今日は午前中に髪を整えに行ったので午後からの釣行です。最近の竿抜けの傾向から長良川水系は、どうも目で見てはっきり分かるポイントを中心に攻められている様で、水面に目立った変化が無い所は底石が良くても、竿抜けになっていることが多い感じがします。お盆とあってどこも混んでいるでしょうし、近場で目立った変化が無い所ということで岐関大橋の専用区を見に行きました。橋の上から双眼鏡で見てみると右岸側には適当な底石はほとんど無く、河原の状態からすると砂が多い砂利に小石がコロンコロンといった感じです。メインはテトラの際かと思って見て回ると右岸寄りに石の配列があります。多分そこはあまり攻められていないでしょうし、テトラの前は立ち込んで釣ることにして、右岸側で竿出しすることにしました。
車はテニスコートの近くに停め、石の並びまで歩いて行きます。まあ今日も暑いのなんの。思ったより距離が有り、噴き出した汗がサングラスに溜まります。ようやく到着してデジカメを忘れたことに気が付きましが、とても取りに戻る気にはなれませんでした。水合わせを慎重にしてオトリを馴染ませる為にしばし休息ののち、12時45分のスタートです。オトリを手前から上みに遡らせると程無くアタリ。型はやや小さく、開始10分で1匹目ですが予定の石が有る所ではなく、他の所で掛ったので幸先良い感じはしませんでした。今掛ったオトリで石の並びを探りますがアタリ無し。10メートルほど探って今度は沖に出ました。すると深い所に所々黒く見える場所があります。ナイロンではちょっと難しかったので、ターボの005に張り替えました。さすがに良く泳ぎバッチリですが全然ダメ。他の釣り人もテトラの側はボツボツ掛っているのですが、こちら側は胸まで立ち込んで釣っている人にたまに掛るのみで全体的には不調です。どこかで掛らないかと昼食の後、下の荒瀬まで探ったのですが、木の根が流れて来て養太君を持って行かれ、マイナス1になったのみでした。
対岸のテトラの上から攻める気力はありませんでしたので武儀川へ向かいます。高野の専用区は満員御礼。一色橋下流へ来ると、どうしたことか人がいません。「これはやった!」と喜んで竿出しです。魚がたまに跳ねますし底石のアカはバッチリですが、辺地にハミ跡が無いのと鮎の姿を見掛けないのが気になります。まずはトロ場の一級ポイントを泳がせるもアタリ無し。瀬尻を探っても同じ。居れば一発で掛る泳ぎですがダメです。橋の下のチャラ瀬へ移動すると、ハミ跡が全く有りません。もしやと思って泳がせたのですが、やはり掛りませんでした。
「専用区なのに夜中に網で獲ってしまったのだろうか?」どこかにハミ跡はないかと探しながら降ります。写真の瀬の開きへ来ると釣り人が数人。群れ鮎も相当居ます。早速オトリを出しますが、なかなか掛りません。交通事故でも掛りそうなぐらい居るのですが期待に反して掛らず、オトリが波消しブロックと護岸の間の掘れ込みに入った時に掛りました。掛ったのは13センチぐらいのビリ鮎です。もっと大きいのも跳ねているので、なんとか掛らないかと送り出すとすかさずアタリ。これは更に小さくオトリ限界サイズです。しかし掛ったのはこれだけで、あとはサッパリ。帳尻を合わせるべく、どこか入れ掛かりはないかとかなり下もまで釣り降ったのですが掛らず、18時45分に納竿としました。
竿を納めて車へ戻るおり、専用区の標柱を見ると”これより下流友釣り専用区”となっています。なんと専用区の区切りが変わっていたのです。先シーズン迄は一色橋のすぐ下もが専用区になっていたのですが下流へ移動していました。どうりで専用区だと思っていた所には釣り人も鮎も居ない訳です。暑い中、竿抜けを期待してエッチラ歩いてボケていたのか、全く冴えない日でした。
今日は超ビリのおかげで、ゼロを免れた程度でした。反省といえば、お疲れモードで場所移動を面倒くさがったということでしょうか。岐関大橋でテトラの側に移動していれば、状況は変わっていたかもしれません。昼からの釣行で、釣る時間を惜しんで川見をサボったことも原因の一つだと思います。千疋、松ヶ瀬、小瀬なども見て回れば良かったです。反省。
それにしても、そこそこの釣果が出せる日も有るものの、サッパリの日は全くサッパリ。何かが上手くいっていないとは思うのですが、原因に気が付くのは何時の日か・・・。
日付 | 平成12年8月12日(土) | |
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場所 | 漁協 | 長良川中央漁協 |
河川 | 長良川 / 武儀川 | |
ポイント | 長良川:岐関大橋下流 / 武儀川:一色橋下流 | |
時間 | 12:45-14:15、14:45-15:30 / 16:45-18:45 (4.25時間) | |
水況 | 水位 | 共に平水 |
水温 | 長良川:25.0℃(13:00)、26.2℃(15:30) / 武儀川:24.0℃(16:45) | |
にごり | 共に無し | |
アカ付き | 長良川:アカ腐れ気味 / 武儀川:良好 | |
天気 | 晴れ | |
釣果 | 匹数 | 2匹 (引き舟数は3匹ですが、養太君をゴミにやられてマイナス1) |
サイズ | 12-17センチ | |
総重量 | 75グラム (推定) | |
平均 | 14センチ | |
1匹目 | 10分 | |
ペース | 0.47匹/時間 | |
仕掛け | 竿 | 長良川:Daiwa VS銀影競技T中硬々95MG 武儀川:Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV |
空中糸 | ナイロン06、08 ダブル&シングル遊動式 | |
水中糸 | 将鱗あゆ競技0175 3メートル つまみ糸025 30センチ ターボV005 3メートル つまみ糸025 30センチ |
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ハナカン周り | 自作泳がせハナカン6ミリ ハナカンハリス ナイロン08 15センチ固定 |
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掛け鈎 | がまキツネ7.5号 3本錨 ハリス1号 | |
オモリ・背鈎 | ごくらく背鈎15ミリ | |
オトリ | 天然1匹(@700円)、養殖1匹(@400円) |