釣果 | 釣行日数 | 実釣時間 | 日平均実釣時間 | 時間当たり釣果 | 1日当たり釣果 | |
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7月 | 55匹 | 9日 | 41.50時間 | 4時間37分 | 1.33匹/時間 | 6.11匹/日 |
5月6月 | 90匹 | 11日 | 52.83時間 | 4時間48分 | 1.70匹/時間 | 8.18匹/日 |
通年 | 145匹 | 20日 | 94.33時間 | 4時間43分 | 1.54匹/時間 | 7.25匹/日 |
7月に入って多少の降雨があり、曇りが続いたこともあって水況そのものはやや持ち直した。反面、どういう訳か鮎の掛かりは悪くなって、週末でも釣り場は閑散としていた。新聞には15匹前後の釣果でよく出ていた。10日には警戒水位を大きく超える5メートルほどの出水があって、水が引ききらないうちに16日には、また4メートルほど増水した。16日の降雨は飛騨地方の河川でも増水し、萩原町では一時警戒水位を超えたほどであった。その後長良川筋では減水するのが遅いうえにアカ付きも遅く、釣りにならない日が長く続いた。津保川は回復が早く、結構賑わいを見せた。長良本流は増水の影響で鮎が流されたという話もあるので、今後の状況が心配される。
7月中の総釣果は55匹で、日平均釣果は6.11匹/日であった。シーズンを通して高水が続いた平成11年の7月とほとんど同じ成績であった。上旬は割りと良いペースであったし、例年7月は好調なので今月はと期待したのだが中旬以後は増水の影響で釣果が伸び悩んだ。と言うよりも釣れなかった。竿出しできてもアカが無いポイントが多く、場所探しに難儀した。
テーマの『場所』については、ポイントを探るのに適当なペースがつかめた。80点ぐらいの泳ぎでは大体、イメージ的に3回泳がせれば掛かる時は掛かる様なので、何回も探らずにポイント移動した。結果的に場所全体を広く釣り歩けるようになった。また、途中での時間の区切りを設けたので、場所変えの判断が迅速になったが、場所を変えるにも良い場所を見つけられない状況で、効果の程は不明である。
ポイントの見込み具合の精度を高める目的で、下見の結果を竿出しした結果でフィードバックするやり方を始めた。効果は現れていないが、積算時間に対する掛かり具合は概ね野鮎の密度に比例しているように思える。竿出し結果の釣果が冴えないので、面白い事実は今のところ見つかっていない。
オトリ操作については、状況に不適切な操作をやっているように思えることがあった。泳がせた方が良いのにターボを使って細過ぎたり、逆に増水で沈めて待った方が良いのにナイロンで泳がせてしまったりした。対策として何匹か釣ったら「止めか泳がせか」と自問してみて、それで水中糸は適切かどうかを確認するようにした。