他魚釣り(11月19日:シラハエ)

今日は天気が危ぶまれますが、降ってきたら止めるつもりで出かけました。


桜橋下流

ちょっと減水していますが、前回調子良かった桜橋下流へ直行です。トロ場の開きでは前回ほどキラキラしていませんが、まあまあ居るようですのでここで竿出しです。準備する前に底の状態を確認すると黒っぽく見えたのは底石で、藻ではありませんでした。硬い砂底に2,30センチくらいの石が所々に固まっているといった感じでした。

前回と同じ所に立ち、まき餌を打って仕掛けをセット。すぐに寄って来たようで、まき餌の上に黒い影がちらほら見えます。第3投で1匹目。型もまあまあ。「これはいけそう。」その後間もなく入れ喰いになり、1投1匹のペースに。その後も順調。「この調子なら100匹は楽勝かぁ?」ところが12時45分頃からペースが落ち、13時を回る頃にはアタリが全然無くなってしまいました。鈎を研いでもダメ。まき餌をしてもサッパリ寄って来ません。諦めて少し上流の深場へ移動。程なく2匹釣れましたがウキが沈んでアタリが取り難いこともあってそれっきり。掛からんモードでどっと疲れた感じがして、14時に食事に上がりました。この時にはカウンターの値は30匹。


狙ったポイント

食事の後、橋の上流はどうかと見に行くと、岸寄りの浅い所には一面ギラギラ。深い所では10匹前後に群れて移動しているのが見られました。「ひょっとすると橋の下もも瀬肩に出て来ているのでは?」そう思って見に行くと案の定、瀬肩でポチョンポチョンと跳ねが見られます。これならいけそうです。

まき餌を打って再開。すぐに釣れました。その後も釣れ続け、順調なペース。16時半には上がろうかと思っていましたが、まだ釣れそうですので束釣りは無理でも暗くなるまで続けるつもりで続行しました。ウキが見えなくなっても投入後に5秒で空合わせをするやり方で数匹追加。16時50分、ウグイをハリス切れでバラしたのを機に納竿としました。


本日の釣果

数を数えると86匹。出足は好調でしたが失速してしまい、途中1時間ほどはほとんど釣れませんでした。それにカウンターは76匹でしたので実際は80匹くらいだろうと思ったのですが、意外と釣れていました。今日は橋の上みにはいっぱい居た様でしたので、橋上流のテトラ前が狙い目だっただろうと思います。たとえハエ釣りでも竿出しする前には少しは付近を見て回るべきでした。

今日はカウンター(カチャカチャやる計数器)を持って行って、数えながらやってみました。初めての事もあって押し忘れ(数え忘れ)が多く、上がった時にはカウンターの数が76匹でしたので10回押し忘れていたことになります。慣れても少なからず押し忘れが出るでしょうから正確な数は無理だろうと思いますが、目安にはなるので便利だと思います。

それと食事の時にエサ付け器を外さなかったので、体温でネリエのポンプが温まってしまい、エサが軟らかくなり過ぎてしまいました。知らなかったことではありましたが、そのためにエサ付けがスムーズにいかず、少々難儀しました。

それにしても途中でまき餌も効かず、サッパリ釣れなくなってしまったのは意外でした。まき餌を切らさないようにうまく打ち続けていれば寄せ続けられるものと思っていましたが、そうではないことが分かりました。まき餌を飽食すれば喰いが悪くなるだろうとは思いますが、魚が居なくなってしまったのは不思議です。水温に関係するのかとも思い、帰宅後テレメータで長良川の水温変化を調べてみました。すると12時頃に一旦水温の上昇が鈍くなったのですが、13時から14時にかけては更に水温は上昇していました。津保川と長良本流とでは水温の変化は異なるだろうとは思いますが、少なからず水温変化の影響があったではと思います。また、まき餌で寄せられる範囲の魚を釣り切ってしまったことも考えられますが、時刻や水温の変化によって場所移動する必要がありそうです。


11月21日追記 11月20日付の中日スポーツにシラハエ釣りの記事が出ていました。画像を見ると増水して流れも速そう。条件が悪い中でも3時間で70匹とはさすが、お上手だと感心しました。記事中でウキの調整は“7号を3個合わせ、9号で微調整”とありましたが、8号ガン玉に換算すると6個か7個ぐらい。自分が普段使っている感覚からすると、流れに対してかなり小さい浮力のウキです。これはどうもウキ下の調整の仕方が異なるようで、エサが底に着かないよう(or着くか着かないかくらい)に調整されているのではと思いました。自分の場合はエサ(鈎)が底を這うか引き摺るように流れる感じで、一番下のオモリを底から3〜5センチくらいになるように調整しています。ハリスは20センチですのでエサが底石に引っ掛かって止まると、流れによってはウキが潜ってしまいます。そして鈎先も傷みやすいです。今度の釣行では一度、ウキ下(タナ)の調整を検討してみます。



日付平成15年11月19日(水曜日)
場所対象魚シラハエ
場所津保川
ポイント桜橋下流
時間12:10-14:00、14:50-16:50 (3.83時間)
水況水位-20センチ
水温14.8℃(13:45)、14.2℃(16:00)、14.0℃(16:50)
にごり無し
状況曇天無風で竿が振りやすかった
天気曇り
釣果匹数86匹
サイズ8.5-17.5
総重量未計測
平均10.5センチ
仕掛け竿RYOBI SUPER AMORPHOUS翠谷中硬45
道糸将鱗あゆ競技02

ハリス
がまかつ ネリエ専用2.5号 ハリス015
カツイチ プロ・ハエネリ2.5号 ハリス0125
構造多段シズ仕掛け 発泡ウキ3号
釣り方ウキ釣り
エサ・まき餌 マルキュー ハエ競技用まきえ
マルキュー 競技用ハエねり

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2003-11-20 (2003-11-21)