釣果 | 総実釣時間 | 時間当たり釣果 | 日平均実釣時間 | 釣行日数 | 1日当たり釣果 | |
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8月 | 58匹 | 47.4時間 | 1.22匹/時間 | 5時間17分 | 9日 | 6.44匹/日 |
7月 | 55匹 | 43.1時間 | 1.28匹/時間 | 4時間47分 | 9日 | 6.11匹/日 |
5月6月 | 45匹 | 33.4時間 | 1.35匹/時間 | 4時間11分 | 8日 | 5.63匹/日 |
通年 | 158匹 | 124.1時間 | 1.27匹/時間 | 4時間46分 | 26日 | 6.08匹/日 |
先月末の増水の影響が収まり上旬に一時水況が安定したが、お盆頃に3メートルの大増水でアカも流れてしまった。その後、水が引きかけると雨が降りまた増水するというパターンで、水位がかなり高い日が続いた。しかし濁りはすぐに収まっていたので、釣り難いながらも全く竿が出せないということはなかった。高水で網の漁獲が少ないせいか、お盆を過ぎても鮎の値段は一向に下がらず昨年の3〜5割ほど高値が続いた。月末近くになってようやく天候も安定し、水況も好転した。
今シーズンは長良川には砂が多い様に思われた。例年だと砂利は有っても砂はあまり見かけないが、今シーズンはどこに行っても砂だらけに思えた。従って良く掛かる所は石が詰まっている所で、砂が無い所ではマズマズの掛かりがあった。しかし、水位が下がると砂でダメだと思われた所でも掛る様で、砂が多いのではなく高水で砂が舞っているのだとも考えられる。
他の河川では九頭竜川が良く掛かっている様で、中日スポーツの記事ではいつも平均20〜30匹、組合のテレホンサービスでは昼過ぎまでに60近く掛けた人も紹介されていた。益田川は濁りは無くなったものの、渇水で釣り辛い様であった。また板取川下橋付近も好調の様で、しばしば新聞で見掛けた。
お世話になっている竹田さんの計らいで、クラブの例会に参加させていただき準優勝という良い成績を残せた。背鈎がうまく効いたのと、砂が無い場所を狙ったのもよかった一因だと思う。しかし風で集中力を欠き竿操作が雑になってしまったので、今後の対策として細かい釣りが必要な時は初めから8メートル竿で望むこともやってみたいと思う。
今までは余り使わなかったが、ここに来て背鈎の効果を実感できた。弱ったオトリでも安定性が増し、元気オトリだとノーマルでは出来そうもない動きが出る。ただ、鮎が掛かっても背鈎が切れない時がまま有るので、打ち方を工夫し場合によっては背鈎自体を改良することも検討したい。また金属糸も少し使えるようになった。今まで上手く使えなかった原因は、目印の高さが不適切で糸を緩め過ぎていた為の様である。オバセて泳がせるのではなく、上に吊り上げる感じで泳がせると良い様である。しかし金属糸についてもまだまだ練習不足で、ややバテ気味のオトリだと目印がブルブルしがちである。
川見の結果、石の色は良くても砂が有る所に竿を出してしまうことが多かった。しかし掛かりや泳ぎから判断して移動したので、以前のように闇雲に攻め続けるということは無かった。また水位の変動によって、鮎が掛る所が変わることについてはほとんど意識が無かった。それぞれのポイントの特性を把握して、水位に応じたポイント選びを身に付けたい。
今月のペースは1.22匹/時間と、先月より更にペースが落ちた。これは水が高く水況が良くなかったことも有るかもしれないが、金属糸を上手く扱えず高水でオトリをよく沈められないなどの技術上の稚拙さが大きく影響したと思う。
ポイントの選択については石の色については充分注意したが、今後は石の色やハミ跡だけでなく砂についても注目していく。また掛かりを急ぐ余り、弱いオトリでも追い合いが出る前にポイントを見切っていた可能性も有ったので、落ち着いて釣りをする様に心掛ける。