このところ、冴えない釣果が続いていてどこにしようか迷います。下見をして、まずは津保川に入るつもりでしたが今川を覗くと全面ハミ跡だらけに見えます。渇水時には流れが切れていたのでダメだと思ったのですが、以外にも残っている様子。急遽、今川に入ることにしました。
釣り人は一人。下も手から回り、いちばん良さそうな瀬尻の棚から始めました。オトリがジワジワ流れを横切って行きます。一発泳ぎでこの状況で掛からないのはおかしいと思っていると、掘れ込みに入った途端にスコーン!来ました、見込み通りです。型が良さそうなので寄せて取り込むと20センチ級。ナイロンの0175で出たのですが一発目からこれでは危険です。テクミーの014に張り替え、ハナカン周りもひとまわり大きいのに交換しました。
しばらくだんまりの後パタパタと2匹。居るらしいのですが、掛かるのは全部顔周りか腹で追いは悪い感じ。ヤナギにして下もの浅トロも探ってみすが掛かりません。やはり瀬尻が良いのかと戻って3連チャン。「よっしゃ、これで入れ掛かりか」と思ったのですが、対岸の釣り人が根掛かり外しに入ってパーでした。
仕方なしに移動し、上みの瀬や堰堤付近も探ったのですが1匹追加したのみ。戻って先ほど掛からなかったポイントを軽く探って場所変えしました。ここでは7匹。
竿出しするときは明るく見えていた底石も、上がる時には黒っぽくなっていました。12時頃でアタリが止まったのですが、水温の上昇で追いが更に悪くなったようです。結果から見ると粘り過ぎ。13時ぐらいで移動すべきでした。先行の釣り人は正午過ぎに上がられましたが、見ていた限りでは竿は曲がっていませんでした。
掛かり鮎を持っているので、場所変えの下見は手短にする必要があります。少し見て周り、結局実績のある下渡橋上み右岸側へノーチェックで入ることにしました。
オトリは弱り気味でしたが何とか回復。瀬脇から探りますがアタリ無し。対岸の釣り人は瀬の白波でポツポツ掛けています。白波が良いらしいので真似して、似た様なポイントへ送るとやっと掛かりました。しばらくして次が掛かりましたがそれっきり。17時頃雨が降り出したので納竿しようと師匠に電話すると「もう止めるの」とか。30分延長して納竿間際に良型が掛かり、3匹で終了しました。
久々に二桁に持ち込み、やっと溜飲が下がりました。平均して型も良かったのでピースピースです。下渡橋上流では他の釣り人も、型はやや小振りながら瀬の白波では割りと掛かっていました。帰りに寄ったみの淡水魚さんではこのところ入荷は順調。お一人に付き1つか2つは特(100グラム級、約22センチ以上)が居るそうで、平均して型は良いとの事でした。中央は良く釣れているようです。
それと今日驚いたのは、師匠のポイントを見極める目です。今川に居る時に電話が入ったのですが、「よう釣れたね。今朝タイツを履いて見て回ったけどほんとの芯しか喰んどらんし、喰んでいると言ってもいまイチ曇っている。やるまでも無いなと思った。」とのこと。確かに掛かるのは掘れ込んだ一番良い所だけで、全部口や顔周りに腹で追いは悪い。師匠の見立てと竿出しの実釣結果がぴったり一致しているのには驚きと共に、さすが釣る人は違うと感銘を新たにしました。私と言えば全面ハミ跡と喜んで入った訳ですが、それはただ泥を被っていなかっただけで本当に喰んでいるのは掘れ込みや石裏の一部だけでした。お恥ずかしいので下見の結果を修正して載せようかとも思ったのですが正直に載せることにして、自分の思い違いと経験不足を反省しました。
ハミ跡ですが、アカが付き過ぎとか石が真っ黒の時は明るく見える所。泥被りやアカ腐れの時は薄暗く見える所。また、石の頭を喰んでいる部分は明るく見え、掘れ込みの底を喰んでいる部分は薄暗く見える。これが自分としての判断の基準でしたが、全面明るく見える時は本当に喰んでいるのかどうかも曇り具合と共に確かめる必要があるようです。今日は自分の川見の稚拙さに直面して少々ショックでしたが、石の配列と波立ちで竿出ししていた頃を思えば相当に役立っているので、もっと上達したいです。
日付 | 平成14年8月23日(金曜日) | |
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場所 | 漁協 | 長良川中央漁協 |
河川 | 今川 / 長良川 | |
ポイント | 専用区 / 下渡橋上流 | |
時間 | 10:10-14:25 / 16:00-17:30 (5.75時間) | |
水況 | 水位 | −20センチ / −10センチ |
水温 | 21.0℃(10:10)、21.2℃(12:15)、21.9℃(14:25) / 21.0℃(16:00、17:30) | |
にごり | 無し / 無し | |
アカ付き | 普通 / 付き過ぎ | |
天気 | 曇り一時雨 | |
釣果 | 匹数 | 10匹 |
サイズ | 17−22.5センチ | |
総重量 | 未計測 | |
平均 | 20センチ | |
1匹目 | 5分 / 30分 (通算 5分) | |
ペース | 1.73匹/時間 | |
仕掛け | 竿 | Daiwa VS銀影競技F中硬95MVパワー穂先 / Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV |
空中糸 | ナイロン08 ダブル&シングル遊動式 | |
水中糸 | テクミー014 3メートル つまみ糸03 30センチ / テクミー008 3メートル つまみ糸025 30センチ | |
ハナカン周り | 自作泳がせハナカン6.5ミリ ハナカンハリス ナイロン1号 18センチ固定) |
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掛け鈎 | カツイチV5 7.5号3本錨 ハリス1号 | |
がまかつ 新改良トンボ8号3本錨 ハリス1.2号 | ||
オモリ・背鈎 | ごくらく背鈎18ミリ | |
オトリ | 養殖2匹(@400円) |