夜勤明けで帰って来ると、ホームページを見て下さっているMさんからのメールが届いていました。タイトルからして好調だった様子。画像を見て、「これは行かないかん」ということで急遽根尾川へ出撃することにしました。
急いでページを作成し、アップロードと返信メールを済ませて大野橋へ着いたのは10時頃でした。平日とあって釣り人はまばらです。上みの更地堰堤下流の人気ポイントには10人ほど入っていますが、釣れないなぁ的雰囲気です。
あお山食堂へオトリを買いに行き、状況を尋ねると「昨日15釣った人がいるよ」とご主人。きっとMさんのことと思い「その人から連絡がありました。インターネットにも出しました」と言うと、「へぇ。今は早いねぇ」と感心していました。それを聞いて、『漁協もホームページを作って宣伝すればもっと人気が出て、賑わしくなるだろうに』と思ってしまいました。
大野橋へ戻って、前回攻め損なっているので同じポイントへ入ることにしました。10時半のスタートで、水温を計るのも忘れていきなりの送り出しです。サーと沖へ出て行き、底にもちゃんと入っている様子。「おお、良い泳ぎをしとる」と思っていると急に目印が手前に寄って来ました。おやおや?と思って竿に聞いてみると掛かっている様子。今シーズンの1発目です。慎重に矯めてナイスキャッチ!17センチぐらいのオトリごろです。養太君にご苦労さんとお礼を言って選手交代。出してオトリが馴染むとまたもやアタリ。目印が下もへ流れます。「うっしっし、入れ掛かりじゃぁ。これは調子が良い
仕方無しに岸寄りのやや流れが緩い所を攻めると、しばらくして目印が下もに流れたのですが空振りです。サカバリを打ちなおして送り出し、しばらくするとまたケラレ。鈎が浮いてダメなようです。そのうちにオトリも弱って来たのでオモリを付けたり、背鈎を打ってみたりとしてみましたが、アタリはありませんでした。
試しにと思い、13時頃に右岸寄りのチャラ瀬に移動。なんとかビリ鮎を1匹追加したもののお疲れモードに戻ってしまったので、早々と14時に納竿としました。
あの出足ならもっと釣れても良さそうなものですが、そうはいきませんでした。帰り支度をしていると下もの方で釣っている人がポツポツ掛けたので、もうちょっとやろうかとも思ったのですが、集中力が失われているのが感じられ、やはり止めることにしました。まあ今回はこれで良しということにしましょう。
Mさんからのメールにもありましたが、この辺りは針金やら鉄筋だらけでよく引っ掛かります。護岸から釣っていた人も根掛かりで切れた仕掛けにオトリを絡ませて、泣く泣く放流といった場面も見掛けました。護岸から見て流心の向こう側の流れの際が良い様に思うのですが、根掛かりが多くてやり難い様です。これでは根多川ですね。(笑い)
今日はこのポイントでは友釣りの人がほとんどで、ドブ釣りの人は2、3人でした。友釣りの人は、時々は掛かっていた様なので、やはり腕で差が出るなと実感しました。Mさんは上手い。
日付 | 平成12年5月23日(火) | |
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場所 | 漁協 | 根尾川筋漁協 |
河川 | 根尾川(薮川) | |
ポイント | 大野橋上流 | |
時間 | 10:30-14:00(3.5時間) | |
水況 | 水位 | やや高い程度 |
水温 | 16.5℃(11:00)、18.0℃(14:00) | |
にごり | 無し | |
アカ付き | 普通 | |
天気 | 晴れ | |
釣果 | 匹数 | 4匹 |
サイズ | 12.5-16.5センチ(最大は30グラム) | |
総重量 | 80グラム | |
平均 | 14センチ | |
1匹目 | 出してすぐ | |
ペース | 1.14匹/時間 | |
仕掛け | 竿 | Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV |
空中糸 | ナイロン06 ダブル&シングル遊動式 | |
水中糸 | 将鱗あゆ競技015 3メートル つまみ糸025 30センチ | |
ハナカン周り | 自作泳がせハナカン6ミリ ハナカンハリス ナイロン06 13センチ固定 |
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掛け鈎 | カツイチ改良トンボ7.5号 3本錨 ハリス1.2号 | |
オーナー先掛け7.5号 3本錨 ハリス1号 | ||
オモリ・背鈎 | オモリ0.5、0.8号 ごくらく背鈎15ミリ | |
オトリ | 養殖2匹@400円 |
5月22日 ホームページを見て下さっているMさんから次のメールが届きました。翌朝開いたのですが、画像に刺激されて急遽の出撃です。
To: 曽我部能寛Subject: やったぜ! 曽我部様 こんばんは。 やりました。お持ち帰り 19匹!(左から3匹目は囮です。) 大きいのは18cmもありました。! 何はともあれ写真をどうぞ! ぜんぜん期待してなかったのに上出来です。 概要を説明します。 6:00出発。更地堰堤下 大野橋に7:30到着 天気は上々。水温..計るの忘れました。 橋の下にドブ釣の人が3人。橋の上にさつき狙いの人が 一人。更地堰堤まで見に行きましたが対岸にドブの人が 数人居るだけで友釣りの人なし。不安を覚えつつ「青山」 へおとりと年券を調達しに行きました。 どうですかと聞くと「そこそこかかっとるヨ」と気の無い返事。 おとりが水槽いっぱいで状況の悪さがわかります。 おとり3匹(1,200円年券9,700円去年は6,000円)購入。 多分釣れないだろうと弁当も買いませんでした。 大野橋まで戻り護岸の上から見てると小さいのが結構見えます。 瀬から開いて早瀬、平瀬となるテトラの前でとりあえずやってみることに。 8:00、今シーズンの幕開けです。橋の下のドブの人はぼちぼち掛かってます。 当然掛かりません。水は結構あったかいのに。 そのうち、竿がふっと軽くなり見てみるとジョイント編みこみが解けてました。 アロンしたつもりが忘れてたみたいです。 だんだんいやな予感がしてきました。気を取り直してサラの仕掛けに張り替えます。 囮をセットして再度挑戦。9時前にクルクルという微かな当たり。 掛かりました。10cmのビリ鮎です。一応背掛かりです。 しばらく考えましたが囮にしてみました。 鼻カンが痛々しい。しかし一応泳ぎます。9:30頃にさっきよりははっきりした当た り。 13cmが掛かりました。また背掛かりです。 即交換して送り出します。おぉ〜いい泳ぎだ。これは掛かるかもと思ったのも つかの間。根掛りです。もったいないので回収に行きます。 腰まで浸かりました。しばらくしてまた根掛かり。今度は少し深いので諦めました。 去年、護岸を工事しててそのせいか針金みたいなのが結構沈んでます。 一息いれてビール休憩です。飲みながら見てると少し上が石の色が良いように 見えます。しかし結構押しが強そうで養殖では一発勝負です。 あと1匹サラが残ってるのでだめ元で勝負してみようと思いました。 11:00第2ラウンド開始。護岸の下段に立って背針を打って送り出します。 底に入ったなーと思った瞬間にゴソゴソと当たり。 慎重に抜くと今日最大の18cmでした!びっくりしました。 こんなんが居るんですね。まっ黄ッ黄でした。交換して送り出します。 3匹連チャンです。4匹めを狙ってるときにまた根掛かりです。 回収不能。これで今日3セット目の損害です。 知らないうちに護岸の上で5人ほどが見てます。そのうちの夫婦2人づれが 「わしらも囮こうてこ−」と言って行ってしまいました。 4セット目の仕掛けをセットして仕切り直しです。 その後は飽きない程度に掛かりました。 結局、その後にまた根掛かりをして、最後も根掛かりでおしまいでした。 4:15までやってました。仕掛けを5セット(その内4回は天然鮎付き!) もパーにしてしまいました。また作るのが大変だ〜。 大体こんな感じです。しかし、今日はギャラリーが多くて大変でした。 入れ替わり立ち代り話し掛けてくるし。実はちょっとうれしかったけど。 他の人は(私が掛かるのを見てから随分増えました。)稲沢から来たと言う 夫婦の人がおくさん2匹、だんなさん4匹です。上の瀬開きでやってた人が 5匹くらい掛けてました。平均15cmといったとこでしょうか。 川廻りの人が詳しく聞いて行きましたのでひょっとすると「中スポ」に 載るかも知れません。昼ころだったので10匹くらい釣ったとこだったんですけど 昼からの分を見越して15匹くらいって書いてました。 今日は小さいながらも全て追い当たりがあっておもしろかったです。 大きい3匹はもう胃袋の中です。あぁ〜うまかった。 写真は会社に戻って撮影しました。よかったらあの掲示板にアップして下さいね。 僕は写真のアップの仕方知りません。 本日の仕掛け 竿:がま エクセルシオ中硬硬 9m 天井糸:0.6遊動 空中糸:フロロ0.6 付け糸:(上)0.4 水中糸:メタ ル0.08 付け糸(下):0.3 鼻カンハリス:0.8 鼻カン:ワンタッチ6号 針:ダイワ マルチ7.5号 4本錨(丈夫な針だ!) 長くなりました。感想をぜひ!**←(お名前は伏せてあります) ※さつき狙いの人が1匹釣りましたが本人はさつきと言ってましたが どうみても僕にはにじますに見えました。40cmくらいありました。 さつきは見たこと無いんでなんとも言えませんが。