出勤日を変わってくれということで、急遽休みになりました。100匹は達成したので、釣るだけならどこのポイントでも良いのですが、寄せ餌の具合を確かめたいと思い、いつもの桜橋へ向かいます。

流れも穏やかになり、橋下流の瀬肩でも水面を突付く波紋がちらほら見られます。数が少なめなので、橋上流も見てみることにしました。

岸寄りで竿出しがお一人。橋の上からの観察では、ハエは深場のかけ上がりや馬の背付近に居るような感じ。手前が掘れ込んでいるので狙えるかどうか心配ですが、ここで竿出しすることに。準備をしていると先の釣り人が上がって来られ、「釣果は２，３０。朝に比べると水温が上がったので、ボツボツ釣れるようになった」とのことでした。

準備をしてポイントに向かったのですが、かなり水が冷たい。水温は後から測ったら13℃ほど。寄せ餌を打ってスタートしたのですが、直後に仕掛けのトラブルで20分ほどロスしてしまいました。それでも再開5分程で1匹目。その後もボツボツとは釣れて来ますが、流れの影響でウキが潜り込みやすく思ったように流せません。上み下もや前後に少しずつ移動して流すコースを変えてみたのですがいまイチ。バンバン釣れる感じがしないので、14時半に食事に上がりました。それでもまあまあ釣れていて、この時のカウンタは51匹。

先に上がられた方は、よくこのサイトをご覧になっているとのことでした。いつもお世話になっております。自己紹介のページで顔写真を出しているので、どこかで見たことがあると時々声をかけられます。(^_^;)

食事の後、うまく流れないのはなぜだろうと思って目の前を空流ししてみました。するとどうも道糸を水面に落としているのが良くない感じ。竿先を高めにして、ウキより上は道糸のほとんどが空中に出るように流すと、ウキが潜り込まずに流れるようになりました。ウキ下を深くして釣れるタナが決まると、ほぼ1投1匹で釣れて来ます。型は小さ目が多いのですが、入れ喰い。15時50分にカウンタを見たらなんと90匹。釣れてはいましたが、自分でもビックリしました。

時間も早いので100匹は確実です。その後もコンスタントに釣れ続け、切りが良いところで16時半に釣れたのを最後に納竿としました。

上がった時にカウンタを見ると124匹。実際に数えてみると141匹でした。食事の時に約50でしたので、15時からは90くらい釣ったことになり、時間60匹。これでも鈎交換したり、寄せ餌の打ち忘れでアタリが遠退いたりしていますので、まだまだペースは上がる余裕があります。しかし小さめのが多かったためか正直なところ、たくさん釣れはしましたが面白かったという感じはもうひとつでした。15センチはウグイで、ハエの最大は13.5センチ。12センチ以上は10匹居るか居ないかくらいでした。いつも通り、数を数えながら全てリリース。

今日は上手な仕掛け(エサ)の流し方が分かりました。ウキが潜ってしまうのは餌を引っ張っていたためで、前回の釣行でベテランの釣り人が言っておられたことが発生していたのでした。前回は水深が50センチほどのポイントを流していたので、水面と底の流れの差が少なかったのか、それほど流し方には苦労しませんでした。今日のポイントは水深90センチほどで、ゴミの流れ方から見ても底の方はかなりゆっくり流れていました。ですのでウキが水面の速い流れで流れて、底の餌はウキに引っ張られるという影響が顕著に現れたのだと思います。これからは流し方にも注意を払っていくつもりです。

それと寄せ餌ですが、前回と同様に競技まきえにグレパワーを混ぜ、更に液体の集魚剤も加えて使いました。小さく丸めたものを足元に流して観察したところ、競技まきえの粒子は底を転がるように動いて行き、グレパワーの粒子は底近くを舞うように流れていく印象です。練り方にもよると思いますが、競技まきえだけに比べると粒子が軽い分流れて無くなるのが早いです。液体の集魚剤はエスカトンZというのを使いましたが発酵物質らしく、醤油の様な臭いがします。今日のところは効果の程は不明です。

また今日は足が冷えてしまって、上がる時には足の裏が痺れてしまいました。来シーズンからは渓流も始めてみようと思っているのですが水温13℃でこれでは、10℃とか8℃の水温が思いやられます。膝の関節から冷えていくようですので、サポーターの併用も考えてみます。

• (○)寄せ餌が良く効いた。
• (○)上手な仕掛けの流し方が分かった。
• (△)喰わせ餌が少々軟らかかった。
• (△)下半身の冷え対策。