平成11年釣行記(9月1日)

今日は益田川情報の竹田さんとの釣行ですが、私は今川をやってみたかったので合流する前に今川に向かいました。

今川専用区11時頃

保土島橋から専用区を見るとほとんど人が居ません。オトリを買いに三隅オトリ店に行くと今日は天然も置いてあったので養殖1匹、天然1匹を買いました。ポイントに着くと釣り人は2人。貸切状態で期待に胸が膨らみます。硬めの竿にしようかとも思いましたが、浅くなっているので少し柔らかめにしました。11時20分のスタートで、ナイロンの02に天然君を付けて送り出します。瀬の段を探っていると程なくアタリが出ました。幸先良いと思ったのも束の間、いきなりのセットバラシです。(T_T) アレーと思ってよく見ると目印も有りません。切れたのは上側の付け糸の部分でした。

再度ナイロンの02をセットし、養太君を送り出します。先ほど掛かった近くから瀬落ち、辺地、チャラ瀬と広く探りますがアタリ無し。泳ぎは良いのですが、今日は掛け鈎がやけに底掛かりします。ベタ引きしてオトリが横走りしても掛かりませんし、他の人も掛かっていない様でしたので、やや心残りながらも1時間で見切りとしました。携帯電話で竹田さんに連絡を取ると松ヶ瀬に移動中で、そちらに向かいました。


松ヶ瀬18時過ぎ

竹田さんはOさんと二人で来ておられました。Oさんとは初対面で挨拶を交わし、歓談しながら食事をしていると雲行きが怪しくなってきました。そのうち雷が鳴り始めましたが、多くの人は上がる気配が有りません。先日(8/20)の津保川の様に入れ掛かりになるのかと思ったのですがそうにはならず、すぐ近くの山にドカンと落ちたらさすがにビックリして皆さん竿を畳まれました。30分ほどで雨が上がったので早速開始。竹田さんの天然を1匹借りて14時のスタートです。

最初は辺地からとナイロンの02をセット。30分ほど探ったのですがアタリが無かったので、沖へ出ました。メタルの007に交換して背鈎を打ち探って行きます。30分ほど過ぎた頃、オトリを送り込んだ時にやっと掛かりました。さあこれからと今掛かった所の近くを引きます。しばらくすると流心を攻めている人が、私が探っている5メートルも離れていない所を降って来ました。釣り姿からベテランの様ですので、私の目印が見えないはずはありません。何とも無神経な方だと思い、半ば腹立ち加減で上みに移動しました。

上みに行くと砂が目立ち、大きく波立っている所ならいけそうですが余り期待できない感じです。しばし元気オトリを引いていると、大きなゴミが流れて来て危うくオトリを持って行かれそうになりました。それからはゴミの連続で濁りも出てきて、ここではとても出来そうも無いので再度辺地狙いに変更です。Oさんもゴミに参ったという感じで辺地狙いです。しかし竹田さんは大岩の下も辺りで良く掛けている様子。ゴミにもめげずに凄いなあと感心しました。

仕方なく辺地を泳がせますがアタリ無し。近くで跳ねは有るのですが掛かりません。ゴミが恨めしいうえに砂が気になって釣る気も消失。早々と納竿しようか迷ったものの、17時頃になってゴミが無くなってきたので再度メタルにして早瀬の中を引きました。先ほど掛った近くで程なく掛かり、もう少しと思ったのですが竹田さんが竿を仕舞われたので私も納竿としました。


本日の釣果

何とかボウズは免れたものの、またまた貧果です。竹田さんの釣果に較べると、恥ずかしいぐらいのお粗末さです。(^^ゞ 今川では何度も良い思いをしているのですが、今シーズンはいつ行っても冴えない様です。松ヶ瀬では、対岸(右岸、河原が狭い方)の下もの方でやっておられた方にボツボツ掛かっていました。また18時を回って静かになると、こちら側でもボツボツ掛かっていました。


竹田さんの釣果

竹田さんの釣果です。いつもながら良く掛けられます。板取蕨生橋で15匹(7:30-11:30)、松ヶ瀬で12匹(14:00-17:00)の合計27匹です。最大は24.5センチあり、板取の方が型は良かったそうです。同行のOさんは長良でもこんな下流の方は初めてだそうで、おまけにゴミにやられて調子が出ない様子。釣果は秘密にしておいて下さいとのことでした。

<今日の竹田さんのタックル>竿:Daiwa MST銀影競技Spesial F中硬10メートル、天上糸:テクミー023、水中糸:ナイロン015(板取)、メタル003→ゴミが出てナイロン025(松ヶ瀬)、鈎:カツイチ スーパーV3 6.5号 4本イカリ ハリス08/がまかつ ネオパワー 3本イカリ ハリス1.2号、ごくらく背鈎(メタル003)→オモリ2号(ナイロン025)、オトリは昨日からキープの天然2匹。なお前日(8月31日)は新美濃橋で25匹(7:30-17:00)。


今日は竹田さんの探り方を見て呆然。私が探る時は8割がた流れに対して平行に移動するのですが、竹田さんは斜めに瀬を横切る感じで押しが強い所もずんずん行ってしまいます。よく考えれば流れに沿って移動すると掛かる筋を探るのには不能率なのに、私といえば習慣で無意識のうちに横へ横へと移動していました。それに股下ぐらいまでにしか立ち込まなかったので、そんな釣り易い所の鮎は少ないと考えられます。自分の平瀬における移動の軌跡と立ち込みについて、少し反省しました。移動の仕方や立ち込みも釣技のうちですね。(^^ゞ また今日のような押しの強いポイントはあまり自信が無いのですが、この様な所でも気後れしないようになりたいです。



日付平成11年9月1日(水)
場所漁協長良川中央漁協
河川今川(長良川分流)/長良川本流
ポイント今川専用区/本流松ヶ瀬
時間11:20〜12:20/14:00〜17:20
釣果匹数1匹(掛けたのは2匹ですがセットバラシでマイナス1)
サイズ17.5&18.5センチ
総重量120グラム
平均18センチ
水況水位ほぼ平水→5センチほど増水
水温今川23.0℃(11:30)/松ヶ瀬22.0℃(14:00、17:00)
にごり無し→ささ濁り
アカ付き良好
天気曇り時々晴れ、一時雷雨
仕掛け竿今川:Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV
松ヶ瀬:Daiwa VS銀影競技T中硬々95MG
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技02 3.5メートル つまみ糸03 30センチ
ピンクのメタセンサー007 3.5メートル つまみ糸03 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン08 15センチ固定
掛け鈎がまキツネ7.5号 3本イカリ
オモリ・背鈎ごくらく背鈎15ミリ
オトリ養殖1匹、天然2匹(養殖@400円、天然@中600円、もう1匹はオトリ缶から拝借)

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