ストライクインジケーター

竿が硬いと糸の張りが難しいし、柔らかい竿だと取り込みに手間がかかる。何とかならないか?そんな時に、古川トンボさんの本(アユ泳がせ釣り入門:廣済堂出版社刊1985)に「中通しナツメウキを使っている」と書いてあるのを読んだ。それを参考にして、簡単に脱着できるようにナツメウキに軸を通し、空中糸の方には小さなウキゴムを取り付けて使ってみた。「おお〜!」と思わずうなるような糸の張りができるうえに、竿の弾力とウキの重さによる、ブランブランとした動きで竿だけでは、ほとんど実現不可能と思える刺激を与えられる。でも、糸がウキの外を通っているうえに、ウキを外してもウキゴムがそのままで、なんだか不格好である。

そんな時に釣具店のフライコーナーで見つけたのがこれでした。Good!これを見て「大きな目印で、良く見えるでしょう」と言った通りすがりのアユ師がいましたが、バカにしないでよ!このインジケーターのおかげで、オトリ操作が楽になるし、名人真っ青のオバセができる!しかし私の釣果は一向に伸びない。トホホ・・・


<加工>

そのままでは軽すぎるので、沈まない程度に針金を巻き付けて重くして使っています。(沈んでしまっては、ウキの効果が無い)

用意するもの
ストライクインジケーター
釣具店のフライコーナーにあります。サイズ・色とも数種類有り、値段はどれも4個で800円ほどです。最初に、いちばん小さいのを買ったのですが、軽すぎていまイチでした。現在はいちばん大きいサイズを針金で更に重くして使っています。
ステンレスの針金
18番線くらいが太さ・硬さ共に良いのですが、太目のハナカンでも使えると思います。
ニッパー、ヤスリ
ニッパーはステンレス線が切れるもの、ヤスリはダイヤモンドがお勧め。
巻き付ける棒
ここでは、カットハリスの入っていたプラスチックの筒を使っています。

    早い話が、ステンレスの針金でリングを作り、ストライクインジケーターに取り付けるだけのことです。重さは好みですが、インジケーターが沈まない程度にします。(水に浮いていると、糸ガラミのトラブルが少ない)ハナカンを使う場合は、3コ4コと取り付けます。

  1. ステンレスの針金を棒などに巻き付けてリングを作ります。口のところが少し空くくらいに切ります。
  2. バリ取りをします。先端はできるだけ丸く、滑らかにします。リングの形がいびつでしたら、修正しておきます。

    こんな感じでセットします。写真左下のがいちばん大きいサイズで、18番線と20番線のリングを取り付けてあります。また、古くなって真ん中のゴムが切れてしまったので、自転車のチューブを切って補修しました。こちらの方が丈夫そうです。

    サイズ直径(ミリ)長さ(ミリ)
    16
    9.518

    それと、インジケーターの大きさを載せておきますので参考にして下さい。


    このようにして使います。


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yossy.sogabe@nifty.ne.jp 1999-11-14