平成11年釣行記(10月13日)

下白金桜橋下流

「鮎はまだ居るかいなぁ」と下白金に向かいました。ポイントに着くとさすがに静かで、投網がお一人とこれから友釣りをしようという方がお一人みえました。桜橋下のトロ場を覗くと鮎は結構居て、この前よりもなんだか型が良くなっている様に見えます。しかし動きがやや緩慢で、半ば群れ鮎状態の感じです。でも中層でゆらゆらしているよりはマシかと思い、早速オトリ取りです。あとで友釣りをするのでコロガシでポイントを潰さない様に注意し、45分ほどで2匹確保できました。1匹は20センチほどあってオトリとしては大き過ぎるのと、もう1匹は腹掛かりで泳ぎが心配でしたが取り敢えずOKとしました。


ポイント

13時のスタートで、馬の背に続く瀬肩から開始。水温を計ると20℃もあり、この時期にしては高くて順調です。腹掛かりの方を送り出しましたが意外と良く泳ぎ、すぐに1匹目が来ました。しかし掛かり所が悪く、心臓ズバリです。再出動させて張らず緩めずにしているとダーン!と強烈なアタリ。シーズン終わり近くとは思えない鮮やかさでした。バッチリ背掛かりで、本日最大の19センチです。更に付近を細かく探り14時までに2匹追加したものの、これで打ち止めの様でした。それから堤防際の流れに移り釣り降りますが、アタリ無し。ハミ跡もあり、少しは跳ねていますが掛けることは出来ず15時半に食事に上がりました。

16時の再スタートで、コロガシで掛かった所に入りました。オトリがバテ気味なのと、やや流れが強いのでノーマルでは止まりません。背鈎を打つとうまく止まってすぐにアタリ。堪えて抜けそうになかったので、寄せて取りこみました。17センチほどのオトリ頃です。「これは2、3匹は居るな」と思い泳がせると、しばらくして目印がこちらに寄って来ました。掛かっている様でしたので、抜こうとするとなんとセットバラシです。(T_T) ダンゴになっている感じもしたのですが、切れた所を見るとどうも違う様でハナカンの接続部分で切れたみたいでした。補修して、仕方無しにデカオトリを送り出したものの根掛かりの連発。背鈎を打つと少しはマシになりましたが、今度は動きが悪くなってしまいました。その後底石が茶色い所を探ったのですが結局掛けることは出来ず、17時に納竿としました。

また15時半に食事に上がる頃、友釣りの方が2人入られトロ場の方へ釣り上がって行かれましたが、竿が曲がったかどうかは分かりませんでした。もう1人の友釣りの方は16時頃帰って行かれましたが、堤防際の流れで幾つか掛けておられた様でした。


本日の釣果

本日の釣果左の2匹はオトリ、右4匹が掛かり鮎です。今日は4匹でしたが、最初の掛かりですとかなり伸びるかと思いきや、そうはいきませんでした。網がバンバン入っているので、水深がある所しか掛からない様です。また川全体が緑色っぽくなっていましたが、そういう所はダメで、少しでも茶色の所では掛かる様でした。上みから降って来たのか型が良くなり、少し若い鮎も居ますので水温が下がらなければ未だ出来そうです。

それにしても1釣行に1回はセットバラシをする感じで、セットバラシ恐怖症になりかけです。(^^ゞ 「バレてもかまわん」と思えばいいのですが、爆釣する可能性が少ない時期だけに割り切るのは難しいです。しかし調子が出かけるとこれでは気が重い・・・。(^^;)




日付平成11年10月13日(水)
場所漁協長良川中央漁協
河川津保川
ポイント下白金専用区
時間13:00〜17:00
釣果匹数4匹
サイズ15.5〜19センチ
総重量155グラム
平均17センチ
水況水位やや減水
水温20.0℃(13:00、15:00)、19.5℃(17:00)
にごり無し
アカ付き良好
天気晴れのち曇り
仕掛け竿Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技0175 3メートル つまみ糸025 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン08 15センチ固定
掛け鈎がまかつ新改良トンボ7号、7.5号 3本イカリ
オモリ・背鈎ごくらく背鈎15ミリ
オトリ天然2匹(コロガシで確保)

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