平成14年釣行記(6月6日)

今シーズンの板取川はどうかいなと出掛けてみました。大矢田から回って睦橋へ。橋の上から川を覗くと石の色は良いものの平坦なザラ瀬。野鮎の姿もほんのわずかです。橋の下もの深みの底は曇り石模様でした。

面平

少しは良い場所が無いかと上流へ遡るも車の窓から見る限りは同じ感じ。ホンダプリモ前も浅くなっています。更に遡ると水面に石が出ている写真の場所が目にとまりました。車から降りてみて見ると底石の感じは良さそうです。でも野鮎の姿はあまり見受けられません。点数を付けると60点ぐらいで、他を探そうかどうしようか迷ったのですがまずはここでやってみることにしました。


最初に掛かったポイント

右岸側に車を止め河原まで歩いて行くと、道路から見た感じほどは石が出ていないうえに川底の起伏も思ったより平坦です。「7月なら飛び石で絶好のポイントなのに・・・」などと思いながら準備しました。

12時45分のスタートで水温は19℃。意外に低水温です。オトリを動かしたほうが良いだろうとナイロンで泳がせることしばし。2回ほど目印が不審な動きをしたのですが掛かりません。寄せてみるとサカバリが外れています。オトリを捕まえようと水中糸を手繰っているとプツリ、切れてマイナス1です。先シーズンからの仕掛けで、毎シーズンやっているようなポカ。掛かってからのセットバラシよりはマシと気を取り直して、再度オトリを送り出しました。

今度の養太君は糸を張ると下もへ降るタイプの様です。それで半ば緩め気味にして待ちます。しばらくすると水中で白い影が対岸へ走りました。掛かったらしいのですが目印には変化が出ません。竿を立ててみるとグリグリして掛かっています。大事をとって寄せて取り込み、ようやくプラスマイナスゼロ。この時期にしては良い型でした。このサイズで0125はちょっと不安でしたので、いつものテクミーに張り替えます。オトリが安定してしばらくすると水中でギラギラ。すぐに来ました。しかし調子が良かったのはそれまでで、忘れた頃に小さいのが1匹掛かったのみ。後から対岸へ入ってこられた釣り人がいますが、こちらもどうも冴えない様子。2時間で見切りを付け、場所変えしようと竿をたたんでいると対岸の釣り人が掛けられました。型も良いのでそれを見て少し迷ったのですが、やはり場所変えです。


穴洞橋下流

下橋下流ももうひとつ。蕨橋の専用区もザラ瀬。穴洞橋は多少マシ。新長瀬橋まで行ったのですが減水しすぎていてできそうに無かったので、戻って穴洞に骨を埋めることにしました。

河原まで行くと、やはり穴洞橋付近も平坦化が進んでいます。しかもここは石の間に砂がかなり有り、正直言って『石はマズマズでも底は悪い』といった感じでした。


少し掛かったポイント

川を歩くと少しは鮎が走るのですが、石の表面に虫の巣がかなり見られます。「はずしたかなぁ」と思いつつも、掘れ込んだ底石の色が良さそうなところを泳がせます。糸を緩めると鈎が底掛かりしてやりにくい状態で、引き戻してはサカバリを打ち直すこと数回。オトリが浅い所へ泳いで行くと水中でギラギラ。目印が走りやっと掛かりました。次もすぐ掛かったのですが、底石に引っ掛かったので軽く引っ張って外れた拍子に掛かる有様でした。

型も小さく、アタリも遠退いたので県道下の掘れ込みへ移動。しかしそこでは掛からず、辺地寄りのたるみで例のごとく遡って来る鮎を待ち受けるような感じで2匹を追加して17時半に納竿としました。


本日の釣果

今日は掛けたのは7匹ですが、ミスでマイナス1の釣果は6匹ということになります。板取はどうかと入ってみたのですが、今シーズンの放流量が4トン以上と例年以上の量なのに、今日の感じからは鮎の密度が高い感じがしないのは残念です。瀬が平坦なのでチャラ瀬のポイントとしては良いのですが、野鮎の補給源になる深みが欲しいです。今後に期待したいです。

なお今日ひとつ目のポイント『面平』は『おもてびら』と読み、洞戸村との境、中央漁区のいちばん上流になります。今日入ったのは板取川漁協との境から下もへ200メートルぐらいの所です。




日付平成14年6月6日(木曜日)
場所漁協長良川中央漁協
河川板取川
ポイント美濃市面平(おもてびら) / 穴洞橋下流
時間12:45-14:45 / 15:30-17:30 (4.00時間)
水況水位−10センチ
水温19.0℃(12:45)、19.7℃(14:45) / 21.8℃(15:30)、21.9℃(17:30)
にごり無し
アカ付き面平:普通 / 穴洞橋:古い
天気曇りのち晴れ
釣果匹数6匹
サイズ13.5−18センチ
総重量未計測
平均15センチ
1匹目30分
ペース1.50匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技0125 3メートル つまみ糸025 30センチ
→テクミー009 3メートル つまみ糸03 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン08 (15センチ固定)
掛け鈎がまかつ がまキツネ7号3本錨 ハリス0.8号
がまかつ 新改良トンボ7.5号3本錨 ハリス1号
オモリ・背鈎ごくらく背鈎18ミリ
オトリ養殖2匹@400円

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2002-06-07