岐阜市内では前日にかなり強い雨が降ったので、増水していないかとテレメータで確認すると、水位はほとんど変わっていません。しかし、風が強いのが困ります。どこか風の影響を受け難くて良さそうなポイントはないかと探して回りました。
田富橋の上から川を覗くと、シラハエがキラッキラッとしていて魚影は濃い感じです。しかし浅いトロ場で変化が乏しい感じ。よく見ると大きな木が生えているすぐ上みは岩盤が出ていて、その手前は濃い青色ですので深くなっている感じです。左岸からの竿出しですので、風は左やや後方から吹くことになり追い風気味。魚が濃ければ釣れるでしょうと竿出しすることにしました。
偶然にも前回と同じ14時15分のスタートです。コマセは10月22日付の、中スポの記事を参考にゴルフボール大にして3個投入。流しながらタナを取っていると底掛かりしたのか、合わせた弾みで鈎が切れてしまいました。それなら試にと、鈎は2号にハリスが01をセット。15分程で1匹目。ところが空中でポロリ、バレました。「仕方がないか。」しかし、次も水面でポロ。次は手元まで来て、ビクに入れようとしたらポロ。バレバレです。見たところ、ハリスが細い為に暴れた弾みで大きく伸び縮みして鈎から外れる様子。「これでは01は使えんか?」しかし5,6匹目からは捕れるようになり、バレは無くなりました。
その後は順調に釣れ続け、15時過ぎ頃からは2投に1匹ぐらいのペースで入れ喰いです。30分くらい続いたのですが、だんだん鈎に乗らなくなってきました。鈎先を調べると、微妙に甘くなっています。研ごうとしたのですが、鈎が小さいので大変研ぎ難い。掛かりを確認しながら3回ほど研ぎ直したのですが、しっかりとは研げていない感じ。合わせると水中でキラッとするので、アタリは取れているようですが釣れて来ません。これはダメだと鈎そのものを交換しました。
暫くして、ようやく釣れて来たのはカワムツのチビ。日が翳って肌寒くなってきたので、釣れる魚が変わったのでしょうか、カワムツがポツリポツリしか釣れません。時計を見ると16時を回っています。鈎を研ぐのに気を取られて、コマセを打つのを忘れていました。
コマセを打ち直して暫くすると釣れるようにはなったのですが、鈎の大きさやハリスの太さと長さも変わったので、空振りが多くてペースが上がりません。そうこうしていると、合わせた途端に強烈な引き。手応えからすると鯉の尻尾にスレ掛りのようです。矯めきれないので従いて下がったのですが、切れてしまいました。17時まで粘るつもりでしたが、丁度よい機会と納竿にしました。
数を数えると49匹。約2時間半の釣りですので、自分としては「良く釣れたなぁ」と言う印象です。途中にコマセを打ち忘れてペースが崩れましたが、きちんとペースを維持しつつ、もう少し長い時間竿出しすれば、私でも束釣りが可能な感じがしました。次は早めに出掛けて、100匹オーバーに挑戦したいと思います。
それと10月30日付の中日スポーツにシラハエ釣りの記事が出ていて、「小バリに合わずバレが連続した」とのことでした。自分も最初はバレバレでしたが、5,6匹でバレが止まったことからすると、ハリスが伸びて弾力が無くなったのでバレなくなったのだろうと思いました。015に比べると01は頻繁にアタリが出ますので伸びない01をと、フロロカーボンの01も試してみるつもりです。また寒バエスレのような細軸の鈎も試してみたいですが、鈎とハリスのバランスは今後の課題です。ただ小鈎は一流メーカーの製品でも、3本に1本は研がないと使えない物もありますので、結ぶ時にはよく確認されることを勧めします。
日付 | 平成15年10月29日(水曜日) | |
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場所 | 対象魚 | シラハエ |
場所 | 津保川 | |
ポイント | 田富橋上流 | |
時間 | 14:15-16:50 (2.58時間) | |
水況 | 水位 | -20センチ |
水温 | 17.5℃(15:00)、15.9℃(17:00) | |
にごり | 無し | |
状況 | 風が強かったものの、追い風ぎみ。 | |
天気 | 晴れのち曇り | |
釣果 | 匹数 | 49匹 |
サイズ | 5-21センチ | |
総重量 | 未計測 | |
平均 | 8センチ | |
仕掛け | 竿 | NISSIN 精魂Hi-Pure渓流硬調4511 |
道糸 | 将鱗あゆ競技02 | |
鈎 ハリス | がまかつ ネリエ専用2号 ハリス01 | |
がまかつ ネリエ専用2.5号 ハリス0125 | ||
構造 | 多段シズ仕掛、ハエ用発泡ウキ5号 | |
釣り方 | ウキ釣り | |
エサ・コマセ | マルキュー ハエ競技用まきえ | |
マルキュー 競技用ハエねり |