そろそろ新アカも付いて期待できるだろうと出かけました。しかし専用区に着いてがっかり。コロガシをやる人が４人も入っています。友釣りは５、６人。例年専用区が解除になってもコロガシは一人か二人でしたのに、今年は本流の水位が高いのでこちらへ来られたのでしょう。気を落ち着けてこちらも上流の瀬にオトリ取りに向かいました。

上流の瀬はアカがまだほとんど無く、確保するのに時間がかかりそうです。１０時１５分から始め、３０分ほどでビリながら２匹揃いました。しかしもう少し良い型を１匹と頑張ったものの全然掛からず、友釣りをする時間が無くなってしまいますので２時間で切り上げました。

ビリ２匹では心もとないので、コロガシをやっている人に野鮎を分けていただき１２時４５分のスタートです。流心脇のアカが少し付き始めた所を探りますが反応がありません。まだアカが少なくて早い様ですので、堤防下の流れに移動しました。３０分ほどしてビリサイズが来ましたので、細かく探って釣り遡ります。チャラ瀬の瀬尻で良いペースになりかけたのですが、２匹連続した後に痛恨の水中バラシです。そこで鈎を7.5号と大きくしたのですが、今度は底掛かりの連発。何度も外しに入るとポイントが潰れてしまうので、仕方無しに鈎を元の大きさに戻しました。

チャラ瀬を釣り遡っている時に、納竿する人が野鮎を差し上げますと声を掛けられました。一応掛かってはいるのでお断りしたのですが熱心に勧められますので考え直し、スペアのオトリにと頂戴しておく事にしました。くださった野鮎は今日にしては良い型揃いです。どの辺で掛けられたのか尋ねると、「この辺でちょこちょこ」とのこと。もとに戻って辺地寄りのチャラ瀬を攻め、２匹追加して１４時半に昼食に上がりました。（戴いた野鮎はオトリがバテて掛からない方に差し上げました）

１５時の再スタートで、先ほどの方が掛けられた辺りを攻めますが釣りさらえられている様で掛かりません。堤防下の流れを今度は釣り降りました。なかなか掛からなかったのですが、１６時半頃にやっと来ました。そして次も程なく掛かったものの今度は空中分解。水中でグリグリしているのが見えたので、目印が走るまで待ったのですが掛かりは浅かった様です。その後しばらくアタリが無かったのですが、１７時過ぎにバタバタと入れ掛かって、１７時４５分に納竿しました。

今日は夕方、静かになってからが調子良かったです。コロガシやら人が歩くやらで、鮎が付いていないために掛からない様でした。静かに釣り歩いていた方はポツリポツリと掛けておられた様ですが、トータルでは結構数が出ていた感じです。アカがもっとよく付けば掛かりも良くなるのではないかと思います。コロガシや網も最初の１週間ほどで落ち着くので、またボツボツと掛かるようになります。特に今年は気温が高いので調子が良いのではと思っていますが、例年に無くコロガシで掛かり難いので困ります。(^^ゞ

また今日は、掛け鈎で苦戦しました。バレるので鈎を大きくすると底掛かり、小さいと浅掛りでバラシ。目印に変化があってもアタリが出なかったのが２，３度有りました。太ハリスバージョンを少しは用意しておく必要性を感じました。

オトリを分けて下さった方は、「本流へも行って来たがアカが全然無いし水も高いので、コロガシでも掛からん。後１週間ぐらいで良くなるだろう。」と言っておられました。本流は津保川より２℃ほど水温が低いので私は１０月になってからは滅多にやらないのですが、今年は高水でもあるので余計に難しくなっている様です。それと、途中でいただいた野鮎は１８センチ前後の型揃いでしたが、黒くなっていてもうそろそろ終わりかもしれないといった感じも受けました。