平成12年釣行記(7月19日)

今日は7月13日に調子が良かった下橋下流に行くことに決めていました。ところが18日付の中日スポーツに『下橋専用区、和紙会館前の瀬で25匹』と出ていて、これではすっかり釣りさらえられているでしょう。しかし、後から来る会社のKNさんとここで待ち合わせなので取り敢えず向かいました。

ボツボツ掛かっていた美濃和紙会館前のチャラ瀬

堤防から見るとかなり減水し、アカが古くなっているうえにやはりハミ跡も少ない感じです。チャラ瀬の瀬尻と上みの瀬肩のチャラ瀬(写真のチャラ瀬)はまあマシですので、ここを主に攻めることにしました。竿出しの準備をしていると場所移動される方が「この辺は全然掛からないよ。ざっと探ったけどダメ。水温も高いし、他の人も竿が曲がっていない。」と言い残して他へ移られました。一応2ヶ所はいけそうな部分があるのと、自分で確かめないと気が済まない質なので、予定通り入ることに変わりはありませんでした。

9時45分のスタートで、チャラ瀬の瀬尻へ遠巻きにそっと接近してオトリを送り出しました。上手い具合にススッとオトリが出て行きます。スパン!とここで来てくれれば良いのですが期待外れ。溝を上みに遡らせても来ません。軽く探って左岸側の瀬に移動しました。瀬の方は新聞に出たこともあってか人が入っています。吸い込み脇で釣っている方がボツボツ掛かっているだけで他はサッパリです。空いているところを軽く探って移動しました。

その後、写真の瀬肩付近から瀬落ちを探ったのですが全然掛からず。追われた気配は何度かあったのですが、サカバリが外れていたのか掛かりませんでした。瀬肩のチャラ瀬を狙っていた方はいくつか掛けておられました。


いくつか釣れた瀬

KNさんが下もの瀬でやっているとのことで、食事の後行ってみると2匹掛かって1匹バラシ。それではと、ここで続けることにしました。12時45分のスタートです。仕掛けを付けている時にも掛かりました。瀬の良さそうなところを探りながら釣り降りますが全然ダメ。KNさんによると真ん中より向こうが良いそうです。早い話が対岸の手前です。そう言われてやってはみたものの、やはり掛けることはできませんでした。他の釣り人は、下もの瀬尻でやっておられる方が掛かっているのみで他は全然です。KNさんはここで続けられるとのことでしたが、オトリもグロッキー気味ですので私は場所変えすることにしました。


ボツボツ掛かっていた瀬尻

ボツボツ掛かっていた瀬尻です。水深があるので鮎がいるようです。増水すると瀬の方へここから遡ってくるのでしょう。


蕨生橋下流

本流筋へ行こうかとも思ったのですが、通りすがりの蕨生大橋から覗くと右岸側の掘れ込みに鮎の姿が見られました。これならいけると思い早速オトリを購入してポイントへ向かいました。しかし既にそこには釣り人がいて竿出ししています。ほんの10分の差です。仕方無しに少し下流に入りました。

オトリを送り出してアタリが無いかと泳がせていると上みの釣り人にはもう掛かっています。その後3、4匹入れ掛かりの様子。一緒に来ている女性に竿を持たせて教えています。こちらは泳ぎは良いのですが全然掛かりません。そうこうしているうちに泳ぎが不安定になりオトリを交換。石と石の間の吸い込みに入れた途端に待望のアタリが出ました。やっと来たかと慎重に矯め、さあ抜こうとした瞬間ブツッと音がしてセットバラシです。(T_T) 何と冴えない日でしょう。時計を見ると15時半。鮎がいることは分かったので、気を取りなおして再挑戦です。しかししばらく泳がせたものの泳ぎが不安定で、ちょっと荷が重い感じです。こんな時は回転式ヤナギで上手くいったことがあるのを思い出し、使ってみました。10分ほどするとエビになったように流されたので竿に聞いてみると掛かっています。やはり効くなぁと感心しながら、今度は上手く取り込みやっと1匹目です。(^。^) 先鈎が口の先にチョンと掛かっているだけで、よく落ちなかったなあというぐらいの掛かりでした。

その後元気オトリと回転式ヤナギで攻めたのですが、一向に掛かりませんでした。チャラ瀬の波立ちで2匹目が来たのみで18時半に納竿としました。


本日の釣果

あわやボウズかとも思われましたが、何とか免れました。ここ何回かの釣行で、自分の釣り方が『追う鮎を掛ける釣り』になっており、『追い気を出させて掛ける』釣りは出来ていませんでした。やはり石裏などで張らず緩めずでオトリを止めておくような釣り方も練習する必要があります。それと今日は回転ヤナギで起死回生した訳ですが、追いが悪い時にはやはり効果があります。もっと早く試すべきでした。他の釣り人も、オトリが変わってオトリ継ぎが上手くいっている人はボツボツ釣れていました。養太君は3匹用意した方が良いかもしれません。

KNさんはその後16時まで釣られましたが、結局3匹で終わったそうです。一番大きいのは20センチぐらいあったそうです。やはりその後も下もの瀬尻では掛かっていたそうです。

なお余談ですが、今回からデジカメに偏光フィルタを取り付けたので、水中の様子が良く写っていると思います。全体的に色が鮮やかな感じにもなっています。


7月20日付の中日スポーツに、『板取川、上牧橋上流43匹』と出ていました。あーあ、何という差か。涙がちょちょ切れてしまいました。やはり当日の状況で場所決めしないとダメですね。(^_^;)



日付平成12年7月19日(水)
場所漁協長良川中央漁協
河川板取川
ポイント上野下橋下流(専用区) / 蕨生大橋下流(専用区)
時間9:45-12:00、12:45-14:15 / 15:00-18:30 (7.25時間)
水況水位−15センチ
水温22.5℃(10:00)、25.0℃(12:00)、26.0℃(14:00、16:00)、23.5℃(18:00)
にごり無し
アカ付き付き過ぎ
天気晴れ
釣果匹数1匹(釣ったのは2匹ですが養太君を失ったので釣果は1匹)
サイズ16&17.5センチ
総重量70グラム(推定)
平均17センチ
1匹目315分
ペース0.14匹/時間
仕掛け竿Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV
Daiwa VS銀影競技F中硬95MV
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技015 3メートル つまみ糸025 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン06 13センチ固定
掛け鈎回転式2本ヤナギ(先鈎Gハードこーだ7.5号元鈎8号)
がまキツネ7.5号 3本錨 ハリス1号
オモリ・背鈎ごくらく背鈎12ミリ
オトリ養殖4匹(スタート2匹、追加2匹:@500円)

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2000-07-19 (2000-07-20)