平成14年釣行記(6月12日)

増水してこれは良いだろうと出掛けました。長良川の堤防へ出ると水位は+20センチぐらい。濁りは強いものの引水の色です。途中、師匠から「これなら午後から入っても40は堅いな」と冷やかしの電話が入る有様。吉田川は釣れているので、自分もうまくいけば30ぐらいは釣れるかしらと思っていました。


小野橋上流

上流へ行くほど濁りは強くなる感じで、心配になってきました。竿出しはちょっとためらわれる濁りで、郡上の本流筋はガラガラ。まずは町裏を覗いたのですが、石は曇り気味で釣り人もまばらです。途中何箇所か見てみたのですが、もうひとつ。写真の場所は曇り石が少ないように思えました。見ている5分ほどの間に上みの釣り人と目の前の釣り人の竿が曲がります。どんなものかと休憩中の方にお尋ねすると「釣れん」とのこと。数人の方にお尋ねしたのですが。全員が同じお返事です。そんなことは無いだろうと良く見ると、光っている石は瀬肩のかけ上がりか馬瀬の周りの浅い所に集中していて、深みにはあまり無い感じです。なるほどと思い、まずはここで竿出しすることにしました。

上流から回り込み、写真中央の釣り人の後ろに写っている中洲から左岸に向かって竿出しです。石の粗い所を泳がせますが反応無し。降りながら探っていきますが全然です。暫くして手前の流れが空いたのでそちらへ移動。大石の間のよれで待っているとゴトゴトというアタリが出ました。しかしダンゴになっていて「ヤバイ」と思う間もなくセットバラシです。マイナス1になって増水に今シーズン5回目の釣行と、そろそろトホホの気配が濃厚。次の養太君も暫くすると根掛かり多発で様子が変です。引き戻してみるとどういうことかグロッキー状態。引き摺りまわしたわけでもないのにこれでは出せません。オトリを追加するついでに場所変えしました。


鶴佐橋上流

中日スポーツに鶴佐橋の名前が出ていたのを思い出し、橋の上から見てみました。上流に向かってトロ場と瀬が交互に続くのが見えます。人は多いものの、上みへ登れば場所はあるだろうと竿出しすることにしました。

オトリを2匹追加し、上流へ向かいますが適当なポイントは全て人が入っていて竿出しするのはちょっと無理。更に登ると写真の場所が空いていたのですが岩盤の掘れ込みです。パスしたいところですが上みも下もも塞がっています。オモリを付けて軽く探ってみましたが、やはり釣れそうには思えませんでしたのですぐに切り上げました。


町裏

昼頃に見た時は、石は曇り気味ではありましたが、何とかならんかと町裏へ向かいます。やはり釣り人もまばらで、石は曇り気味。それでも下もの開きは多少良さそうでしたので、そこから始めました。


1匹掛かったポイント

右岸に向かって探っていきますがアタリ無し。先シーズンなどは5メーターも探ればチビでもアタリがあったのに全然です。右岸の辺地まで行って、折り返し瀬肩を探って行きます。写真の三角波で鮎が跳ねたのでオトリを引き入れるとすかさずアタリ。口掛かりですが、ヤレヤレこれでプラスマイナスゼロ。もう一つか二つ居ないかと探ってみたのですが、それっきりでした。

その後トロ場の目ぼしい所や上みの瀬もやってみたのですが掛からず。18時に納竿としました。


本日の釣果

今日はさえない結果でしたが、町裏では30分で1匹目を掛けているので、泳がせ方が良くないというよりも場所選びが理にかなっていないのだと思います。増水時は平均して成績が悪いのですが、どういった基準で川見をしたら良いか思案してしまいます。他の釣り人は、良さそうなポイントでトロ場の開きに入っている方々は時々竿が曲がっているのが遠くから見えましたが、それ以外はあまり掛かっている感じは受けませんでした。覗いてみたポイントは曇り石が目立ちましたし、吉田川は好調だったはずなのどうしてしまったのでしょう。

また吉田川はあまり上みに登って竿出ししたことは無いのですが、大石ゴロゴロで変化に富んで面白そうは面白そうだと思いました。ただ川幅が狭くて河原も狭いので、すぐに満員御礼になってしまうのが難点です。入川路も分かりづらい。




日付平成14年6月12日(水曜日)
場所漁協郡上漁協
河川吉田川
ポイント小野橋上流 / 鶴佐橋上流 / 町裏
時間12:45-14:00 / 14:45-15:30 / 16:15-18:00 (3.75時間)
水況水位+20→+10センチ
水温17.9℃(12:45) / 18.0℃(14:45) / 19.2℃(16:00)、18.5℃(18:00)
にごり少し→無し
アカ付き普通 / 普通 / 古い
天気曇りのち晴れ
釣果匹数0匹(掛けたのは1匹ですが養太君をセットバラシでマイナス1)
サイズ18センチ
総重量55グラム
平均18センチ
1匹目150分
ペース0.27匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸テクミー009 3メートル つまみ糸03 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン08 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ 早がけキツネ7.5号3本錨 ハリス1.2号
 
オモリ・背鈎ごくらく背鈎18ミリ、オモリ1号
オトリ養殖4匹、(スタート2匹、追加2匹@500円)

このページはここで終わり

↑ページの先頭へ

[ 戻る | Index ]

Yoshihiro Sogabe in Gifu 2002-06-13 (2002-07-18)