他魚釣り(11月22日:シラハエ)

今日は風も強くて釣り辛そうですが、いつもの桜橋周辺へ向かいました。


桜橋下流

雨で平水よりやや低いくらいまで水位が戻っています。流れも速くて釣り辛そうです。瀬肩にはハエが水面を突付く波紋は見られず、いまイチの感じ。橋の上流で竿出ししている人の姿が見えましたので見に行きました。


桜橋上流

テトラの上の釣り人は虫エサの様子で、合わせてもエサが付いているかどうかを確認してそのまますぐに振り込んでいます。テトラの切れる辺りがかけ上がりになっているらしく、5分程で2匹釣れました。型もまあまあ。水深がありそうで、どうしようかと迷います。桜橋の上に回って上流方向を覗くと、魚影はかなり濃そうです。風で波立って見難いのですが、ハエが水面を突付く波紋がたくさん見られます。それではと、ここで竿出しです。

先の釣り人にご挨拶して、10メートルほど上流に入りました。今日は試しにとグレ用の寄せ餌を持って来たのですが、これが水を加えても思いのほかバサバサ。ヘラの大バラケみたいです。力いっぱい握るとなんとかまとまりました。水深もあって流れが強そうなので8号のウキをセットしてスタート。やはりと言うか、まとまった様に見えた寄せ餌は着水と同時にバラケてしまい、見たところ底までは到達していない感じ。それでも5分程で1匹目が釣れました。

しかし仕掛が底に引っ掛かると流れに負けてウキが潜ってしまい、アタリが取れずにサッパリ。寄せ餌も全然効いていません。テトラ下流ではベテランらしい人が良いペースで釣っていますので、25分で切り上げて移動しました。


入ったポイント

「さて、どこでやりますか。」画像の付近では、浅い所でもハエが作る波紋がたくさん見られ、橋の上から見た時と同じ様子。「やはり魚が多い所がポイントでしょう。」

いつもの競技まきえにグレパワーを混ぜて寄せ餌を練り直し。ウキ下を浅くして打ち始め、段々タナを深くしていくと釣れて来ました。それからしばらくは入れ喰いで2投1匹のペース。やはり魚影がある所では良く釣れます。ところが13時半前くらいから急に濁りが強くなり、全くアタリが無くなってしまいました。上みのベテランの方も釣れなくなった様子。水面を良く見ると、ハエの波紋が手前に移動しており、浅い所へ移動したみたいです。2メートルほど後ろへ下がって寄せ餌を打ち直すと、暫らくして釣れて来ました。しかし寄りは悪く、たまに釣れるだけ。14時半に食事に上がりました。この時のカウンターは31匹。

移動する時にベテランの方に声をかけていろいろお尋ねしましたが、この方の餌付け器はカウンター付きで、餌出しはレバー式。シャープペンのように一定量出る式でした。また、「餌がウキに引っ張られて流れると釣れないので、少しブレーキをかけると良い」ともおっしゃっていました。あとから椅子を持って来て腰掛けて釣っておられましたが、専用の椅子まで持っているとはかなり年季が入っているご様子。(画像の釣り人)


良く釣れたポイント

食事を摂っているとベテランの方のペースが上がってきました。濁りも少し薄くなった感じです。寄せ餌を打って再開するとすぐに釣れて来ました。それからは1投1匹くらいのペースで釣れます。途中、ペースが落ちることもありましたが順調な釣れ具合。16時15分、いくつくらい釣れたかとカウンターを見たところ75匹。このペースなら100匹は充分可能。押し忘れもありますので、実際にはもっと釣れているで俄然張り切ります。しかし夕暮れになってくると逆行でウキが見辛く、アタリがうまく取れません。水面を透かすように見ると割りと良く見えるので、跪いて釣りました。

75匹からはカウンタを押すと共に数も数えました。90を越えてくると緊張して、片思いの女性に告白する時のような感じ。「98。あと2つ」「99。よしっ」「100。よっしゃ!100匹達成!!」しかしカウンタは1回押し忘れていて99。16時47分、駄目押しに1匹釣ってカウンタもきっちり100にして終了としました。ピースピース。(^_^)v


本日の釣果

さてさて撮影の後、実際に数えてみると105匹。あとになって、テトラの前から移動する時に1匹放流していたのを思い出したので、本日の釣果は106匹でした。なお納竿は正確には16時47分ですが、まあ束釣りを達成したことでもありますし、丸めて45分としました。最初は見当外れな深場に入ってしまったうえに途中で濁って釣れなくなる等、出足不調で半ば諦めていましたが、15時からは猛スパートでいけそうな手応え。夕暮れは逆光でウキが見難いのを跪いて釣るなど頑張りました。100匹達成バンザイです。\(^o^)/

今日は場所の選び方が良かったと思います。群れが居る所には水面にポチョンポチョンと波紋が立つのでそれを目安に決めたのですが、やはり魚影の濃さは直接釣果に影響します。前回の反省からハリスは15センチ。釣り始めのタナも浅くしておいて、段々深くしていくやり方に変えました。鈎はバッチリ決まった感じ。友釣りなら鈎が合って入れ掛かりの手応えでした。

また試しに使ったグレ用の寄せ餌は、かなり効果が感じられました。ハエ用の寄せ餌は比重が大きいために底を這う様に流れるみたいで、前回の釣行では遠くの魚を寄せる効果が薄いのではと思いました。そこで先日、釣具店で「浮くような寄せ餌はないか」と相談したところ、「これを使ってみては」と薦められました。結果は上々、期待以上の効果が感じられました。グレパワーだけではバラケ過ぎてとても使えませんが、競技まきえに混ぜると大体期待したような溶け方をします。グレパワーの匂いも風変わりで、嗅いでいるとホワホワとなる様な甘い香りです。なお配合割合は今後の研究課題です。更に液体の集魚剤も市販されているので、こちらも試してみるつもりです。ただ、今日は寄せエサが余りそうだったので余分に打ったら、上ずってタナがボケてしまいました。グレの寄せ餌は即効性があるので、様子を見て追加投入するくらいが適当。打ち過ぎは禁物でした。

それとこれは余談ですが、私がそれほどペースを崩すでもなく釣り続けるのをベテランの釣り人は気になったご様子。車へ戻られた折に「どうやね」と言って覗いて行かれました。私はちょうど鈎を研いでいたのですがそれを見て、合わせても乗らないのは鈎に原因があるのに気が付かれたみたいでした。以後はこまめに鈎を交換されているようでしたが、ベテランの釣り人でもさすがに鈎先の重要性はご存じなかったらしいです。ちなみに、合わせて手応えがあっても鈎に乗らないのが2回続くか、釣れそうなアタリを2回空振りするかしたら研ぐことにしています。砥石を一回か二回軽く撫でるだけですが、掛かりは大概戻ります。小さな鈎は角度が決め難いのですが、フォーセップが役に立っています。




日付平成15年11月22日(土曜日)
場所対象魚シラハエ
場所津保川
ポイント桜橋上流
時間12:15-12:40、12:50-14:30、15:10-16:45 (3.67時間)
水況水位やや低い
水温14.0℃(14:30)、13.5℃(16:45)
にごり少し→強い→ささ濁り
状況風は強いが竿は振れる。ハエは浅場に出て来ていた。
天気晴れ
釣果匹数106匹
サイズ9-14.5センチ
総重量未計測
平均11.5センチ
仕掛け竿RYOBI SUPER AMORPHOUS翠谷中硬45
道糸将鱗あゆ競技02

ハリス
カツイチ プロ・ハエネリ2.5号 ハリス0125
カツイチ プロ・ハエネリ3号 ハリス015
構造多段シズ仕掛け 発泡ウキ5号 / 8号
釣り方ウキ釣り
エサ・寄せ餌 マルキュー ハエ競技用まきえ3:グレパワーゼロクロス2の配合
マルキュー 競技用ハエねり

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2003-11-24