平成14年釣行記(8月2日)

今日は久々の郡上です。水位は意外に低くなっているのですが、どこもかしこも泥被りでびっくり。先シーズン(平成13年)の解禁もひどかったのですが、それでもまだ先シーズンは良さそうな場所も見られました。さすがに今度の増水では鮎が流されたのでしょう、ほとんどハミ跡がありません。おまけに砂で川相はかなり悪化しています。いくつかポイントを見て回り、まずは西河橋下流に入ることにしました。


西河橋下流(狙った飛び石)

橋の上からのぞくと、直下のトロ場にはビリ鮎がウジャウジャ居ます。いくつかの群れになっているのですが、100匹は居るでしょう。周りに障害物が無いので、私の腕では直接狙うのは困難です。トロ場が開いて左岸の飛び石に流れていて、ハミ跡もまあまああったのでここを攻めることにしました。


少しは釣れた辺地

オトリを送り出すと石裏で止まってしまい、向こうへ行ってくれません。仕方なく張らず緩めずでいると目印が流れ、掛かりました。開始5分。見込み通りで、型も16センチとこれも予想通りです。これならいけそうと思ったのですが次はなかなか。少し上みの石並びでやっと掛かりました。探りながら登り、ポツリポツリの掛かりは2時間で5匹。30分延長して少し下もも探ってみましたが掛からず、場所変えしました。ここでは5匹。

このポイントは思ったよりも飛び石がまばらなうえに、底が軟らかいので野鮎はあまり付いていませんでした。橋の下の群れ鮎も狙ってみればよかったのですが忘れてしまっていて、飛び石の先頭まで行って戻ってしまいました。釣れそうなポイントを確認しておきながら、忘れてしまって攻めずに上がる。時々やるミスです。(^^;)


道満の瀬

ここ道満は下見で、専用区上限左岸の辺地が良さそうと見込みをつけていました。幸い誰も入っていません。瀬を渡ろうとしたのですがかなり深くなっていて危険な感じ。下もまで回って川通ししました。


掛かった瀬頭

ほかは泥被りですが、この辺りは割りと艶々しています。オトリを送り出し、5メートルも行けばスコーンと来て欲しいのですが期待外れ。狙い場所が無いので泳がせて探るしかないのですが、オトリが弱くてままなりません。しばらくして諦め、早瀬に移動しました。

瀬頭は流れが速そうに見えるのですが、水深がそれほどでもないのか割と落ち着きます。ジワジワと引いていると目印が走り、掛かりました。抜く時に手前に落ち、水中糸がタモの枠に当たったのであわやセットバラシかと思ったのですがセーフ。なんとか取り込みました。掛かり鮎は尻ビレが少し切れてやや口曲がり。攻め込まれている感じです。次は入れてすぐ掛かり、同サイズ。「ほとんど泥被りに見えるが野鮎は多いのか?」これはいけるかもと思ったのですがそれっきりでした。その後、下ものトロ瀬も探ってみましたが掛からず18時45分に納竿としました。ここでは2匹掛けたのですが、養太君に脱走されマイナス1匹の釣果は1匹。本日は全部で6匹でした。


本日の釣果

今日も釣果は一桁ではありましたが、少しは見込みが当たってまあまあの気持ちです。西河橋では同じポイントを4回も5回も泳がせて探ったので、もっとさっさと移動してよかったかもしれません。

それにしても鮎が流されたのはともかくとして、砂で川底が悪くなったのは心外でした。突然釣れだすこともありますし、釣れるポイントも有るとは思いますが魚影は極端に薄いようですので、ひょっとすると今シーズンの郡上の大和は終わりかもしれません。和合橋の上に砂が溜まっていたり、神路付近の国道脇のフェンスには、路面より70センチぐらいのところにゴミが引っ掛かっていたりしてビックリすると共に、いかに増水したかがよく分かりました。


今日、オトリ屋さんに入った時にはいつものように「釣れてますか?」と聞いてしまいました。ご主人はちょっとムッとした様子で「釣れんなぁ。鮎はおるんやろか」と言っていましたが、釣れていないのは川を見て分かってはいました。釣り客の減少でオトリ屋さんにとっては憂慮する事態でしょうから、適切な尋ね文句を思いつかなかったとはいえ悪いことを聞いてしまったなぁと反省しています。後から適当な言葉を探したのですが、この場合は「どうですか?」が良かったのではと思っています。(^^ゞ



日付平成14年8月2日(金曜日)
場所漁協郡上漁協
河川長良川
ポイント西河橋下流 / 道満
時間13:30-16:00 / 16:45-18:45 (4.50時間)
水況水位−20センチ
水温22.0℃(13:30)、23.8℃(16:00) / 23.0℃(16:45、18:45)
にごり無し
アカ付き付き過ぎ
天気曇り
釣果匹数6匹
サイズ11.5−17.5センチ
総重量220グラム
平均15.5センチ
1匹目5分 / 30分 (通算 5分)
ペース1.33匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV パワー穂先
空中糸ナイロン06 / 08 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技015 3メートル つまみ糸025 30センチ
テクミー009 3メートル つまみ糸03 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン08 (15センチ固定)
掛け鈎がまかつ 新改良トンボ7号3本錨 ハリス0.8号
がまかつ 新改良トンボ7.5号3本錨 ハリス1号
オモリ・背鈎ごくらく背鈎18ミリ
オトリ養殖2匹(@500円)

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2002-08-03 (2002-08-04)