平成14年釣行記(7月6日)

台風の影響で天候が危ぶまれたのですが、なんとかいけそうです。NZさんと白鳥でということで向かいました。まずは道の駅の裏手でと、行ってみたのですが全面アカ腐れ。トロ場も泥被りです。NZさんは先に竿出ししておられ、「偶然に掛かったみたい」で18センチほどのを1匹掛けておられましたが、私が到着したときは既に竿を畳んで場所変えの準備中でした。


白鳥町吊橋上より下流方向

降りながら場所を探しますが、渇水とアカ腐れでやる所は無し。専用区に吊橋があり、付近には車が割りと止められています。上からのぞくと深みの岩盤で鮎が喰んでいるのが見られます。まずはこの付近で竿出しすることにしました。

ここの吊橋の名前やポイントの名称を知らないので『白鳥町吊橋』と書きましたが、どこのポイントかは大体分かっていただけると思います。


最初に掛かったポイント

鮎が跳ねているトロ場があったのですが、着替えをしているうちに入られてしまい、パス。瀬肩のかけ上がりと瀬落ちを中心に目ぼしいポイントを探りながら降って行き、写真の瀬肩にオトリを引き入れると、ダダダッ!やっと来ました。抜いた時に左にそれてしまい掛かり鮎だけがタモの中へ。腹掛かりでしたので重傷かと思ったのですが意外に傷は浅く、ピチピチしています。19センチぐらいですが触ると8月の鮎の感触です。ボテッとしてなんとなく成魚放流っぽくもあり、「これが群馬産かいな」と思いつつ送り出しました。

掛かりたてなのに何となく動きが重々しく、腹掛かりとはいえ、チョッと違う感じ。飛び石は避け、石が固まっている辺りを探って行きます。大石の脇でユラユラしているとガタガタ。掛かったのですが抜いたら腹掛かりだったので思わず緩めてしまい、手前の石に当たってポチャン。バレてしまいました。その後はビリサイズが来たのみです。NZさんはサッパリということで、もっと他に良いポイントがあるだろうと場所変えしました。


大島橋付近

橋のたもとにオトリ屋があるので、賑わうのだろうと車を止めました。橋の名前は知らなかったのですが、これが大島橋でした。付近はほぼアカ腐れですが、橋の直下の落ち込みの底で鮎が喰んでいるのが見えます。ここではやったことが無かったので、竿出しすることにしました。

釣り人は5人ほど。NZさんは上みへ、私は橋のすぐ上みから始めました。左岸の掘れ込みはどうかと思ったのですが、瀬の棚に足を踏み入れると10匹ほど群れていて一斉に走りました。「なるほど、こういう所か」 すぐにでも掛かりそうに思い、付近の似た感じのポイントを探りましたが掛かりませんでした。


1匹掛かったポイント

天然が弱ってきたので養殖で探らせます。筋と筋の間のよれで待つと目印が流れました。しかしサカバリが切れただけ。またケラレです。8.5号に交換してしばらくすると口掛かりで掛かりました。その後付近を探ってみましたが追加は無く、NZさんも掛からなかったので場所変えしました。

この写真のポイントでの水深は腰までぐらいありそうに見えましたが、実際にはひざ上ぐらいしかありませんでした。水が沸いて、少し濁ったみたいになっていた様です。


釜淵橋上流

3箇所目は復活なるかと、かまぶちまで降りました。上流のトロ場を狙ったのですが釣り人は10人ほどで、ちょっと入りにくい状況です。NZさんはトロ場の開きから瀬にかけてを探っておられましたがサッパリ。私は岸寄りを中心に探り、辺地寄りのちょっと深くなった所でビリを1匹のみ。17時半に納竿としました。


本日の釣果

今日は場所変え作戦も不発。結局3箇所回って私は4匹、NZさんは1匹と相成りましたがNZさんは引き舟からオトリ缶に移すときに天然を取り逃がしてしまったので残数はゼロ。「トホホですわ」とこぼしていました。3箇所回ったうちで、白鳥の吊橋下流では少し手応えを感じました。石の頭がゴロゴロ出ている付近のたるみが狙い目のような感じです。もう1回入ってみたいです。

それにしてもいくら渇水とはいえ、どこへ行ってもアカ腐れに泥被り。今シーズンは期待出来そうに思っているのですが、これではちょっとねぇ。深みに溜まっているだけか、鮎が居るのか居ないのか?良く分からないです。人出も少ないので、釣り人が集まっている所は釣れるのではという場所選びもあるのですが、自分も釣れるという訳ではないので迷うところです。


余談ですが、水温を測ったり写真を撮ったりとよく出来るなァと不思議に思われる方もお見えの様ですので少し書いておきます。水温の計測は釣り用の水温計を引き舟に入れっ放しにしていて、適宜取り出して確認しています。写真の撮影はデジカメ(オリンパスC920 ZOOM)を専用防水ケース(同PT-03)に入れて持ち歩いていて、釣れた合間に撮影しています。水温の値や計測時刻、掛かった時刻の記録には携帯電話の発信履歴を利用しています。

例えば、1*1*200 と発信してすぐに切ると発信履歴には、 7月7日 12:15 1*1*200 と残るので、帰宅後に復号して記録しておきます。ここで 1*1*200 の意味は、1つ目のポイントのスタート(終了なら1*0)で水温は20.0℃。2つ目のポイントでの1匹目は、 222### 。実際にはつながらない番号なので通話料金はかかりませんし、自分で理解しやすいフォーマットを決めて使えばおおよそ色々な記録が出来ると思います。




日付平成14年7月6日(土曜日)
場所漁協郡上漁協
河川長良川
ポイント白鳥町吊橋下流 / 白鳥町大島橋付近 / 大和町釜淵橋上流
時間11:00-13:00 / 14:15-15:30 / 16:00-17:30 (4.75時間)
水況水位−20センチ
水温18.0℃(11:00、13:00) / 19.0℃(14:15) / 19.9℃(16:00)、19.8℃(17:30)
にごり無し / 少し / 無し
アカ付き古い / アカ腐れ / 古い
天気雨のち曇り
釣果匹数4匹
サイズ13.5−19センチ
総重量未計測
平均16センチ
1匹目40分 / 35分 / 50分 (通算 40分)
ペース0.84匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV パワー穂先
空中糸オーナープロ天上道糸0.3×4本編み ダブル&シングル遊動式
水中糸テクミー009 3メートル つまみ糸03 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン08 (15センチ固定)
掛け鈎がまかつ 新改良トンボ8号3本錨 ハリス1.2号
がまかつ G-HARDこーだ8.5号3本錨 ハリス1.5号
オモリ・背鈎ごくらく背鈎18ミリ
オトリ養殖2匹@400円

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2002-07-07