平成11年釣行記(6月総括)


 釣果総実釣時間時間当たり釣果日平均実釣時間釣行日数1日当たり釣果
5月6月4533.4時間1.35匹/時間4時間1185.63匹/日



<概況>

板取川穴洞

今シーズンは放流後に大きな出水が無く、各河川とも水温水量に恵まれ稚鮎が良く定着したためか、解禁当初より良く掛かっていたようだ。郡上では吉田川町裏が、中央では板取川下流部及び洲原・上河和等の管内上流部が好調のようであった。梅雨入り後しばらくは雨らしい雨が無く半ば渇水状態にもなったが、下旬になって連続降雨でかなり増水し竿が出せない日もあった。

先シーズン長良川水系でよく掛かった口がへの字の鮎は、中央管内では全くといっていいほど見かけなかった。これは漁協関係者の努力によると思われるが、この場を借りて感謝の意を表したい。郡上管内ではポイントにもよると思うが、への字の鮎がまま見うけられる。放流種苗の質の問題と思われるが、総放流量のみでなく質に関しても検討していただきたいと思う。

長良川本流筋のポイントの一部に、川相の大きな変化が見られた。川の起伏が激しくなるほうに変化しているように思われる。また濁りが取れるのが先シーズンに比べると早くなっており、高速道路の工事が一段落したためかとも思われる。川相の変化と共に、淵は深く瀬は荒く、大石ゴロゴロの釣り人にとっては面白い川に戻って行くものと期待する。


<反省>

掛かりそうで掛からなかったポイント

今シーズンの個人的な課題は、1.目印の高さand糸の角度、2.適切な糸の太さ、3.思いきった場所移動である。またテーマとしては、1.背鈎を使った釣り、2.回転式ヤナギ鈎の使用を考えている。

目印の高さは先シーズンまでに較べてかなり高くしており、そのためオトリがイヤイヤして底に入らない、または沖へ出て行ってしまい止まらないといった現象は少なくなった。しかしまだ目印の高さ調節が不適切で、オトリの位置が思っていた所とかなり外れているといったこともしばしばで、更なる修練が必要である。糸の角度に関しては目印を高くしたため、かなりベタ引き出来るようになった。

糸の太さに付いて、ナイロンに関しては概ねうまく選択できたと思う。メタルやハイテクラインに付いてはそれを使うポイントを攻めていないので、未知数である。

場所移動に付いては、ポイントの見切りも含めて不適切であった。同じ所を何回も泳がせるといった習慣があり、一発泳ぎ(元気オトリで野鮎が居れば一発に掛かるような泳ぎ)が出ているにも拘わらず、掛からないポイントで漫然と釣ってしまうという事がしばしばあった。かなり改善してきているが、これが釣果の伸び悩みの私にとっての最大の原因である。車での大きな場所移動も、ポイントの見切りと同様に遅く決断しがちである。今後とも的確なポイント移動を身につけていきたい。

背鈎に関しては今シーズン未だ一度も使っていないが、背鈎使いに習熟する意味からも今後は積極的に使うようにする。回転式ヤナギ鈎の使用に関しては、どのような状況やポイントで使ったら効果が上がるかがはっきりしていない。おぼろげながらには判ってきて、これによって釣果がプラスにはなっているが、引き続き自分なりの明確な選択基準を確立して行きたいと思う。


<目標>

釣果の一例

今シーズンは通年のペース、2匹/時間を目標にしている。今月は1.35匹/時間と目標には届かなかったが、水況が良いにも拘わらずポイントの見切りが不適切であったためと思われる。



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