平成11年釣行記(7月1日)

片知川

やっと晴れたという感じで、大瀧詠一が合うような日です。まず市役所の水位計を見に行くと16メートル近くあります。長良橋から見ても濁りは強い。武儀川か板取に一縷の望みを託して向かいます。途中津保川を覗きましたが、高過ぎてダメ。武儀川は出来そうでしたが、石が小さいので期待薄・・・。板取は穴洞ならなんとかという感じですが水温が15.9℃で水もかなり高いのでパス。撮影だけして帰ろうかと思って車を走らせ、通りすがりに「ここなら出来る、やった!」と思ったのは片知川でした。今日は7月1日で確か片知の解禁だったはず。うっしっしと思い、念のため組合の案内を見ると『7月第一日曜日(7月4日)』と書いてありました。(T_T) 誰もやっていないはずで、1は一でも1違いでした。しかし、片知川を見て俄然やる気が出てきました。「粥川へGO!」ということでウキウキです。(^。^)


粥川/いちばん下のほう

粥川で唯一知っているのはここだけですが、既にお一人やっておられます。お尋ねすると2匹掛かったとか。車を降りて川を覗くと、辺地の残りアカに小さいながらも鮎が付いています。「よっしゃ!」とオトリをGetして12時のスタートです。川が狭いので下2本+ズームを抜いて竿を短くしました。しかし困ったことに、7メートル用の短い天上糸は持っていません。いちばん縮めても1メートルぐらい長すぎますが、掛からなければ早めに切り上げようと思いそのまま始めました。


橋の上から

竿を出しておられた方に挨拶すると、「掛からんね〜。」との事。水温は15℃とひんやりします。アカは右岸寄りの辺地といちばん下の方の浅い所しか残っていませんし、付いている鮎も数匹見えただけですので掛からないのも頷けます。邪魔にならないようにいちばん下の浅い所から始めました。30分ほど泳がせるも反応無し。先にやっておられた方も帰って行かれました。低水温で追いも悪いのだろうとヤナギに変え、背鈎を打って泳がせます。開始から1時間ほどでやっと1匹目が来ました。15センチぐらいでしたが背掛かりです。しかしその辺りに居たのは1匹だけらしく、細かく探りますが次が来ません。

今度は橋のたもとまで移動し、右岸側を木に絡まないように注意しながら攻めました。石裏の棚になったような所で本日の最大(といっても17センチですが)が掛かりました。徐々に釣り降り、ビリちゃん1匹を追加しましたが掛かる見込みが無さそうでしたので15時半に納竿としました。


本日の釣果

条件が悪いにも拘わらず、なんとか型を見ることが出来ました。ここがダメなら牛道川(白鳥)へ行くつもりでしたが、面倒なのと少しは掛かりそうでしたのでここにした訳です。

今日は久しぶりに背鈎を使いましたが、オトリの泳ぎが安定して操作し易かったです。ほとんどいつもノーマルでしたが、背鈎のありがた味を実感できた日でした。




日付平成11年7月1日(木)
場所漁協郡上漁協
河川粥川(長良川支流)
ポイント最初の橋付近(合流点より500メートルほど上流)
時間12:00〜15:30
釣果匹数3匹
サイズ14〜17センチ
総重量100グラム
平均15センチ
水況水位+30センチ
水温15.0℃(12:00、15:30)
にごり無し
天気晴れ
仕掛け竿Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MVパワー穂先(ズーム含め3本抜いて使用)
空中糸ナイロン06ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗アユ競技0175 3メートル つまみ糸03 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン5ミリ
ハナカンハリス ナイロン08 15センチ固定
掛け鈎回転式2本ヤナギ(先鈎Gハードこーだ8号元鈎8.5号)
オモリ・背鈎ごくらく背鈎(がまかつ関東スレ4号)
オトリ養殖2匹(2匹で900円)



<各ポイントの状況>

年に一度くらいの大水でしたので、行きがけにあちこち撮影してきました。見た限りでは大きな変化は無かったようです。

津保川下白金専用区10時頃、ささ濁り。

武儀川跡部のもぐり橋。

武儀川高野専用区10時半頃、ささ濁り。ここで3人ほどやっておられました。

横越の内川(長良川分流)に掛かる橋。たもとの柱にくくり付けてあった看板が流されています。

新美濃橋下流、にごり強い。

新美濃橋上流。板取川の水が流れているところは、濁りが薄かったです。(この写真では分かりづらいかも。少し青く見える。)

板取川穴洞橋下流11時頃。水温15.9℃、ささ濁り。

同上下流方向。

蕨生橋専用区。橋の上から下流方向を望む。


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