平成12年釣行記(9月17日)

津保川下白金専用区

昨夜は大雨の予報でしたが、それほどは降りませんでした。昨日の感じから下白金専用区は期待できないので、津保川田富橋下流か武儀川か片知川でと思っていました。水位計を見に市役所の方へ回ってみると、水位計は16メートルを越えています。長良川は赤にごり。オトリをキープしてあるので下白金専用区へ向かいました。

下白金専用区は、午前10時で水位は見たところ60センチ高。水温は22.2℃。強い濁りで、竿を出せても夕方ぐらいの感じでした。


武儀川高野専用区

武儀川のもぐり橋専用区は50センチ高ぐらいでささ濁り。釣り人も2人いて、出来ないことはないという感じでした。10時半頃、高野専用区ではハエ釣りの人が2人と友釣りは1人。友釣りの人に尋ねるとこれからだそうです。昨日の夕方見た時にはアカは残っていたのですが、この高水では掛かるかどうか自信がありません。どうしようか迷っていると、ひょっこり『長良川鮎日記』のYさんが見に来られました。挨拶を交わし、お茶してからもぐり橋で竿出ししようということになりました。


武儀川跡部もぐり橋専用区

もぐり橋専用区には見たところ適当な石が見当たらず、普段は中洲になっている所の頭付近が僅かに黒く見えました。先に入っていた方に尋ねると「放流しているだけ」とギャグ。Yさんは左岸の岸から。私は中洲に渡りました。渡る時に鮎が走るので、居ることは居るようです。12時半のスタートで水温は20℃。テクミーに08オモリを付けますがやや軽い感じ。1.5号に換えて探りましたが、ついにオトリが浮いてしまいました。


鮎が掛かった辺地

左岸に戻り、どこかにハミ跡はないかと探すと辺地に残りアカがあり、ツヤのある石もいくつか見られます。ほとんど岸すれすれで攻め難いですが、オトリを辺地に置いて自分は下がるという作戦にしました。オトリを置いて下がると、岸辺に生えている草で目印が見えません。水中糸の接続部分を頼りに操作しました。オトリを引っ張らない様にベタ竿で張らず緩めずにしているとゴトゴトとアタリが出ました。「よっしゃ、掛かった!」奇跡が起きた感じです。取り込むとここではオトリにならないぐらいのビリ鮎ですが、次も掛かる期待が大です。今のオトリに再出動してもらいました。しばらくするとゴミが引っ掛かった様に目印が流れました。引き戻そうとすると掛かっている様子。「ウッシッシ、これはいけそう。」 しかし掛かったのはシラハエでした。その後も超辺地を探ったのですが掛けることは出来ませんでした。

橋の上みも見に行ったのですが掛かる気がしません。右岸側に移動されたYさんの所へ行くと4匹掛かったそうです。しかし私には掛かる感じがしませんのでYさんに、「高野の専用区へ移動しませんか?」と伝えると「いいよ」ということで場所変えしました。


ボツボツ掛かったポイント

高野の専用区は10人ほど入っていました。午前中はお1人でしたのにこの盛況ぶりにはびっくりしました。Yさんは下もの方へ。私は上みの方が空いていたので行ってみると砂だらけ。石が有りそうな所は流れに揉まれています。流れの際狙いで泳がせましたが掛かりませんでした。

釣り人が移動したところを見計らって、下もへ移動しては探りますが全然ダメ。ほかはやや小振りながら、たまに掛けている釣り人も居ます。16時頃、夕方の時合いにと温存していた大オトリを付けてなんとか1匹掛けることが出来ました。掛かったのは16センチほどでしたが10分ぐらいでバテて根掛かりするようになってしまいました。先の大オトリに換えたものの、こちらもバテ気味で根掛かりします。高水で、今日はこれまでと16時15分に納竿しました。


本日の釣果

もぐり橋の辺地で掛かった時は、全く奇跡が起きた様に思いました。ビリ鮎でしたがツヤのある石狙いは上手くいく様です。高野の専用区ではボツボツかかっていたので、減水すればまだまだいけると思います。やはり掛かるのは下流部分で、結構流心に近い所でも掛かっていました。今度の週末ぐらいが丁度良い頃でしょう。

今日は初めてYさんの釣りを拝見したのですが、目印は水深より少し高いぐらい。軽くしゃくってオトリをよく動かす釣りをされていました。私は目印を水深の2倍前後ですし、しゃくってオトリを動かすことは余りやっていません。釣果の差から見てもオトリを動かす方が掛かる様ですので、自分の釣り方を見直したいと思います。

画像を見て頂けば分かりますが、1匹はシラハエです。鮎だけ2匹では寂しいので入れておきました。




日付平成12年9月17日(日)
場所漁協長良川中央漁協
河川武儀川
ポイント跡部もぐり橋専用区 / 高野専用区
時間12:30-14:00 / 14:30-16:15 (3.25時間)
水況水位+50センチ
水温20.0℃(12:30)、21.0℃(16:15)
にごりささ濁り
アカ付き白川(アカ飛び)、残りアカ
天気曇りのち晴れ
釣果匹数2匹
サイズ12.5&15.5センチ
総重量50グラム(推定)
平均14センチ
1匹目30分
ペース0.62匹/時間
仕掛け竿Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸テクミー009 3メートル つまみ糸04 30センチ
ピンクのメタセンサー005 3メートル つまみ糸025 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン08 15センチ固定
掛け鈎がまかつ新改良トンボ7.5号 3本錨 ハリス1号
 
オモリ・背鈎ごくらく背鈎15ミリ、オモリ08〜1.5号
オトリ天然3匹(前日、前々日よりキープ)

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2000-09-17