ここ数日は天気が思わしくないので、津保川の水温が21℃以下だったら竿を出そうと思っていました。ところが予想最高気温は31℃ということでしたので、津保川はパスして郡上へ向かいました。途中で津保川の水温を計ったところ、7時20分で20.9℃でした。
大和インターを降り、西河橋の上から川を覗くと右岸側の深みは石がピカピカです。今日は名皿部橋上流でと思っていたので、そちらへ向かいましたが橋の上下流には合わせて10人ほどの方が竿出ししておられました。
ポイントに着いて右岸の堤防から川を見ると石は黒いのですが、ハミ跡は少なそうです。左岸側に廻るとチャラ瀬にはほとんどハミ跡が見られません。準備をしてスロープの所から河原に降りたのですが、浅い所の石はほとんど泥をかぶっています。しかし流心の脇はハミ跡もかなり見られ期待できそうでした。
8時半のスタートで、流れが強いのでメタルの007をセットし、オトリを送り出しますが流されて全くオトリが落ち着きません。できるだけノーマル仕掛けでと思っていたので、何とかしようといろいろやってみますが全然ダメです。控えの養太君に換えても同じなので背鈎を打って送り出します。さすがによく潜るのですが、なかなか安定しません。目印の位置を変えたり、糸の張り具合を変えたりしてみますが落ち着く気配は無し。そうこうしているうちに時計を見ると1時間も経っています。水中糸をナイロンの015に替え、下流の浅い所へ移動しました。泳ぎは良くなり、目印の感じも良いのですがアタリは出ないままでした。ハミ跡は少なめでしたので見切りを付け、チャラ瀬に移動しました。
チャラ瀬も瀬と同じでハミ跡は少なめですが、流れの筋にはピカピカな部分が有るのでそのような所を泳がせました。オトリが底石に引っ掛かって泳ぎ難そうでしたので、ヤナギに変えたところしばらくしてやっと掛かりました。時計を見ると10時50分です。なんと長かったことか。この後チャラ瀬の筋をあちこち探り、ビリを1匹追加して瀬に戻りました。瀬に戻ってすぐに来たのですが口掛かりで、取り込む時にバラしてしまいました。
上流に向かって車を走らせると、平瀬が連続する所に出ました。以前はよく来たのですが、護岸工事の後はここではやったことがありません。堤防から見て歩くと小さな瀬肩になった所がピカピカで、野鮎の追いかけっこも見られます。13時45分、早速準備して上流から廻り込みました。出して間もなく掛かり、その後5、6匹は入れ掛かりでした。
その後全然掛からず16時頃にやっと来たかと思ったら、上へ遡ったのち思いっきり下に走られセットバラシです。急いで従いて降ったのですが、大石ゴロゴロで足場が悪く間に合いませんでした。仕掛けをセットし直し、またすぐに来たのですがこれもセットバラシ。竿は立っていましたが、ナイロンの015では細過ぎました。気を取り直し、水中糸を0175にしてまたまたすぐに来たのですが、今度は腹掛りです。慎重に寄せて取り込んだものの、心臓ズバリで敢無くアウト。不調は続くものです。ポイントを少し緩めの所に変え、しばし泳がせると待望のアタリ。これは確実に取り込みました。
それからはポツポツの掛かりで、型もまずまずでした。アタリも無くなり、天気が怪しくなってきたので18時半に納竿としました。引き舟に何匹入っているかと数えると11匹でした。セットバラシの2匹+αが悔やまれます。それと、この辺りでやっておられた方は、ボツボツの掛かりだったようです。
今日は入れ掛かりもあったものの、実釣時間の割にトータルではもう一つの釣果でした。上に遡らせても掛からず、下に引き下げるか、石の所でオトリをバチッと止めているほうが掛かりました。移動してからは竿を選ぶのを迷いましたが、もう少し硬めのほうが良かったです。このポイントは、型もそこそこですし練習にはもってこいの瀬だと思います。
名皿部橋では何とか一つと思い粘ってしまいました。競技会を意識しての事でしたが、時間をやや費やし過ぎました。また、メタルの細糸が上手く使えなかったのは今後の課題です。
日付 | 平成11年7月21日(水) | |
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場所 | 漁協 | 郡上漁協 |
河川 | 長良川 | |
ポイント | 郡上郡大和町名皿部橋上流(専用区)/下万場橋下流(専用区) | |
時間 | 8:30〜13:00/13:45〜18:30 | |
釣果 | 匹数 | 11匹 |
サイズ | 13〜21.5センチ(95グラム) | |
総重量 | 625グラム | |
平均 | 18センチ | |
水況 | 水位 | +30センチ→+20センチ |
水温 | 16.8℃(8:30)、18.0℃(12:00)、20.0℃(16:00)、20.2℃(18:00) | |
にごり | 無し | |
天気 | 曇りのち晴れ、夕方少し俄雨 | |
仕掛け | 竿 | Daiwa VS銀影競技T中硬々95MG(名皿部橋) Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV(下万場橋) |
空中糸 | ナイロン06ダブル&シングル遊動式 | |
水中糸 | ピンクのメタセンサー007 3メートル つまみ糸03 30センチ 将鱗あゆ競技015 3.5メートル つまみ糸025 30センチ 同0175 3.5メートル つまみ糸03 30センチ |
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ハナカン周り | 自作泳がせハナカン6ミリ ハナカンハリス ナイロン08 13センチ固定 |
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掛け鈎 | カツイチ改良トンボ7号3本イカリ 7.5号3本イカリ | |
オモリ・背鈎 | ワンタッチ背鈎 | |
オトリ | 養殖2匹(@500円) |