私は細糸派です。胸まで有るような所は滅多に行きませんし、大鮎狙いよりも数釣りがしたい。太いよりは細い方が掛かるので、そうしています。
水中糸の素材は2012年現在、メタルとフロロがメインです。以前はナイロンの0125とかも使っていましたが渓流のゼロ釣法で、フロロの01を使うようになってからは01から0175までは全てフロロに変えて、その号数のナイロンは廃止にしました。理由は、目印の落ち着き方が全然違うからです。フロロの方が断然落ち着く。それに糸自体の強さもナイロンに比べてフロロは1.5倍くらいに感じるので、01でも無理をしなければフロロなら十分使えるからです。ナイロンの01だと怖くてとても使えません。
細糸を使うにはそれなりの技術と工夫が必要ですが、ポイントはつまみ糸との結び方。つまみ糸はメタルでは接続糸として必須ですが、フロロやナイロンにも使っています。
これと言って変わった物は使っていません。メタルはメタセンサーで003から0125。メタコンポは005と007。フロロは東レの将鱗渓流釣聖GSで01から02。ナイロンは将鱗の赤プロを02から04まで用意しています。(画像は1999年時点のものですので古い)
手間がかからないように、連続式カートリッジ式にしています。また現場では補修がし易いように、単式カートリッジも使っています。
ここでは、ハナカンと水中糸をつなぐ部分をつまみ糸、空中糸と水中糸をつなぐ部分を接続糸と表現しています。つまみ糸も接続糸も、作り方・使い方は全く同じですので、適宜読み替えて下さい。
水中糸 | つまみ糸 | 接続糸 | |
---|---|---|---|
ナイロン | 0.1 0.125 | 0.2 | 0.3 |
0.15 0.175 | 0.25 | 0.3 | |
0.2 | 0.3 | 0.4 | |
メタル | 0.05 0.07 | 0.25 | 0.3 |
0.1 | 0.3 | 0.4 | |
ターボV | 0.05 0.07 | 0.25 | 0.3 |