昨日から天気が良く、少しは期待出来そうです。今日は下白金でオトリを取って肥田瀬に向かうつもりでいました。誰もやっていないだろうと思ったのですが、堤防下の流れを狙う人が3人と、いちばん下流のトロ瀬を狙う人が1人見えます。さすが日曜日。鮎は居るかと桜橋下のトロ場を覗くと、たくさんではないものの石に付いているのも居ます。しかし友釣りの人が1人いるうえに、橋の上流のテトラの上からは鯉狙いのリールが入っていて、これではオトリが取れません。思案のすえ気が重いものの、肥田瀬で取ることにして下白金を後にしました。
肥田瀬に来ると誰も人はいません。しかし残念なことに、この前の大水で石が砂利で埋まってしまった様です。11時半、取り敢えずオトリ取りに入りました。チャラ瀬はアカ付きは良いものの、ハミ跡がありません。コロガシをやってもやはり掛からず20分ほど経過。右岸側の流れに移動し程なくGet。婚姻色が少し出ていますが、18センチほどのオトリ頃です。それを見ていた網打ちの人も瀬肩で始められました。その後同じ流れで1匹バラしたものの、2匹になったので友釣りを始めることにしました。
12時半のスタートで、左岸側の流れに向かいます。最初小さい方のオトリを出したのですが、しばらくすると浮いてしまいました。大きい方のオトリに換え、上みに遡ると目印が引き込まれました。「よっしゃ!」開始30分、20センチほどで型も良く、思ったより早い1匹目です。ザラ瀬を細かく釣り降り、瀬尻の脇でアタリが出ました。今度も型が良さそうなので、慎重に引き抜こうとするとなんとセットバラシです。
13時頃から写真の場所で、コロガシをやっている人に尋ねると5匹掛かったとのこと。2匹分けて頂き14時半の再スタートです。先ほどのザラ瀬を釣り返すと14センチのチビサイズが掛かりました。その後トロ場に移動し、釣り降るも掛からず。追いはある様ですが追われた所にオトリを再誘導できず、掛けることが出来ませんでした。
下もの瀬は砂利で埋まってダメ。どこかポイントはないかと探したすえ、石が粗い掘れ込みを発見。しばらくして掛かり、周りも細かく泳がせたのですが1匹のみで、それ以上掛けることは出来ませんでした。
写真左側の4匹がオトリで、右の2匹が本日の釣果です。今日は思ったよりも早く1匹目が掛かり、幸先良かったのですがセットバラシでパーでした。跳ねも少しはあるのですが石が埋まってポイントが少なくなってしまったうえに、魚影は薄い感じでやり難かったです。しかし割と型が良いのも居て、あと少しは出来そうに感じました。掛かり鮎は引き舟に入れて置くと婚姻色が出て黒くなるものの、泳がせているうちに元に戻るのでオトリとして充分使えました。
仕掛けの件ですが、水中糸と上側の付け糸の部分で良く高切れを起こすので、新しい方法を試してみました。やり方は編み込みのレール糸を1号、回数を15回にして接着剤に合成ゴム系のものを使う方法です(この時はコニシのボンドG17を使用)。合成ゴム系接着剤でナイロンは着かないのですが、室内の実験では上手くいっています。実釣を繰り返して試す必要がありますが、これでトラブルが皆無になるかもしれないと期待しています。
日付 | 平成11年10月10日(日) | |
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場所 | 漁協 | 長良川中央漁協 |
河川 | 津保川 | |
ポイント | 肥田瀬専用区 | |
時間 | 12:30〜17:30 | |
釣果 | 匹数 | 2匹 |
サイズ | 14&17センチ | |
総重量 | 50グラム | |
平均 | 15.5センチ | |
水況 | 水位 | 平水 |
水温 | 17.7℃(12:30)、17.9℃(14:00、16:00) | |
にごり | 無し | |
アカ付き | 良好 | |
天気 | 晴れ | |
仕掛け | 竿 | Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV |
空中糸 | ナイロン06 ダブル&シングル遊動式 | |
水中糸 | 将鱗あゆ競技015 3メートル つまみ糸025 30センチ | |
ハナカン周り | 自作泳がせハナカン6ミリ ハナカンハリス ナイロン08 15センチ固定 |
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掛け鈎 | カツイチV5 7号、がまかつ新改良トンボ7号 3本イカリ | |
オモリ・背鈎 | ごくらく背鈎15ミリ | |
オトリ | 天然4匹(2匹はコロガシで確保、追加2匹は現場調達2匹で500円) |