先日、割と調子が良かった下万場橋下流へ向かいました。少しは増水したかと思ったのですが、既に平水。ゴミの引っ掛かり方から見て30センチぐらいは高かったようでした。おまけに石は全体に曇り石。なんだか増水するたびに鮎が減っていくような気がします。釣り人は見える範囲で5人ほど。オトリを確保するぐらいは掛かるでしょうと竿出ししました。
前回、よく掛かった瀬脇のプールでは全然。目ぼしいポイントを探りながら遡ります。なかなか来ないので、オトリ操作がマズいのかと疑心暗鬼になってきました。写真の石横へオトリを引き入れるとダダダッ!やっと掛かりました。開始40分、18センチぐらいの良い型です。その後付近で小型ながら3匹追加できて、やっと余裕が出ました。
既に竿が入っているのでしょうか、掛かっても良さそうなポイントでも全く不発です。写真の深場の開きで20センチ級が来たのですが、目掛りでしたので打ち止めと見て移動しました。
少し上みの樋状になっている早瀬を渡り、県道下のトロ場を狙ってみましたが砂があるらしく掛かりません。早瀬の瀬尻では1匹来たのですが、矯めて降る時に石の穴に足を取られて転倒です。石裏の深みに頭から突っ込んだので、流されそうになりました。「バラしたらアカン」と竿は立ったまま保持します。もがきながらも、なんとか体勢を整えるとサングラスがありません。幸い掛かり鮎はバレなかったのですが、サングラスがマイナス1でトホホでした。
掛かり具合からして前回に比べて魚影は薄そうです。「下ももあるけど・・・」と少し迷ったのですが、場所変えすることにしました。この時は引き舟に6匹でした。
もっと上流まで行くつもりでしたが、車の窓から良さそうな平瀬がチラリと見えたのでのぞいてみました。釣り人は5人ほど。橋の上から見ると深場の底石は黒光りで、石を喰む鮎の姿も結構見られます。これはいけるだろうと竿出しすることにしました。
まずはタンク(鮎の補給源)の下も手ということで、深場のかけ上がりから始めました。オトリが流れを横切って行き、対岸の肩の石裏でコツンという手応え。根掛かりかと思って竿に聞いてみると一発。掛かっていて、付近で3連チャンでした。
次は荒瀬の方へ釣り降ったのですが、サッパリ来ないうえに例の如く瀬の真ん中へ行くほど底石の色が悪い感じです。最初に掛かったポイントより少し上みへ移動して、手前の石付近で掛かりました。その後は17時頃まではボツボツの掛かりでしたが掛からなくなり、17時45分に納竿としました。
結局ここでは8匹でしたが、場所変え作戦は有効でした。型から見てもっと釣れても良さそうに思いましたが流心はすっかりさらえられていて、辺地寄りは釣り残っている感じでした。今回は数は出ませんでしたが、対岸の釣り人は辺地でいくつか掛けていましたので魚影は濃い様です。今度はナイロンの泳がせで右岸側から攻めてみたいです。
今日はどちらかと言うと、泳いでいた方が良く掛かった感じでした。越佐大橋では瀬が荒そうという理由でターボを使ったのですが、後から思えば細過ぎたかなァと反省しています。やはり釣っている時には気が付き難いと思われるので今後の対応策として、何匹か釣ったら「止めか泳がせか」と自問してみて、それで水中糸は適切かどうかを確認するようにしてみます。
私の場合、ターボの005や007ではまだまだオトリを余分に引っ張ってしまっていて、オトリが元気なうちは続くのですが、長時間掛かりが止まると鼻が傷んでしまううえに早く弱らせてしまいます。ビデオで村田満さんは、渇水の長良をメタルの003で上手く釣っていますが、正直言って「凄い」と実感するこの頃です。
ところで今日の掛かり鮎ですが、18センチぐらい以上の良型は少なからず冷水病にやられているみたいで、中には岩で擦ったようなひどい潰瘍の鮎もいました。人間ですと片腕分ぐらいは有りそうな面積でしたので、かなりの重症だと思います。吉田川では冷水病が蔓延しているとの話も聞きますし本流でも治った跡がある、それらしいのが時々掛かって来ます。このところ少し増水するたびに曇り石になっているような気がして、鮎が減っているのではと心配しています。15、6センチの小型には見られず良型に多いように感じますが、なぜでしょうか?
日付 | 平成14年7月9日(火曜日) | |
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場所 | 漁協 | 郡上漁協 |
河川 | 長良川 | |
ポイント | 大和町下万場橋下流 / 白鳥町越佐(こっさ)大橋付近 | |
時間 | 10:15-13:30 / 14:45-17:45 (6.25時間) | |
水況 | 水位 | ほぼ平水 |
水温 | 19.2℃(10:15)、19.9℃(12:15)、20.0℃(13:30) / 21.0℃14:45、20.6℃(16:30)、20.0℃(17:45) | |
にごり | 無し | |
アカ付き | 普通 | |
天気 | 曇り一時雨 | |
釣果 | 匹数 | 14匹 |
サイズ | 15−20センチ | |
総重量 | 未計測 | |
平均 | 17センチ | |
1匹目 | 40分 / 5分 (通算 40分) | |
ペース | 2.24匹/時間 | |
仕掛け | 竿 | Daiwa VS銀影競技F中硬95MV パワー穂先 |
空中糸 | ナイロン08 ダブル&シングル遊動式 | |
水中糸 | テクミー009 3メートル つまみ糸03 30センチ ターボV005 3メートル つまみ糸025 30センチ |
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ハナカン周り | 自作泳がせハナカン6ミリ ハナカンハリス ナイロン08 (15センチ固定) |
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掛け鈎 | がまかつ がまキツネ7.5号3本錨 ハリス1号 | |
がまかつ 新改良トンボ8号3本錨 ハリス1.2号 | ||
オモリ・背鈎 | ごくらく背鈎18ミリ | |
オトリ | 養殖2匹@500円 |