同行のTさんと11時に約束したのに、目が覚めたのは10時半でした。(^^ゞ 急いで仕度をしてポイントへ向かいました。途中で連絡をとると「まあまあ釣れてるので、オトリは買って来なくていいよ。」とのこと。美濃淡水魚で年券(7,500円)のみを買い、板取川の蕨生大橋へ向かいました。通りすがりに新美濃橋のポイントはと覗くと、水がまだ高いうえに釣り人もまばら。一応ホームページ用にと思い、デジカメで撮影してきました。
下流は3、4人入っていましたが、上流は二人でした。
12時15分ごろ、蕨生大橋に到着して携帯で連絡しようとしたら”圏外”になっていて不通。Tさんのそれらしい姿は無いかと双眼鏡で見ても見当たりません。その間にもあっちでポロリ、こっちでポロリと掛かっています。「これなら掛かるワイ!」と安心しました。
橋のたもとのガソリンスタンドからTELしてようやく合流、半年ぶりの再開の挨拶もそこそこに釣果はと聞くと「14匹掛かった。」とのこと。簡単な昼食を取ってさて出陣!その前にデジカメデジカメ、ホームページの作者は忙しいですね。(^^;)
Tさんも昼食を済ませ、午後からの部です。オトリ缶を開けると18センチほどのもいます。手頃なのを3匹借りて私は橋の下へ、Tさんは上に向かいました。
先に入っている人の邪魔にならないように岸寄りを歩き、高圧線と橋の中間ぐらいの所に入りました。仕掛けは新しいのは用意しなかったので、先シーズンの終わりに使ったナイロンの0.15をセットしてみました。(^^ゞ ところが水中糸が短くなっていたので、結局新しいのに交換です。ずぼらはいけませんねぇー(^。^) もっと浅いポイントでしたら0.125にするのですが、シーズン初日でもありますし18センチぐらいのも掛かるようなので、大事を取って0.15にしました。
掛け鈎は取り合えずということで、がまキツネ7号の3本イカリをセット。目印は1.3メートルほど。時計を見ると13時15分、オトリを出す前に水温を確認すると18.2℃ありました。ハナカン通してサカバリ打って、さあスタートです。さすが天然、ススーッと出て行きます。沖に出て行ったのはいいのですが、シーズン初めということもあって緊張と不慣れで竿操作が思うように出来ず、オトリが全然落ち着きません。目印が常にバタバタしています。竿を寝かせてもダメなので、引き戻して目印調整です。1.6メートルほどにしたら何とか静かになりました。(^^;) しかし気持ちの方は動揺しています。オトリ操作どころではなく、オトリを沈めるのに精一杯です。「こんな緊張で1日釣るのかいな」と思っていると目印がシュッと上に走りました。「やった!来た!」と思ってタモを抜いて引き抜きにかかったら、オトリだけでした。(T_T) どうも空追いだったようでした。
少し下に降り、サカバリを打ち直して再度送り込みます。やや流れが強くなっていますが、大き目の石が並んでいるのが見えるのでそこへオトリを誘導します。目印をバタバタさせないよう、オトリを落ち着かせようと竿を寝かせていきます。「おっ、やっと落ち着いたな」と思うと、今度はオトリがゴロゴロ流されていくようです。引き戻そうとするとどうも掛かっている様子。竿をあおるとやはり掛かっています。竿がのされ気味なので高切れしないようにタメながら降ります。心臓バクバクの足はガクガク、アドレナリン(ノルの方だったか?)が体中を駆け巡ります。へっぴり腰でまあお粗末な格好だったでしょう(笑い)。 何とか竿が立ったので引き抜きにかかると、しっぽに掛かっていて掛かり鮎は逆さまです。「何とかバレんといて〜」と願いつつ、ぐっと引き抜きキャッチ。”掛けた”というよりは”掛かった”といった感じでした。型は16センチですが、今シーズンの初物です。「やれやれ、オトリご苦労さん」とオトリを引き舟に戻し、掛け鈎を交換して今掛かった野鮎に交代しました。(^^)v
そんなこんなで16時半までに18.5センチを頭に7匹を掛けましたが、平均は15センチ有るか無いかでした。自分としては初釣行でもありますので、まあまあの気分です。同行のTさんは18センチくらいのを頭に10時から16時半まで27匹でしたが、Tさんは平均して型も良かったです。水中糸はメタルの003だそうです。
今日の感じからすると、多少深くて流れが強そうでも底石が良ければ掛かるようです。オモリを使ってオトリを沈ませても落ち着いていれば掛かりは早いようなので、次から次へと石を攻めるような釣り方が良いように思います。辺地のほうは型が細かいようでした。
日付 | 平成11年5月31日(月) | |
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場所 | 漁協 | 長良川中央漁協 |
河川 | 板取川 | |
ポイント | 美濃市蕨生大橋(専用区) | |
時間 | 13:15〜16:30 | |
釣果 | 匹数 | 7匹 |
サイズ | 12〜18.5センチ | |
総重量 | 200グラム | |
平均 | 15センチ | |
水況 | 水位 | +20センチ |
水温 | 18.2℃(13:15) | |
にごり | 無し | |
天気 | 晴れ | |
仕掛け | 竿 | Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV |
空中糸 | ナイロン06ダブル&シングル遊動式 | |
水中糸 | 将鱗アユ競技015 3.5メートル つまみ糸025 30センチ | |
ハナカン周り | ハナカン5ミリ、ハナカンハリス ナイロン08 15センチ固定 | |
掛け鈎 | がまキツネ7号、7.5号3本イカリ | |
オモリ・背鈎 | オモリ0.5号を時々使用 | |
オトリ | 天然3匹(同行のTさんより拝借) |