平成14年釣行記(7月24日)

本流の水位も竿出し可能なレベルまで下がってきたので、今日は大和か白鳥辺りへと思っていたのですが、下流部の長良はアカが無く真っ白。たぶん上流も似た様なものだと思い、まずは津保川へ向かいました。


美濃かしわ前より下流方向

今日の下白金の釣り人は25人。平日にしては人が入っています。やはり他がダメなので集中するのでしょう。アカ付きは充分ですし、混み具合も問題ないのですが水温が高くなるのが気になります。いけそうな感じですし、書く以上実際に釣れなくてはお話になりませんのでやってみることにしました。


最初に掛かった瀬落ち

まずは右岸の辺地狙いに行きましたが見立てと異なり、砂が多く曇り石。流心脇に少し明るそうな石があったので探ってみましたが掛かりませんでした。上みへ登って瀬肩から流心へと探って行き、やっと来たと思ったら口掛かりでバラシ。瀬頭を横切りながら探ってもダメ。オトリもバテてきたので写真の瀬落ちに移動。ベタ目印で掛けることが出来て、やった!と思ったのも束の間、水中のゴミに引っ掛かってバレてしまいました。さすがにトホホ、ツいていません。気を取り直して、13時半までやって掛からなければ場所変えすることにしました。

オトリを替えて送り出すと一発。やれやれ、なんとかオトリが換わりました。程なく付近で1匹掛かったのみで、後はサッパリ。口掛かりをバラした付近を探って1匹掛け、食事に上がりました。第1部は3匹。


夕方掛かった瀬肩

食事の後は上流のトロ瀬からスタートです。上から見ると黒い底でも明るく見えるので良さそうですが、辺地まで探っても全然ダメ。ここで竿出ししておられた方は付近では一番竿が曲がっていたので、釣りさらえ済みの様子。瀬肩まで降ってやっと掛かったのですが、第2部も1匹目は意外と遅く、厳しい感じです。その後、付近で2匹追加。今日の1匹目が掛かった瀬落ちが未だ残っているようでしたので探ると、掛かることは掛かったのですが婚姻色が出ている鮎でビックリ。これはすぐに弱ってしまいました。

オトリ継ぎが中断して難儀しましたが、釣り降って瀬落ちからの掘れ込みで一時良いペースに。しかし2連続ケラレが発生し、そこをしつこく攻めたので掛かり時を費やしてしまったようで掛かりが遠退き、18時に納竿としました。第2部は7匹の本日は合計10匹でした。

婚姻色の鮎ですが、ウグイと見まがうくらいの鮮やかなオレンジが出ていて、いくら水温が高いからといってもそんなのあり?といった感じでした。ただこの鮎、冷水病の痕があるうえに口もただれていたので、別な理由で婚姻色が出たのかもしれません。真っ黒にはなりませんでしたが不思議です。


本日の釣果

ページに書くだけではおこがましいと思っていたので、実際に入ってやってみました。7月21日の釣行記では“竿抜けを丹念に攻め”などと書きましたが右岸の辺地などはかなり見込み違いで、わたしのレベルでは実際に竿を出さなくては抜けているかどうかは分からないと言う有様でした。結果から言えば“見て回って釣れそうなポイントから竿を出し、抜けているようなら丹念に攻める“が妥当だと思います。言うは易しの大風呂敷はご無礼しました。m(__)m

今日は夕方、掘れ込みが良かったのですがサーッと泳がせても掛からず、引き戻してなるべくゆっくり泳がせるようにするとスコーンと掛かることがありました。よく釣る方は口を揃えて「オトリ任せでは数は伸びない」と言われますが、全くその通りです。またスレているという感じはせず、オトリが多少弱っていても目印が釣れそうな感じでしたら大体は掛かるようでした。しかし水温が高くてオトリが弱るのも早く掛かり難かったので、オトリ継ぎにやや難儀しました。

他の釣り人は桜橋下ものトロ場と、専用区下限の竹薮付近に集まっていました。竹薮付近は午後からめっきり人が減り、橋下のトロ場は夕方まで竿が出ていました。付近で一番掛かっていた方は午後には上がられ、良型を5,6匹といった感じでしたし、声をかけた方は朝方3本バラシで捕れたのは1匹ということでしたので、やはり水温が上がる前の午前中は良く掛かる様です。




日付平成14年7月24日(水曜日)
場所漁協長良川中央漁協
河川津保川
ポイント下白金専用区
時間11:45-14:00、14:30-18:00 (5.75時間)
水況水位平水センチ
水温26.0℃(11:45)、26.9℃(13:20)、27.0℃(14:30)、26.9℃(18:00)
にごり無し
アカ付き良好
天気晴れ
釣果匹数10匹
サイズ17−21センチ
総重量630グラム
平均19センチ
1匹目95分 / 50分 (通算 95分)
ペース1.74匹/時間
仕掛け竿Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技0175 3メートル つまみ糸03 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン08 (15センチ固定)
掛け鈎がまかつ 新改良トンボ7号3本錨 ハリス0.8号
がまかつ 新改良トンボ7.5号3本錨 ハリス1号
オモリ・背鈎ごくらく背鈎18ミリ
オトリ養殖2匹(@400円)

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2002-07-25