平成14年釣行記(6月18日)

立花小学校前

どうも白鳥が良い様なので、そちらへ向かいます。途中にちょっと気になったので、例の立花小学校前に立ち寄りました。釣り人は誰もいません。手前の石はアカが薄そうですが、向こう岸(左岸)側は黒っぽいうえに石も粗そうです。水位は丁度良い位なのですが誰も入っていないので判断がつかず、どうしようか迷います。ダメだったら他へ移動することにして、ここで竿出しすることにしました。


良く掛かった馬の背周り

川通しをすると、瀬肩の鏡には所々掘れ込んだ所に5匹ぐらいずつ群れて喰んでいるのが見られました。「おっ!これは良いかも。」 意外に底流れが強いので、石に足を踏ん張ってスタートします。オトリをよれに導き、落ち着かせるために少し糸を送り込みました。オトリが馴染んだかと思うとゴトゴトとアタリです。取り込むと、ややほっそりして砂利底に居る感じの鮎です。おまけに口掛かりで、状況が良いのか悪いのかよく分かりません。オトリを交換し、半信半疑で送り出しますが掛かり所が悪かったらしく弱り気味です。少し降って流れが緩くなっている深みへ導きました。スッと入って行くとダッダーン!間髪を入れず目印が吹っ飛びます。「よっしゃ!」 流れがあるのと型が良さそうなのとでなかなか抜けません。下がって竿を矯め、引き抜きGet。今度は18センチぐらいの良いアカの所の鮎でした。それからは入れ掛かりとまではいかないにしろ、馬の背やその手前の掘れ込みの掛かりそうなポイントを探るとすぐに掛かるといった感じで14時までに10匹ほど掛かりました。

掛かりが遠退いたので反対を向いて、右岸へ向かって探りますが1匹掛かったのみで続かず。上みへ登って先ほどの所を釣り返しますが、さすがに全然。今度は下もの落ち込みを探るとビリサイズながら3匹ほど掛かりました。時計を見ると16時前で、再び釣り返し。型は小さいものの、今度はボツボツの掛かりが続き18時に納竿としました。なお、今日は身切れで2匹バラしています。


本日の釣果

途中、掛かりが遠退いた時もありましたが割りと良いペースで掛かったので、今日はピースピースです。(^_^)v あとからお二人が入って来られましたが、自分の後ろ側で竿出ししておられたので調子は良く分かりませんでした。お一人は向かいへ移動されたこともありますが、根掛かりやエビがちょくちょく発生していましたので順調とはいえなかったようです。前回、ここへ入った時は他の方はバンバン掛けておられたことからすると、前日(17日)に既に竿が入っていたような感じもします。

今日の掛かるパターンは大体一定していて、オトリを送り込んで馴染んだ時かオトリを止めるために少し糸を張った時に良く掛かりました。横へ泳いで行くのはあまり効果がありませんでした。水中で見たわけではないのですが、オトリが頭を少し下げて尻尾を振っている状態が良かった様です。

話は変わりますが、何でも群馬産の鮎は不味いとか。身がパサパサしているとか見た目も不恰好(真鯉を小さくしてウロコを細かくした感じ。尾ビレと尻ビレの間がなんとなく短く、いわゆる『恵比寿鮎』みたい。色も黒っぽく、皮もこの時期にしては硬め。)だとかで、食べる方に関しては不評の様です。それが原因なのかこのところの鮎の値段は先シーズンの同期に比べ2割ほど安値です。長良川の鮎は『郡上鮎』というブランドで売れている部分もあるので見た目はともかく、食べて不味いとなるとこれは由々しき事だと思います。釣るほうは面白くて良いのですが、思わぬところに弊害発生かも。『郡上鮎』ブランドのイメージダウンにならないといいのですが・・・。




日付平成14年6月18日(火曜日)
場所漁協長良川中央漁協
河川長良川
ポイント美濃市立花 立花小学校前
時間12:30-18:00 (5.5時間)
水況水位+25→+10センチ
水温18.5℃(12:30)、19.0℃(18:00)
にごり無し
アカ付き良好
天気曇りのち晴れ
釣果匹数19匹
サイズ13−20センチ
総重量未計測
平均16.5センチ
1匹目3分
ペース3.45匹/時間
仕掛け竿Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸ターボV007 3メートル つまみ糸03 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン08 (15センチ固定)
掛け鈎がまかつ がまキツネ8号3本錨 ハリス1.2号
がまかつ 新改良トンボ8号3本錨 ハリス1.2号
オモリ・背鈎ごくらく背鈎18ミリ
オトリ養殖3匹

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2002-06-19