釣行記 2010年(平成22年) シーズンの抱負
| 釣行日数 | 時間あたり釣果 | 日平均実釣時間 | 実釣時間 | 1日あたり釣果 | 釣果 |
5月 | 4日 | 2.00匹/時間 | 6時間15分 | 25.00時間 | 12.50匹/日 | 50匹 |
6月 | 8日 | 2.50匹/時間 | 6時間30分 | 52.00時間 | 16.25匹/日 | 130匹 |
7月 | 8日 | 3.50匹/時間 | 6時間30分 | 52.00時間 | 22.75匹/日 | 182匹 |
8月 | 8日 | 4.00匹/時間 | 6時間30分 | 52.00時間 | 26.00匹/日 | 208匹 |
9月 | 8日 | 3.50匹/時間 | 6時間30分 | 52.00時間 | 22.75匹/日 | 182匹 |
10月 | 3日 | 2.00匹/時間 | 5時間00分 | 15.00時間 | 10.00匹/日 | 30匹 |
年間 | 39日 | 3.15匹/時間 | 6時間22分 | 248.00時間 | 20.05匹/日 | 782匹 |
- 今シーズンは月別に目標を立て、年間の目標を総釣果782匹、釣行日数39日、日平均実釣時間6.36時間、時間当たり釣果3.15匹、1日当たり釣果20匹とした。
- 今シーズンも長良川水系に限らず好調な川を中心に竿出しするつもり。特にシーズン前半は多少遠くても車中泊で、湖産放流の河川を中心に釣行したい。
- 最低1河川は行ったことの無い川で竿出ししたい。
- 支流や小河川でも掛かりそうなら積極的に竿出ししたい。
- 今シーズンのテーマは「丁寧」(丁寧な釣り)とした。竿操作やポイントの歩き方など、無意識で乱雑にやってしまうことがあるので常に丁寧に行えるよう改善したい。自分として「丁寧」は、「細かい」や「正確」などを含んだ一段上位の概念として捉えています。
- 今シーズンの課題は「底入れ」と「釣り出し」とした。オトリが底へ入っていると、どこからともなく野鮎が走って来て掛かるのを何度も体験したので出来るだけ長時間、底を這わせられるように練習したい。また見切りとも関係してくるが、限られた範囲から出来るだけ鮎を釣り出す工夫をしたい。
- 引く感じではポイントを試すことをしばしば行っているが、自分なりの「泳がせる」感覚に基づいてもポイントを試せるようにしたい。それに伴って、泳がせて釣る場合でもオトリをバッチリ止められるようにする。
- 掛かると思えば掛かる結果になり、掛からないと思えば掛からない結果となることが多いので、掛かると思える原因を多く持てるようになりたい。
- ポイントの見切りが適切とは言えなかったので、底への入り具合と関連して掛かるかどうかの見極めをもっと早くできるようにしたい。掛かるポイントでは良く掛け、掛からないポイントは早く見切るようにしたい。
- 水深が股下の60センチくらいまでのポイントはおおよそ対応できるので、今シーズンはヘソの90センチまで対応できるようにしたい。
- 「狙い目」として、午後2時前後に底石が全面チカチカになってしまって掛からなくなった場合でも安定して掛かるポイントのパターンを見つけたい。
- 掛かり場については現在、川の区切りと流速でポイント移動しているが、今シーズンは小沢剛氏が提唱するように石の大きさに着目して竿出ししてみようと思う。
また先シーズンの釣行を基にしていくつかの対策も立てました。
掛け鈎
2009年はテストしなかったが、シーズン後半の皮が硬くなった鮎用に試し鈎として使うための、細軸の鈎を使ったヤナギ仕掛けをテストしたい。また現在、定番として使っている鈎のうちケラレが多い型があるので、替わりになるものを探したい。
見切り
先シーズンの竿出し結果から下に示す表と散布図を作成して検討した結果、見切りの最長は70分とした。表を見ると、60分以上探って初めて掛かった場合における総釣果の構成比は2.1%(100%-97.9%)で、多く見積もっても5%以下であることが分かる。従って日平均釣果を20匹と仮定した場合に、入れ掛かりポイントを誤って見切ってしまったとしても、取りこぼしは平均して1匹以下であることが分かって驚いた。加えて、1匹目が60分以上90分未満の総釣果は61匹で、表には記していないが総実釣時間は46.5時間で時速1.31匹であった。このことから「やっと掛かった」と言うような場所では粘っても、精々もう1匹か2匹しか掛からないことが分かる。ただ、オトリが換わってバタバタと釣れたと言う結果が無きにしも非ずだったので、60分プラス泣きの10分延長戦で場所変えするのが自分としては心理的にも妥当なところと思う。
また、1匹目が60分を越えた、または掛からなかったポイントにおいて75分以上粘ってしまった竿出しは26ヵ所であった。その場合の総時間は71.25時間であり、1ヶ所あたりは2.74時間(約2時間45分)、総釣果は48匹、時速0.67匹であった。これは3時間やって2匹の釣果ペース。この集計結果から自分は今まで場所変えをおっくうがって釣り、いかに時間を無駄にしていたのかが数値で良く分かり大反省。やっとフットワーク良く1時間強で場所変えできる気持ちになれた。また1匹目が30分以内に掛かる構成比は76.3%、総釣果の構成比は82.3%であったので、30分以上掛からない場合はダメ場所の可能性がかなり高いといえる。このことから30分掛からなかったら場所変えを視野に入れ、現在の狙い目やオトリの操作方法を検討し直すこととした。
1匹目とペースおよび釣果の関係
1匹目(分) |
度数 |
累積度数 |
累積度数の 構成比(%) |
階級ごとの 総匹数(匹) |
累積匹数(匹) |
累積匹数の 構成比(%) |
〜5 |
35 |
35 |
18.0 |
394 |
394 |
23.6 |
5〜10 |
63 |
98 |
50.5 |
586 |
980 |
58.8 |
10〜20 |
32 |
130 |
67.0 |
241 |
1221 |
73.2 |
20〜30 |
18 |
148 |
76.3 |
152 |
1373 |
82.3 |
30〜45 |
17 |
165 |
85.1 |
106 |
1479 |
88.7 |
45〜60 |
16 |
181 |
93.3 |
115 |
1594 |
95.6 |
60〜90 |
9 |
190 |
97.9 |
61 |
1655 |
99.2 |
90〜120 |
4 |
194 |
100.0 |
13 |
1668 |
100.0 |
それ以上or 釣れなんだ |
31 |
225 |
平均90分 |
0 |
|
|