平成16年釣れてる情報(5月7日根尾川)

去る5月7日(金)、今シーズンの根尾川はどうかと見に行って来ました。結論を先に述べますと水況と天気にも拠りますが、解禁日にはまあまあいけそう。中でも先着5名様くらいはこの時期としては良い思いが出来そうな感じでした(笑い)。上流の護岸工事はほぼ終わっていて、石は未だまだ埋まっているものの砂の粒が大きくなってるので、徐々に砂は引きつつある様子です。当日は未だ水が高めで+30センチ、濁りは少しといったところ。ところが水温は16時15分で16.2℃もありました。例年、根尾川の解禁日は低水温に見舞われることが多いのですが、この水位でこの水温ですと今シーズンの解禁日は大丈夫そうです。では順を追って撮影してきたポイントを紹介します。

大野橋上より上流方向

先々シーズンに、解禁後暫らくして好調だったポイント。2002年5月19日に鈴鹿市在住のDさんはここで54匹の釣果を上げておられます。今シーズンの感じでは中洲の砂が気になるところです。


大野橋下流右岸側

大野橋下流右岸側。内緒にしたいところですが、5名様分の特等席と見ます。点数をつければ4.5点。ただし、外しても当方は感知しませんので悪しからず。


更地堰堤

定番の更地堰堤。先シーズンは細かい砂が多くて見るも無残な状態でしたので、それに比べれば相当回復している感じに見えます。ただ石は未だまだ埋まっているようです。3点。


更地堰堤下流

同下流部。一応入る所はあります。川通しは難しそうなので、右岸から入ったほうが良いでしょう。


更地堰堤下流瀬肩

堰堤下流中洲の瀬肩。更地堰堤付近では最も良さそうに見えたポイントです。ここなら竿出ししてみてもよいと思いました。3.5点。


佐野地内

佐野地内。一見良さそうにも見えても多分ダメポイント。なぜでしょう?正解かどうかは竿を出さないと分かりませんが、やるとしたら画像右端と左端の部分。そこだけなら3点。もう少し水が引いていればはっきり見当を付けられただろうと思います。このタイプのポイントでは、流心を狙ってトホホになる人はかなり多いだろうと思います。


佐野地内

ここも佐野地内。国道からよく見えます。まあまあいけそうに見えたポイント。手前のトロ場にどれくらい石が出ているか次第ですが、右岸側の木が覆い被さっている所などは珍しく良い色に見えました。3.5点。


佐野地内

上のポイントの対岸(画像左の中洲は、上の画像の右端に出ています)。これは迷う。7月に入って増水後の引き水にはいけそうな気がします。3.5か?


万代橋上流

万代橋上流。広い瀬なのですが、砂と砂利が目立ちました。対岸の際ならどうでしょうか?


万代橋上より下流方向

万代橋下流、組合事務所裏。向こうにチョロチョロッと見える白波の瀬は良さそうです。


以上、いくつか紹介しましたが、全体的には2.5点。根尾川はかなりの回復を見せてはいるものの、更地付近では河原の石が異常に白いのが気になりました。増水で石が洗われただけではなく、除草剤か薬品の影響ではないかと言った感じです。そのため川の中の石も平均して汚い(アカの状態が良くない)。ひょっとすると淡墨温泉が原因かもと思い調べようと上流へ向かったのですが、日当(ひなた)地内まで上ると今度は川に砂が目立ち始め、それ以上向かう気になれなくて引き返して来ました。

また先月4月27日には長良川では3メートルを越える大増水があり根尾川もかなりの増水でしたので、放流した鮎が流されたのではないかと地元の知人が話していました。それとこの日は見かけませんでしたが、川鵜がたくさん居るとかで食害も心配されるところ。これらについて組合は、下流の海老(かいろう)堰堤で投網を使って稚鮎を捕獲。上流部へ運んで放流する汲み上げ放流を行ったり、川鵜を追い払うための見回りを強化するなどの対策を講じているそうです。

上流部の解禁は6月ですが長瀬キャンプ場付近から神海、佐野地内にかけては良さそうなポイントが点在しています。先シーズンはこれらのポイントへ日釣りで入ってみようかと思っていたのですが、全国的に鮎不漁で根尾川もやはり不調。一度も竿出しせずでした。先シーズンの解禁日に見て回った時には、長瀬より下流ではとても竿を出す気になれませんでしたが、今シーズンは水況次第で解禁早々でも竿出ししてみようかという気になっています。

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2004-05-08