平成12年釣行記(7月10日)

タシロ工業前

『オトリに聞いてくれ』ページのUさんが西河橋下流で良い釣果を出したのを見て、西河橋にしようかとも思ったのですが中日スポーツでも好調が伝えられており、混雑するかもしれないと思い他の場所を探すことにしました。高速から見る長良川はどこも釣れそうな水色です。五町の瀬、自然園前、神路川出合の専用区と見て回り、右岸側に『タシロ工業』という工場がある所に決めました。(以前は船を浮かべて漁をするような大きな淵でしたが、今は無くなっています)

9時45分のスタートで水温は20.5℃。瀬脇から始めてチャラ瀬の溝、石裏、流心、辺地、分流と探りますが全然アタリ無し。45分ほどで見切って、上流の瀬に移動しました。


最初に掛かった所

遠くから見ると良さそうなザラ瀬ではありますが、目立った石がありません。それでも瀬頭から始めてしばらくすると待望のアタリ。開始後1時間でやっと1匹です。徐々に釣り降り1匹追加しました。

その頃上流で竿出ししている人は入れ掛かりの様子で、振り向くたびに掛かっている感じです。吸い込みが開けて深くなった所が似ているので、メタルに張り替えてやってみましたがこちらは全然掛かりませんでした。


他の釣り人が入れ掛かりしていた所

他の釣り人が入れ掛かりしていたポイントです。写真左に少だけ写っている、護岸が切れる辺りから両瀬肩に良い石が入っていました。


ボツボツ掛かった所

入れ掛かりの瀬肩の上流に移動。この辺りは対岸のかけ上がりで掛かるといった感じです。メタルで糸フケを多く取っていたため、掛かるとダンゴになってのバラシがいくつもあり、竿がのされ気味で慌てて抜いたところ、タモがベルトから抜けずにつまみ糸が枠に当たってのセットバラシもありました。

もうひとつペースが上がらないうえに、草刈りのゴミが流れてきてメタルがクルクルになってしまったのを機に移動することにしました。ここでの釣果は4匹でした。


神路川出合い下もの瀬

水温も上がっているのでトロ場が良いだろうと思い、神路川出合いのトロ場に移動しました。ここで竿を出すのは始めてです。14時半、まず瀬肩からのスタートで水温は24.5℃もあります。出してすぐ目印がシャッ!手前の石で掛かりました。型は今日としては良い方の18センチぐらい。よく喰んでいると見えてムッチリとしています。アタリからすると竿抜けらしく、飛び石ですが辺地のいたるところに石があるので期待が膨らみます。次はすぐ沖で掛かり16センチ。次もすぐに来たのですが12センチ。川の真ん中へ行くほど小さくなっていきます。ここではこれで打ち止めらしく、少し上みの辺地を狙ったり、対岸へ渡ってトロ場の大石を泳がせて狙ったりもしましたが、1匹追加したのみでした。

ここでは瀬の泡立ちを狙っている人が何人もいましたが、対岸の辺地でしゃがみ釣りをしている人がボツボツ掛けていたぐらいでした。


専用区の上流側の区切り付近

16時半を回って、上流の瀬には釣り人の姿が見えなくなったので、夕方の出喰みを狙って移動しました。オトリを上手く横に泳がせて、流れを横切らせます。段々の手前の浅くなった所で目印が走ります。真ん中辺りでは掛からず、やはり辺地みたいな所で掛かりました。

いくつか掛けた時に、ロッドのズーム部分が固着してしまいました。オトリを寄せるとブラーンとしてしまうので、いっそのこと空中輸送をしてやれと思い、試しにやってみました。すると意外なことに、簡単にポイントへ振り込めます。元気オトリなら着水してしばらくすると泳いで掛かりますし、着水した途端に掛かることもあり、攻め難い段々の棚やチャラ瀬の溝を狙うのにはもってこいだと思いました。今日は粘り過ぎてしまい19時に納竿としましたが、18時半からはアタリがありませんでしたので、やり過ぎました。(^^ゞ

後から数えるとこの付近だけで10匹掛けたことが分かりましたが、根掛かり外しで入ってしまった所と、岸寄りの自分が立っていた所は釣り残していますので、上手くさらえるのは難しいです。


本日の釣果

今日も前回もそうでしたが、辺地が割と釣れる感じがしました。水位が下がって、浅くて竿が差せる所は釣り尽くされている感じです。川の真ん中の当り前に竿が差せる所の鮎は、掛かってもなんとなく痩せているか白っぽい鮎が多い感じがしました。

帰りに漁協に出してきたのですが、集荷されているのは中サイズ以下がメインで大、特大はかなり少なかったです。全体に大きいのは掛かっていないようですので、小・ビリばかりでも釣れないよりはマシかもしれませんが、やはりもう少し良い型が掛かって欲しいです。(^_^;)

写真右上の一番大きいのは天然オトリで、私が釣ったものではありません。釣果と写真の数が合いませんが、11日に会社の人が釣りに出掛けるのでオトリとして3匹キープしました。


五町の瀬

8時45分頃の五町の瀬です。勝更大橋上から下流方向を撮影しました。左岸(国道)側の流れには鮎はあまり見えませんでしたが、右岸側の細い流れには小さいながらも結構鮎がいました。砂地にはニゴイも群れていたので要注意です。(^_^;)




日付平成12年7月10日(月)
場所漁協郡上漁協
河川長良川
ポイントタシロ工業前 / 神路川出合い専用区
時間9:45-13:15 / 14:30-19:00 (8.0時間)
水況水位平水
水温20.5℃(9:45)、22.2℃(12:00)、24.5℃(14:30)、24.2℃(16:00)、23.8℃(18:00)
にごり無し
アカ付き良好
天気晴れ
釣果匹数18匹
サイズ13-18センチ
総重量580グラム
平均16センチ
1匹目60分
ペース2.25匹/時間
仕掛け竿Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技015 3メートル つまみ糸025 30センチ
ピンクのメタセンサー005 3メートル つまみ糸025 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン08 13センチ固定
掛け鈎がまかつ新改良トンボ7.5号 3本錨 ハリス1号
がまキツネ7号 3本錨 ハリス0.8号
オモリ・背鈎ごくらく背鈎12ミリ
オトリ天然1匹養殖1匹 (天然800円、養殖500円)

このページはここで終わり

↑ページの先頭へ

[ 戻る | Index ]

Yoshihiro Sogabe in Gifu 2000-07-10 (2000-07-11)