今日は束釣りに挑戦しようと、少しですが早めに出かけました。目指すは田富橋上流です。
ところが津保川は渇水で、前回よりも5センチは下がっている感じ。田富橋上流は底が丸見えです。シラハエはキラリきらりとして沢山居るのですが、上手く寄せられるか危惧されます。前回は良い感じでしたし魚影もあるので、竿出しすることにしました。
ポイントの前に立つと、深みは暗く見えるのでなんとかなりそうです。水深が40センチほどで、コマセを打って3分ほどで1匹目。その後はポツポツと釣れるくらいで、いまイチペースが上がりません。コマセを追加すると沢山寄るのですが、丸見え。おまけに今日はなんだか鈎が底に引っ掛かるような感じです。浅くて釣り辛い感じでしたので、1時間で場所変えすることにしました。
田富橋上流での釣果です。13匹で、今日は小さいのばかりでした。6〜10.5センチ。
ここでは、鈎は前回と同様にネリエ専用の2号を使いましたが、ハリスは将鱗あゆ競技の赤プロからHyperに替えてみました。心持バレは減ったように思いますが平均して型が小さかったので、はっきりした手応えではありません。手元にスペクトロン制覇があるのですが、同じ号数ですと将鱗よりもかなり伸びが少ないように思いますので、伸びが少ないナイロンの方がバレないとすれば、スペクトロンの方が向いているかもしれません。
田富橋を後にして、肥田瀬でやってみたかったので見に行きましたが全面砂だらけでやる所無し。まあ、無難なところで桜橋上流へ向かいました。
桜橋直下のトロ場では、ハエ釣りの人がお一人竿出ししていました。5分ほど見ていたのですが、小さいのが1匹釣れただけで、あまり釣れていないようでした。
今日は暖かいので、水温を測ってみると19.4℃もあります。1匹目は5分ほど。いきなり20センチ級のウグイです。その後は暫くアタリ無し。忘れた頃に釣れて来たのは、カワムツのチビ。それからは3,4匹連続で釣れると、暫くアタリ無しといった感じです。上み下も前後に少しずつ移動して探ってもみましたが、寄りが悪いのか魚影が薄いのか釣れるポイントがはっきりしません。プチ入れ喰いもありましたがペースは上がらず、16時45分に納竿としました。
ビクからあけてみると小型が目立ち、数は29匹。最初の田富橋では13匹ですので合計42匹ですが、釣れたという感じはしませんでした。水温も高かったので、深場にはあまり魚が居なかったのかもしれません。釣れて来たのは6割がたカワムツで、シラハエとウグイは2割ずつといった感じでした。
それと桜橋では鈎先の傷みが激しく、いつもは1時間くらいは大丈夫なのに、今日は30分くらいしか持たない感じでした。底にも良く引っ掛かる様で、エサもうまく流れていない感じです。あとから考えると、どうも鈎が底を引き摺っているらしい様に思えました。では、なぜこうなるのだろうと思い巡らすと、ハリスが細すぎて鈎が沈み過ぎているのではということに気が付きました。前回の桜橋ではハリスは015。今回は01。鈎の型や大きさは同じで水位もあまり変わりないのですが、ハリスが細い分沈んでしまっている訳です。友釣りの掛け針の大きさとハリスの太さのバランスにはかなり注意を払っているのですが、ハエ釣りのようなエサを流す釣りにも鈎の大きさとハリスの太さのバランスは重要なのだと気が付きました。ハリスは細い方が釣れるとは思いますが、単純に細ければ良いというものでもないようです。ハエ釣りも奥が深い。
日付 | 平成15年11月1日(土曜日) | |
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場所 | 対象魚 | シラハエ |
場所 | 津保川 | |
ポイント | 田富橋上流 / 桜橋上流 | |
時間 | 11:20-12:20 / 13:45-16:45 (4.00時間) | |
水況 | 水位 | -25センチ |
水温 | 18.4℃(12:20) / 19.4℃(13:45)、19.0℃(15:30)、18.2℃(16:45) | |
にごり | 無し | |
状況 | 渇水のうえに水温も高い。深場に寄っていなかった。 | |
天気 | 晴れのち曇り | |
釣果 | 匹数 | 42匹 |
サイズ | 6-20.5センチ | |
総重量 | 未計測 | |
平均 | 9センチ | |
仕掛け | 竿 | NISSIN 精魂Hi-Pure渓流硬調4511 |
道糸 | 将鱗あゆ競技02 | |
鈎 ハリス | がまかつ ネリエ専用2号 ハリス01 | |
オーナー 寒バエねりエサ専用2.5号 ハリス0125 | ||
構造 | 多段シズ仕掛け 発泡ウキ3号 / 5号 | |
釣り方 | ウキ釣り | |
エサ・コマセ | マルキュー ハエ競技用まきえ | |
マルキュー 競技用ハエねり |