋のポイントへ向かいました。ぱっと見、写真の平瀬が良さそうに見えたのですが良いのは辺地の一部だけで全体に緑石っぽい感じ。瀬頭にはソジが打ってあるので期待できません。下もへ移ってトロ場を泳がせてみましたが手応え無し。目ぼしいポイントを探ってみますが全然でした。


掛かった早瀬

オトリも弱ってきたので、下もの早瀬に向かいました。石が小さいうえにここも緑石。それでも底が黒そうな部分を探ります。暫くして掛かり、ダーッと対岸へ走ったので良い型かと思ったのですが小型でした。やっとここでの1匹目。次は間もなく掛かり、オトリギリギリぐらいの大きさ。下もから上みまでオモリ付けで探りましたがそれっきりでした。

ビリでも一応元気なオトリに変わったので、トロ場の辺地にある良さそうなポイントを再度攻めてみましたが2度ほど追われたのみで掛からず。薄暗くなるまで粘りましたが、18時過ぎに納竿としました。ここでは2匹で本日の釣果は4匹。


本日の釣果

今川は鮎だらけなのですが思ったほどは掛かりませんでした。おまけに正午頃から鮎の姿が減り始め、13時を回る頃にはめっきり少なくなってしまいました。これが土用隠れと言うものでしょうか、始めて見る現象でした。

また岐関大橋下流の早瀬で掛かったのはビリでしたが、掛かり方は良い感じでした。先日師匠が、「瀬はオモリを付けて引いた方がよく掛かるよ。」と言っていました。渇水なので泳がせた方がいいと思っていたのですが、「泳がせると石の間の深みとか、どうしても楽なところを通る。オモリで引くと浮き気味になって石の頭を通ったり、普通では行き難いコースを通るのでよく掛かる。」とのこと。正直なところ、そんなものかなぁぐらいに思っていただけですが、今日は奇しくもオモリを使ってみてなるほどと実感されました。いつもながら師匠の技には驚かされます。




日付平成14年9月4日(水曜日)
場所漁協長良川中央漁協
河川今川 / 長良川
ポイント専用区 / 岐関大橋下流
時間11:10-13:50 / 14:30-18:15 (6.42時間)
水況水位−30センチ / −30センチ
水温27.1℃(11:10)、28.0℃(13:50) / 26.7℃(14:30)、26.0℃(18:15)
にごり無し
アカ付き付き過ぎ / 緑石
天気晴れ
釣果匹数4匹
サイズ13.5−22センチ
総重量195グラム
平均18センチ
1匹目15分 / 100分 (通算 15分)
ペース0.62匹/時間
仕掛け竿Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技025 3メートル つまみ糸03 30センチ
/テクミー014 3メートル つまみ糸04 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6.5ミリ
ハナカンハリス ナイロン1号 (18センチ固定)
掛け鈎がまかつ 管付チラシ矢島7.5&8号 2本ヤナギ ハリス2号
がまかつ 新改良トンボ8号3本錨 ハリス1.2号
オモリ・背鈎ごくらく背鈎18ミリ、オモリ0.8〜1.5号
オトリ養殖2匹(@400円)

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2002-09-05