平成12年釣行記(7月22日)

加藤オトリ店前付近

今日はバリバスカップの競技会に出場の予定だったのですが、申し込む時に前日の勤務が夜勤というのを忘れていて受付時間に間に合わずパス。観戦するより釣りたかったので、『オトリに聞いてくれ』ページのUさんと合流しました。Uさんは西河橋の加藤オトリ店前で釣っておられ、今日もオトリをお世話頂けるとのこと。川の中は鮎だらけで、すぐ足元の石でも喰んでいます。ただ水温が高いのか、ゆらゆらした鮎も多く、喰んでいる鮎も勢い良くと言う感じではありませんでした。取り敢えず私もここで竿出しすることにしました。


良く掛かった所

10時のスタートで水温は24℃。まだ何とかいける水温です。写真のチャラ瀬の筋で泳がせます。5分も経たないうちに下流の方から野鮎が走って来て、ヒャッヒャッと掛かってしまいました。浅いので丸見えです。「こりゃ早いゎ」と取り込もうとすると何とセットバラシ。(T_T) 借り物オトリだけに、これはヤバイです。気を取りなおして2匹目を送り出すと、同じようのパターンでまたすぐに掛かりました。これは調子が良いと思ったのですが元気オトリは止まっていてくれず、すぐにどんどん泳いで行ってしまいます。普段なら泳いで行ってスパン!というところですが、今日は動いては掛からない感じです。オトリを止めようと3Bの小さなオモリを付けてみたり、背鈎を外してみたりもしましたが効果無し。元気が無くなってきて泳ぎが止まり加減になったらまた掛かりました。

次も全然止まってくれずor止められず、根掛かりが多発してポイントを潰してしまったので平瀬の方に移動。底石が明るい所を泳がせるもアタリ無し。水温26℃で掛かる感じがしなくなったので13時に食事に上がりました。チャラ瀬で粘り、夕方の出ハミを狙おうかとも思ったのですが、吉田川でやってみたい所があったので移動することにしました。


八幡中学裏上流ボツボツ掛かっていたザラ瀬

Uさんは会のお手伝いがあるとのことでお別れし、一度やってみたかった吉田川の八幡中学裏へ向かいました。ポイントに着くといかにも釣れそうな石の色をしています。これなら期待できると早速竿出ししました。


良さそうな感じの瀬

15時のスタートで水温は24℃、バッチリです。オトリを流心に送り下もへ流し気味に探りますがアタリ無し。一発でかかる泳ぎですので、流心は釣りさらえられている様です。オトリを辺地に送り、しばらくするとオトリが止まってしまいました。おかしいなと竿を立てると掛かっている様子。しかし掛かり鮎は大きく、下もへ走ります。竿は立っていたもののセットバラシで、掛かり鮎とオトリは流れの波間に消えていきました。(T_T) 吉田川の鮎は大きいと聞いてはいたのですが、正直言うとそんなに大きくはないだろうとなめていたのが失敗の原因でした。

今度は水中糸を02にして再挑戦です。しかしアタリは無く、オトリもヨレヨレになってしまったので下流のザラ瀬へ移動。何とか泳がせて、「やっとアタリか!?」と思ったのですがウグイとカワムツの2連発でアウト。このまま帰るのには忍びないし、ページに『0匹』と書くのも何ですので、オトリを買い足して挽回を図りましたが結局はダメでした。

他の釣り人は、段落ちの瀬に続くザラ瀬を丁寧に泳がせていた人がボツボツ掛かっていたぐらいで、他の人はほとんど掛かっていなかった様です。このポイントは上みも下もも鮎の補給源が無く、増水後に一度釣ってしまったら打ち止めといった感じがしました。


本日の釣果

2匹掛けて2匹セットバラシで、残ったのは掛かり鮎という結果でした。Uさんが「今日は出荷しないので、このオトリは差し上げます。」と言って下さった2匹は、野鮎が引っ張って泳いでいることでしょう。(^_^;) 全く面目無いです。

それにしても西河橋下流のチャラ瀬で実感したのですが、”元気なオトリをチャラ瀬の筋で止める”のは何と難しいことか。まるでお風呂に入るが如く、ゆらゆらさせておくとババッと追って掛かるのですが、シャーッと泳いで行ってはダメなのには参りました。帰りがけにどうしたら元気なまま止められるかと思い巡らしたのですが、04とかの太ナイロンか02以上の太メタルを使うぐらいしか思い浮かばないのですが、何かいい方法をご存知の方は居られないでしょうか?




日付平成12年7月22日(土)
場所漁協郡上漁協
河川長良川 / 吉田川
ポイント長良川:西河橋下流 / 吉田川:八幡中学裏上流
時間長良川:10:00-13:00 / 吉田川:15:00-16:00、16:45-18:30 (5.75時間)
水況水位長良川:−30センチ / 吉田川:−20センチ
水温長良川:24.0℃(10:00)、26.0℃(12:00) / 吉田川:24.0℃(15:00)、23.5℃(18:00)
にごり共に無し
アカ付き長良川:古い / 吉田川:アカ腐れ気味
天気晴れ、風が強くて釣り辛い
釣果匹数0匹 (掛けたのは2匹ですが、セットバラシが2匹でプラスマイナス0)
サイズ16.5センチ
総重量70グラム
平均16.5センチ
1匹目10分
ペース0.00匹/時間
仕掛け竿Daiwa HX瀬音中硬々81SK
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技015 3メートル つまみ糸025 30センチ
同02 3メートル つまみ糸04 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン08 15センチ固定
掛け鈎がまキツネ7号 3本錨 ハリス0.8号
 
オモリ・背鈎ごくらく背鈎12ミリ
オトリ天然2匹(Uさんに頂いた)、追加養殖2匹(@500円)

このページはここで終わり

↑ページの先頭へ

[ 戻る | Index ]

Yoshihiro Sogabe in Gifu 2000-07-22