平成11年釣行記(8月2日)

今日は跡部のもぐり橋をやった後、郡上へ向かうつもりでいました。前回7月30日の帰りに、もぐり橋専用区をちらりと見たらいかにも釣れそうな色をしていたからです。10時過ぎくらいにもぐり橋に着くと既に二人やっておられ、準備中の方がお一人います。ここはポイントが限られているのでどうしようか迷いましたが、やらないと後悔するのでやってみることにしました。

もぐり橋専用区

オトリを買って戻るとさらにお一人準備中です。先に準備しておられた方がどこへ入られたかが気になります。私も準備を済ませ岸辺に向かうと、先程の方は瀬肩のいちばん良い所をやっておられます。やっぱりと思いつつ同じ流れの下に向かいました。釣り人の後ろを通った時にちょうど竿が曲がり、16センチほどのをキャッチされました。下の方は思ったより良い石が無く、掛かりそうに無いので馬の背から対岸の辺地を狙うことにしました。上の方の迷惑にならないように下流から馬の背に渡り、10時45分のスタートです。風が強く、竿を伸ばす時に1本抜けばよかったと思いました。

ナイロン015をセットして養太君を送り出します。この養太君は底石によく引っ掛かり、なかなか上手く泳いでくれません。流すように辺地の石が黒い所を探ります。しばらくしてやけに流されるので竿に聞いてみると掛かっている様子。しかし掛かっていたのは超チビ鮎でした。7、8センチしかありませんが、ひと泳ぎして掛けてくれないかと出してみてもダメでした。控えの養太君に交代するとジワジワと対岸の方に出て行きます。辺地の浅い所まで行ってしまうので引き戻した時にアタリが出ました。16センチほどですが、バッチリ背掛かりです。さあこれからと送り出しましたがすぐに根掛かりし、竿を煽っているうちに高切れしてしまいました。(T_T)

気を取り直して黒い石の筋や瀬の波立ちを探りましたが、ついぞアタリは出ません。泳ぎはまずまずですし、ヤナギに変えても掛かりませんでしたので12時半で場所変えすることにしました。他の方も同じように移動される様子です。瀬肩でやっておられた方に幾つ掛けられたか尋ねると4匹だったそうです。もっと掛かっているかと思っていたのに意外でした。


下万場橋下流


本流は水位がまだ高目ですので気掛かりでしたが、高速から見ると意外に低く見えます。大和インターを降り、この前入れ掛かりがあったポイントへ向かいました。今日は平日にしては人出が多いみたいです。車を走らせ目的の場所に近づいてビックリ、石の色が悪い!なんだかアカ腐れした時のような色をしています。先日入れ掛かりした所も同じです。しかし流心には黒い筋が有り、そこは釣れそうな感じがしたのでここで竿出しすることにしました。

風が強いので元竿を抜いて準備します。メタルの007をセットし13時45分のスタートです。出して間もなく掛かったのですが口掛かりで、流れに揉まれて石裏に廻った時に「あっ!」、セットバラシです。なんと今日はトラブルの多い事か。切れた所を確認すると、石に擦れて切れたのではなく接続部分の不良の様でした。いつもは仕掛けをセットする時に確認するのですが、今回は未確認でした。さらに他の部分にもかなり傷が有りましたので、新しいのに交換です。再度養太君を送り出すのですがこちらはバテ気味で、一応底には入る様でも安定しません。背鈎を打ってもみましたがいかんともし難く、オトリを追加することにしました。

元気な養太君にしたのは良いのですが、メタルの007が細過ぎて上手く操作出来ません。緩めれば勝手に泳いで行ってしまいますし、張り気味にすると目印がブルブルしてしまいます。そうこうしているうちに少し弱ってきたので、流す様にして探って行きました。大石の脇を通過した時に待望のアタリです。トラブル続きでやや緊張しましたが、今度は上手く取り込みました。掛かり鮎はまずまずで20センチを超えていますが、鈎がエラと心臓に刺さっています。しかし出血は少なく、何とか泳いでくれそうです。

その後立て続けに2匹来たのですが、いずれも掛かりどこが悪く潜らないのでオトリを続投、しばらくして掛かったのは口曲がりでした。それからあちこち瀬の筋を探って2匹を追加、夕立でカッパを着込み18時まで粘ったのですが、結局根掛かりでマイナス1になっただけでした。(^^ゞ

本日の釣果

今日は久々にメタルを使ったのですが、オトリが止まるように(動けない様に?)糸を少し張っていると良い感じでアタリが出ました。まだまだうまく操作出来ませんが、目印を高目にしてベタ竿でやるか、ごくらく背鈎かオモリを使えば上手に出来そうな気がしました。前ここでやった時もそうでしたが、増水の時はオトリを止める操作の方が掛かる様です。なんとか釣果を安定させる糸口が見つかったように思います。

また今日はいつにも増してトラブルが多かったですが、もぐり橋でやった時に竿が風に煽られ思うように操作が出来ず、半ば腹立たしい思いでしたので冷静さを欠いていた様です。風が強い時は楽に扱える様、短竿でしょうか。




日付平成11年8月2日(月)
場所漁協長良川中央漁協/郡上漁協
河川武儀川/長良川
ポイント跡部もぐり橋専用区/大和町下万場橋下流(専用区)
時間10:45〜12:30/13:45〜18:00
釣果匹数5匹
サイズ17〜21センチ(超チビを除く)
総重量270グラム
平均19.5センチ
水況水位武儀川:平水よりやや高い程度/長良川:+40センチ
水温もぐり橋:19.2℃(10:45)、21.0℃(12:30)/大和町:20.9℃(13:45)、21.1℃(16:00)、20.0℃(18:00)
にごりどちらも無し
天気晴れのち曇り、17時頃から俄雨
仕掛け竿Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技015 3.5メートル つまみ糸025 30センチ/ピンクのメタセンサー007 3.5メートル つまみ糸025 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン08 15センチ固定
掛け鈎カツイチ改良トンボ7.5号3本イカリ、がまキツネ8号3本イカリ
オモリ・背鈎ごくらく背鈎使用(バテオトリ)
オトリ養殖4匹(スタート2匹、追加2匹:@500円)

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