釣行記 2010年(平成22年) 6月12日

「釣れた、釣れん」と話を聞いているばかりでは自分としての釣れ具合は分かりません。遅ればせながら今シーズンの初竿出しで郡上へ向かいました。釣れているとの情報が行き渡っているらしく、八幡から上流はどこも人だらけ。掛かりそうで入れそうな所があった、和合橋付近で竿出しです。


最初に掛かったポイント

着替えて準備をするとまず、腕時計を忘れていました。「まあ、これは携帯の時計を見れば何とかなるな。」ベストを着て、ポケットに何か足らんと思ったら、天上糸のケースを忘れてました。アチャー。「これは難儀だ。けど、何とかなる」ということで、ポイントへ。

画像の瀬肩付近が空いていたのでここからスタートです。「浅いので釣られてしまっているかも。」天上糸はナイロンの水中糸03とかサイズ調整用の上付け糸06を継ぎ足して間に合わせ。ところがメタルの水中糸をセットすると手尻が30センチほど短く、チンチクリン。しかし天上糸を更に継ぎ足すのも面倒なので、このまま釣ることにしました。

11時半のスタートで水温は21.6℃。竿を持つのが半年ぶりのうえに風が強くて竿が扱いにくいこと。おまけに久しぶりの釣りでおっかなびっくりになっていて、地に足が付いてない感じです。オトリを操作するよりも、オトリの動きに手を焼く感じでした。それでも15分ほどで目印が流れて、何か掛かった感じ。取り込むと10センチほどのオトリにならないくらいのビリ鮎です。しばらく続けましたが次は無し。橋の直ぐ上流まで、めぼしい所を探って歩きましたが12センチが1匹。他の人も釣れていないし、ダメ場所と見て12時45分で場所変えとしました。ここでは2匹。


町裏

入る前に川見をしたときには、「いけそう」に見えた本流筋のポイントも「なければ」レベルになっていました。それではと、風回避もあって吉田川へ向かうと、町裏にある画像のポイントは明るい所が多くていけそうです。ここで竿出しすることにしました。


掛かったポイント

13時45分のスタートで水温は21.8℃。トロ場ふうのポイントなので、ゆっくり泳がせるようにして手前から探って行きますが掛かりません。目立った大石付近へ泳がせてもダメ。それではとオトリを引き戻し、ガン玉を打って止めてみることにしました。

波立ちの筋を所々で止めながらゆっくり引き上げて来るとビリビリ、シュッ!やっと掛かりました。次も直ぐに掛かったのですがキャッチミスしたときに、引っ掛かっていたゴミの所から切れてセットバラシ。結構痛い。気を取り直して付近を探ると、割と掛かって1時間ほどで4匹。混雑で移動するのもままならず、空いた所へ入って探る状況では、その後1時間は全然掛けられませんでした。


早瀬のポイント

16時前になって、やっと対岸へ渡れる間隔ができました。川通しして上みの早瀬へ向かうと、所々に掛かりそうなポイントが見られますが、案外と掛かりません。と言うよりも目印の動きからすると、オトリが底へ入り切っていない。流れの筋ではとても掛からないようなので、たるみへ狙いを変えるとグリグリ、ビューン!掛かったのは18センチの真っ黄々。「あの目印でこの掛りなら次も直ぐに」と思ったのですが、かなり探ってやっとのペース。それでも掛かるには掛かりそうなので17時半まで続けましたが、結局2匹止まりでした。町裏では6匹。

上のトロ場の画像と下の早瀬の画像と比べると石色は、掛かり具合通りになっているので、川は正直だと改めて実感します。また早瀬の溝の一番深い所には狭いですが、良い石色が点在しているのできっちり底に入れられれば掛かるだろうと思います。きっちりとした底入れは今シーズンの課題。


本日の釣果

本日の釣果は8匹。町裏では泳がせてはダメで、止めて掛かったときの感じから縄張りはがかなり小さくなっている感じでした。しかし、スレているとか怯えているといった感じはしませんでした。和合橋ではオトリをほとんど泳ぐままにしていたので、掛からなかったのかもしれません。掛かる石色と掛かるパターンが分かったので、明日は時速3匹いけるかな?

また例年のことで、シーズン最初の釣行は何かしら忘れ物をするのですが今年は、殊に忘れ物が多くて難儀しました。出掛けにチェックリストで、竿とクーラーの積み忘れを回避しましたが、天上糸の持ち忘れまでは回避できませんでした。シーズン前の準備確認とシーズン最初の釣行用に自分としては、やはり持ち物チェックを作った方が良いように思いました。

これも例年のことで、開始30分はおっかなびっくり。地に足が付かない状態でしたが、今シーズンは竿を持ったのが半年振りだったこともあって特にひどかったように感じました。それでも今の泳ぎは良いのか悪いのかの見当が付いて釣っているので、進歩した実感はありました。




日付2010年(平成22年) 6月12日(土曜日)
場所漁協郡上漁業協同組合
河川長良川 / 吉田川
ポイント和合橋上下流 / 町裏
時間11:30-12:45 / 13:45-17:30 (5.00時間)
水況水位-20センチ / -20センチ
水位情報0.23@12:00 / 0.50@15:00
観測局稲成 / 旭
水温21.6℃@11:30、23.0℃@12:45 / 21.8℃@13:45、20.6℃@17:30
にごりなし / なし
アカ付き濃い / 濃い
掛かり場なし / 早瀬
適水勢やや速い / やや遅い
天気晴れ
釣果匹数8匹
サイズ10-18センチ
総重量350グラム(推定)
平均17センチ
1匹目15分 / 20分 (通算 15分)
ペース1.60匹/時間
仕掛け竿Daiwa HX瀬音中硬硬81SK 自作グラスソリッド継穂先0.8ミリ
空中糸ナイロン03
水中糸エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン0.8号 (13センチ固定)
掛け鈎がまかつ 新改良トンボ7.5号3本錨 ナイロン1号
カツイチ V5 6.5号3本錨 ナイロン2号
オモリ・背鈎泳がせ背鈎、ガン玉4B-3B
オトリ養殖1匹、天然2匹

本日の反省

丁寧な釣り
オモリでオトリを止めた。
底入れ
微妙に引っ張り気味になってしまったので、きっちりと底には入っていなかったと思う。
釣り出し
穂先が細かったのでオトリを思うように止められなかった。
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