釣果 | 総実釣時間 | 時間当たり釣果 | 日平均実釣時間 | 釣行日数 | 1日当たり釣果 | |
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9月 | 23匹 | 31.8時間 | 0.72匹/時間 | 4時間33分 | 7日 | 3.29匹/日 |
8月 | 58匹 | 47.4時間 | 1.22匹/時間 | 5時間17分 | 9日 | 6.44匹/日 |
7月 | 55匹 | 43.1時間 | 1.28匹/時間 | 4時間47分 | 9日 | 6.11匹/日 |
5月6月 | 45匹 | 33.4時間 | 1.35匹/時間 | 4時間11分 | 8日 | 5.63匹/日 |
通年 | 181匹 | 155.9時間 | 1.16匹/時間 | 4時間43分 | 33日 | 5.48匹/日 |
一言で言えば『増水でやきもきした月』であった。上旬はやや高めの水位ながら水況は割に安定しており、本流では好釣果が出ていた。中旬は15日に大和町大島地内で堤防が決壊したり、白鳥町長滝では国道156号線が川の流れにえぐられて流されるなどの被害が続出。数年に一度の出水で、9年ぶりに長良橋が通行止めになるほどの洪水であった。下旬は先の増水が完全に引きかける間も無く、22日には美濃市内で東海北陸道ののり面が崩壊するほどの降雨があった。二度に渡る大量降雨のため中旬以降は濁りと高水が続き、本流は全くと言っていいほど竿出しが出来なかった。鮎も流されて今シーズンは終わりかと危惧されたが津保川においては竿出しが出来る日もあり、大きくても20センチ前後ではあるがかなり残っていて禁断症状を緩和する程度には掛かった。しかし度重なる増水のためアカが無い状態が続き鮎は痩せていた。それに反し水が引きかけた時に本流では、コロガシで良く掛かっていた様である。
気温はかなり高めに推移し、月間の平均気温は岐阜地方気象台観測史上最も高い値であった。また鮎の値段は9月に入って安くなり、昨年並の値段になった。
自分の場合、細糸頼りの釣りのため増水・高水は苦手であった。ところがそんな時は流心やその脇など流れが強い所は竿抜けになっており、オモリを付けてでも確実に沈めれば掛かりも早いことを経験した。それからは必要に応じて糸を太くして、オモリや背鈎を使ってでも竿が入っていないと思われる所を攻めることに気後れすることが無くなった。それまでは立ち込んでも精々股下迄で、攻めるポイントもほとんどが水深1メートル未満であったが、立っているのが大変でない限りなるべく立ち込んで水深1.2メートルぐらいまでは竿を出す気持ちになれるようになった。しかし流れが強い所で、良型の掛かり鮎をオトリにするのにはためらいが残る。
今シーズン初めて津保川の肥田瀬専用区に入った。割と深いトロ場と瀬が有って、条件が良ければ数が出そうな感じであった。今後ともじっくりと竿出ししてみたいと思う。
今月のペースは0.72匹/時間と、目標の2匹/時間を大きく割り込んだ。ここ2年ほどは9月になって渇水すると釣果が伸びていたので今シーズンも渇水を期待したが、豈図らんや干川になることはなかった。大水でアカが無い状態が長く続いたことも一因ではあるが、上旬の良い時に釣果を伸ばせなかったのが大きく響いたと思う。10月は難しくなるので成績もさる事ながら、納得できる釣りを心掛けたいと思う。しかし先シーズンより少しは自信があるので、ペースについてはあわよくば少しは挽回できるかもしれない。
先月8月は釣り急ぐ余りポイント移動が早すぎたかもしれないと感じたが、今月はどちらかと言うと長く粘り過ぎた感じであった。