平成12年釣行記(6月22日)

全体の眺め

最近どこのポイントも掛かっていない様で、吉田川にしようか白鳥まで行くか迷いながらの出発です。高速から見る長良川は水が黒く見える干川状態。これでは上流部は期待できないだろうと急遽、美並でやることにしました。

美並橋上流を見に行くと石の色は良い感じです。減水で芯の方へも竿が出し易いのでここでやることにします。オトリ屋さんで状況を尋ねると「人それぞれ」だそうで、釣れていないらしい返事。「でもゼロということは無いよ。5匹ぐらいは釣って帰られてます」とのこと。1日で5匹ではねぇ。(^^;)


岸寄りの流れ

平瀬に降り立ち、川を見ると砂が多くてハミ跡は少ない感じで、上から見たよりはかなりアカの状態が悪いです。釣り人は4人。あまり釣れていない様子。しかしずっと見て周ると、流れがある筋には磨かれた石がそこそこありました。11時15分のスタートで、水温は19.0℃。流れの筋を中心に探ります。泳ぎは良いのですが掛かる気配無し。30分ほど探って写真のポイントでようやく掛かりました。

15センチほどのビリ鮎ですがよく泳ぎます。小さいながらも付近で3つほど入れ掛かりです。これは良いかもと同じ筋を釣り降ったのですが、ここではそれっきりでした。


ポイント1

流れが強いところが良いみたいなので、もっと水深のある所を狙いに行きます。写真の少し掘れ込んだ所を泳がせると一気のアタリ。型もマズマズです。そしてまたここで3、4匹入れ掛かり。アタリが止まって徐々にオトリを流心に持って行くと、流心脇で目印が吹っ飛びます。これはオトリが入り難そうな所が竿抜けになっているらしいと判断。流心狙いで水中糸をメタルの005に張り替えました。


ポイント2

写真の流れが絞り込んでいる所は、ナイロンでは上手く入りませんでしたので再度挑戦です。さすが005と背鈎の組み合わせは良く泳ぎます。オトリが馴染んでちょっと遡ると、チューッ!目印が走ります。「よっしゃ、来たーっ!」それからまたまた入れ掛かりです。目印がフワフワと浮いたと思ったら、ダダッーン!流れを横切って行くと、ビューッ!まさしく竿抜け丸出し。005では少々心許無いものの、型が17、8センチなので注意すれば大丈夫。しかしさすがに5、6匹も入れ掛かるとアタリは遠退き、本日の最大21センチが口掛かりで来て、打ち止めになってしまいました。

14時半を回っていて食事にしようかとも思いましたが、車まで戻るのが面倒でそのまま釣り続けました。少し上みの瀬へ移動したいのですが、他の人に塞がれてしまっています。仕方が無いので、その後この辺りを細かく攻めました。間にポツリポツリと掛かり、16時頃パタパタと掛かったのを最後にアタリが無くなりました。


最後のポイント

流心を渡り左岸側の落ち込みを攻めようか、少し上みの瀬を攻めようか迷いましたが、戻って来るのが難儀なので、やっと空いた上みの瀬(写真では岩が出ている所の向こう側の流心)を攻めることにしました。17時頃に移動し、17時半ぐらいにやっと待望のアタリが出ました。やっと掛かり、「さあこれからひと勝負」と意気込んだものの、間もなく次に掛かった野鮎に水中糸を岩に巻かれて敢無くパー。(T_T) オトリも割と良い型でしたので悔やまれます。そして一旦は仕掛けをセットし直そうと思ったのですが時刻が時刻であり、美濃淡水魚さんへ魚を持って行く都合もあるので、17時半で納竿としました。


本日の釣果

今日は溜飲が下がり、18匹の釣果です。(^_^)v 竿抜けを上手く探り当てることが出来、流れが強い所はオトリが入らないのか、良く残っていました。バタバタと入れ掛かってはアタリが遠退き、竿抜けに当たるとまた入れ掛かるといったリズムです。それと今日はキャッチミスが1回も無かったことも幸いしています。抜いた時に水面でバウンドするとバレてしまうことが良くあるのですが、今日はバウンドしても不思議とバレが全くありませんでした。

他の釣り人は、左岸側から竿を出していた方がポツポツ掛けていたぐらいで、竿が曲がるのはあまり見掛けませんでした。渇水でアカが悪くなっているので、一度綺麗に流して欲しいです。なお今日の釣果は、美濃淡水魚さんで4,000円になりました。(^。^)


6月23日追記 6月23日付の中日スポーツには『八幡漁協前、平均10-15匹。深場がいい』と書いてありました。やはり水深のある所でよく掛かる様です。


日付平成12年6月22日(木)
場所漁協郡上漁協
河川長良川
ポイント美並村相戸 美並橋上流
時間11:15-17:30 (6.25時間)
水況水位−25センチ
水温19.0℃(11:15)、19.6℃(14:00)、20.0℃(16:00)
にごり無し
アカ付きアカ古く、腐り気味の所もある
天気曇り、時々小雨が降る
釣果匹数18匹
サイズ14-21センチ
総重量900グラム(推定)
平均17センチ
1匹目30分
ペース2.88匹/時間
仕掛け竿Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸ピンクのメタセンサー005 3メートル つまみ糸025 30センチ
将鱗あゆ競技015 3メートル つまみ糸025 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン06 13センチ固定
掛け鈎がまキツネ8号 3本錨 ハリス1.2号
がまかつ新改良トンボ7.5号 3本錨 ハリス1号
オモリ・背鈎ごくらく背鈎15ミリ
オトリ養殖2匹(@500円)

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2000-06-22 (2000-06-23)