ちょっとお疲れモードだったので今日は休竿日にしようと思っていたのですが、27日付の中日スポーツにハエ釣りの記事が出ていたので行く気になってしまいました。今日は変わった所でと、一度竿出ししてみたいと思っていた山崎橋付近へ向かいました。

橋の上から見ると上流の浅場ではキラキラしていますし、100匹くらいは居そうな群れも見えて移動中です。やるにしても浅そうなので、どこへ寄せようか暫し思案。少し上み手に見える深みへ寄せるつもりで竿出しする事にしました。

深みに寄せ餌を打って仕掛を流しますが、なかなかアタリが出ません。15分ほどしてやっと来たのはウグイ。その後もたまに釣れるだけ。エサの流れ方からすると、底はどうも砂地のようです。流し切る寸前くらいが良く釣れるので、徐々に下もへ移動しました。

かけ上がりの手前(画像で網打ちの人が立っている辺り)が僅かに掘れ込んでいるみたいで、そこを流れると良くあたります。14時頃までは3投に1匹くらいのペースで釣れていたのですが、濁りが強くなってきてアタリが遠退いてしまいました。その後はたまに釣れるくらい。15時前に濁りが少し薄くなってきた感じになるとペースが戻ってきて、再び3投に1匹くらいのペースで釣れるようになりました。

まだまだ釣れそうでしたが寄せ餌を使い切り、小雨もパラパラしてきたので15時半に納竿としました。

私が釣っているのを見ていた人が、後から投網を打ちに来られました。「濁りが強すぎて捕れない」と言っておられましたが、シラハエは釣りも網も水は澄んでいた方が調子が良いようです。

数を数えると88匹でカウンタは80匹でした。途中のカウンタは14時に30、15時に60でしたので時間にして約30匹。3投に1匹くらいのペースの方が、楽しむ釣りには向いているように感じました。ハエの12センチクラスは5，6匹、ウグイも大小混ぜて10匹前後居ました。

それと今日は、寄せ餌を失敗しました。溶けやすいようにとオランダ専用まきえ(かご釣り用の寄せ餌)を使ってみたのですが、これは溶け過ぎて不向き。持続性が足りませんでした。更にグレパワーを混ぜたのでますます溶けやすくなり、今日の流れではゴルフボール大ですと7分か8分くらいで寄せる効果が無くなってしまいました。普段より速いペースで寄せ餌を打ったものの寄せ餌の効果が途切れがちで、濁りの影響もあって釣れたり釣れなかったりの差が大きかったです。普段の寄せ餌の効果と今日の教訓からすると、寄せ餌は2種類を分けて使った方が良いように思います。足止め用に比重が大き目で持続性があるものと、遠くの魚を寄せる用に軽めで即効性があり集魚効果が大きいもの。作るのに手間が増えますが、使い分けをする方が思った効果を得やすいだろうと思います。

また網打ちの人に教わったのですが、ハエを煮る時にはウロコを取らなくても良いそうです。ウロコを取る手間が面倒で食べるのを敬遠していたのですが、たくさん釣れたら持ち帰って甘露煮を作ってみようと思います。なお今日の釣果は網打ちの人に差し上げました。

これは橋の下流方向の画像です。以前に下見した時の様子から、橋下流の左岸寄りで流れが緩くなる辺りを狙ってみたかったです。ところが今日は、少々流れが強いように思いましたので他で竿出ししました。双眼鏡で見ると、ずっと下もの次の瀬肩付近でもハエの波紋がかなり見られました。

山崎橋は津保川に架かる県道江南関線の橋からひとつ上みの橋で、ショッピングセンター・マーゴから１キロくらい上流にあります。平成15年度の組合(長良川中央漁協)の案内にある庄中橋は間違えで、正しくは山崎橋です。庄中橋は江南関線に架かる橋です。

• (○)エサの流し方には注意した。
• (△)濁りが強くなったらアタリが遠退いた。
• (△)底が砂では深みに寄せるのは困難か？
• (×)寄せ餌の溶けが早すぎて失敗した。