平成12年釣行記(8月総括)



 釣果釣行日数実釣時間日平均実釣時間時間当たり釣果1日当たり釣果
8月105958.50時間6時間301.79匹/時間11.67匹/日
7月1301168.00時間6時間111.91匹/時間11.82匹/日
6月37522.75時間4時間331.63匹/時間7.40匹/日
5月18413.83時間3時間271.30匹/時間4.50匹/日
通年29029163.08時間5時間371.78匹/時間10.00匹/日



<概況>

8月3日武儀川高野専用区

上旬は大気の状態が不安定で、上流部では連日午後から夜にかけて俄雨か雷雨が降り、夕方濁りが取れたかと思うと朝方濁るといった日が続いた。そのため水位は高めに推移し、濁りも手伝って本流筋では竿出しが難しいことが多かった。中旬はお盆の休日の関係で、中央管内では連日どこのポイントも人出が多く、新美濃橋下流では三列縦隊になるほどであった。しかし郡上管内では比較的人出は少なかった様で、15日に大和町へ釣行した際には平日と変わらないくらいであった。天候が安定して水が引きかけると、中央では良く掛り40匹以上の釣果も見られた。千疋西河原、千疋橋上流、新鮎之瀬橋上流、板取川の上牧橋上流が良かった様である。下旬も気温が高い日が続いたが湿度が下がったため、からっとした気候になり、まさに”残暑“といった感じであった。今シーズンは良く釣れた西河橋下流も魚影が薄くなってしまった様で、そろそろ終わりかといった感じであったが吉田川下流部は魚影もあって、未だいける様でした。しかし長いこと雨が降らず渇水で、場所ムラは無論のこと時間によっても掛かったり掛からなかったりした。どちらかと言えばポイントは浅場で、時刻は夕方が良い様に感じた。


<反省>

8月9日の釣果

今月の釣果目標は70匹であったが、結果は105匹と150%の達成率であった。(^_^)v 中旬までは割と良いペースであったので更に釣果を伸ばせると思ったが下旬の渇水にはてこずり、ペースが落ちた。スレた鮎にアカ腐れ、日中の高水温で鮎の付き場を見極めるのがかなり難しい状況で、1匹目を上手く掛けられないと冴えない釣果になってしまった。また自分の川見が奇をてらったゆえに失敗した日もあり、見切りの客観的な基準を設定する必要性も感じる。

新しく考えたスライド背鈎を活用した。現在のところ爆釣には至っていないが自分としては効果に手応えを感じており、今後とも使い込んでいきたいと思う。


<目標・課題>

釣果などの一覧表
日付 ポイント 釣果 1匹目の
時間(分)
全実釣
時間
控除する
時間
修正
時間
実際のペース
(匹/時間)
修正後のペース
(匹/時間)
8月15日(火) 西河橋下流 23 20 7.00   7.00 3.29 3.29
7月7日(金) 名皿部橋下流 28 10 8.75   8.75 3.20 3.20
7月13日(木) 上野下橋専用区ほか 15 60 5.75 1.00 4.75 2.61 3.16
8月9日(水) 高野専用区 25 90 8.50   8.50 2.94 2.94
7月31日(月) 下白金専用区 24 5 9.00   9.00 2.67 2.67
7月16日(日) 西河橋下流 20 5 7.50   7.50 2.67 2.67
8月24日(木) 町裏ほか 9 40 8.50 5.00 3.50 1.06 2.57
7月24日(月) 横越キャンプ場前ほか 7 15 4.25 1.50 2.75 1.65 2.55
7月10日(月) 神路川出合い付近 18 60 8.00 0.75 7.25 2.25 2.48
8月18日(金) 西河橋下流 17 100 7.00   7.00 2.43 2.43
8月21日(月) 今川専用区 8 5 3.50   3.50 2.29 2.29
8月3日(木) 高野専用区ほか 11 10 6.50 1.50 5.00 1.69 2.20
8月6日(日) 高野専用区ほか 7 60 6.25   6.25 1.12 1.12
8月27日(日) 三日市鉄橋付近ほか 3 15 7.00 2.00 5.00 0.43 0.60
8月12日(土) 岐関大橋下流ほか 2 10 4.25   4.25 0.47 0.47
7月28日(金) 合流点付近上流ほか 1 15 4.25 1.50 2.75 0.24 0.36
7月19日(水) 上野下橋下流ほか 1 40 7.25 3.75 3.50 0.14 0.29
7月22日(土) 西河橋下流ほか 0 10 5.75   5.75 0.00 0.00
平均   12.2 32 6.61 0.94 5.67 1.84 2.15
合計   219 570 119.00 17.00 102.00    
1匹目を掛けるのに要した時間とペースの関係を示したグラフ
ペースと1日の釣果の関係を示したグラフ

必要性から、自分としての見切りの基準を決めるために一覧表とグラフを作成した。1匹目がなかなか掛からず場所変えした日は、ロスした時間を適宜控除して修正時間とし、実際の実釣時間を使ったペースと比較してみた。

上側のグラフは1匹目を掛けるのに要した時間とペースの関係を表しているが、1匹目を掛けるのに要した時間(X軸)と時間当たりのペース(Y軸)はそれほど関係が無く、時間当たり1匹以下か2匹以上のどちらかになるとの傾向が読み取れる。また、下側のグラフはペースと1日の釣果の関係を表しており、ペースが良い日ほど1日の釣果が伸びているといった結果になった。前者の事実は自分にとって意外であり、後者も当たり前と言えば当たり前ではあるが、グラフを作って確認したことではっきりとした事実として掴んだ気がした。

以上の結果を踏まえて、最初の1時間→1匹、最初の1時間から延長1時間(スタートから2時間)→3匹、更に延長1時間(スタートから3時間)→6匹を、鮎が掛けられなければ車で場所変えする基準値とすることに決めた。時間内に適当なポイントにオトリを入れて的確に探ることが必要である。

場所変えする基準を決めたことは良いのだが、どこへ入っても掛からなかった場合は、移動するのに時間を費やして釣りをする時間が減ってしまい、総釣果は上がらないという可能性も考えられるので、運用に関しては今後とも検討していく。



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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2000-09-03