７月の増水で郡上の各ポイントは川相がかなり変化した。全体的に砂が入り込んで悪化し、ほとんど石が埋まってしまったポイントもあった。増水以後、「釣れない」「鮎が居ない(魚影が薄いの意)」の声がよく聞かれ、鮎が流されて魚影が薄くなったことに加え川底が悪化したため釣れなくなってしまったと思う。

中央について上旬は、渇水で釣果は冴えなかったが中旬頃に雷雨や台風で降雨があり、引水と共に掛かるようになった。数は出なかったが平均して良型が掛かっていた。下旬はまた減水で釣り辛い日が続いた。下渡橋上流はマズマズ釣れていて、オトリが変わった人でいい人は１０匹ぐらいは掛けていた。郡上の釣り人が下もへ降って来たこともあって、どこのポイントもかなりの賑わいを見せた。

８月中の総釣果は３５匹で日平均釣果は4.38匹、時間当たりは0.92匹と寂しい結果でした。釣れないにしても時間１匹以下とは全くトホホです。気のせいかもしれませんが、下見結果と竿出し結果をやりだしてから釣果が落ちたように思います。しかし１匹目を掛けるのに要した時間は短くなっているように思う(集計していないので不確実)ので、あながち下見が悪いとは思えません。ただ結果にこだわって粘り過ぎたり、逆にそこそこ釣れるポイントをダメと見誤って竿出ししないといったことが少なからず有ったと思われます。それに“ポイントが無い”“魚影が薄い”という想念のために、釣れない結果を導いているような気もしています。

シーズン釣果の目標は３５０匹でしたが、８月末で１８０匹ではとても達成できませんので２５０匹に下方修正します。１０月も少しやるとして竿出し１０日で７０匹ですが、状況が状況だけにどうなることやら・・・。