釣行記 2010年(平成22年) 4月4日

事情でハエや渓流釣りに出かける気分にはなれませんが、鮎シーズンの準備はボチボチと。先シーズンはおかげさまで、かなり釣れたので引き舟がいっぱいになって困ったことが度々ありました。それで今シーズンは、ナナハン(7.5リットル)の引き舟を買うつもりでいたので4日、釣具のやすやさんの売出しへ出かけました。

講演会開始の14時を15分ほど回っていたので、さすがに座る所はありません。せっかく話を聴くのですから、しっかりメモはとります。講演の中では、(1)225グラム以下の軽量ロッドや8メートルの短竿を使ってみてください。(2)競技会などで難しい状況には、ダブルのチョウ鈎を使っている。(3)鈎には形に応じて最も良いサイズがある。(4)オトリを止めたままにしない。(5)石の大きさに敏感になって釣る。(6)探り釣りをするときの基本の、6項目について話されました。自分としてはアカの状態が変化して掛かり場が移動した場合に、川の区切り(1波、2波、3波など)と流速を基準にポイント移動する組み立て方をしていましたが、小沢剛氏は石の大きさ(こぶし大、頭大、ひと抱え)と水深(ひざ、腰)を基準にポイント移動する解説をされたのが印象的でした。


画像提供 やすや様

最後に質問の時間があったので、「早朝ですが、6時とか7時頃だと掛かりそうなポイントがなかなか見つけられないが、どうしておられますか?」とお尋ねしました。「まず瀬肩を狙います。それでダメだったら下もへ降ります」と剛氏。確認の意味で「と言うことは瀬の、石が荒い方へ向かうわけですね?」とお尋ねすると、「そうです。上みのトロ場は鮎の活性が低くて浮いている状態でしょうから、下もの瀬へ降った方が活性が高い鮎に当たる確率ははるかに高くなります」と剛氏に教わりました。司会者の「他にご質問は」の声に「自分は川の区切りと流速でポイント移動する目安を決めているが、どう思われますか?」とお尋ねしようかと思ったのですが、「まあいいか」と思ってやめてしまいました。

講演が終わって最後に、いくつかの賞品を頂けるということで、お楽しみじゃんけんに参加しました。「最初はグー、じゃんけんポン!」で勝った人だけが残っていくルールです。そのお楽しみじゃんけんで、なんと特賞のクーラーボックスをGetしてしまいました。そのときのじゃんけん者は小沢聡氏だったと思いますが、ラス前にパーを出されて6、7名が勝ち残りました。なんか次もパーを出されそうに思ったので、自分はチョキを出しました。すると幸運にもチョキは自分ひとり。思わずガッツポーズで賞品を頂いてしまいました。お店の方が「撮影を」とのことでしたので記念撮影。その後は7.5リットルの引き舟を購入。お店の方に今日の記事をサイトにアップする承諾を頂いて帰路につきました。


帰って来てからつらつら考え、「自分は川見をして場所決めするときには石の大きさをかなり重要視するのだが、ポイント移動の組み立てに石の大きさを判断基準としているわけではない。しかし、朝一番は1波で掛かって、2波、3波と掛かり場が移動し、夕方は瀬脇の大石で掛かるという平均的な掛かり場の移動パターンを石の大きさで説明すると、朝一番はひと抱えある石の1波で掛かって、アカ付きが濃くなると共に1波よりも石が小さい2波、更に石が小さい3波と移動して、夕方は石が褪めてくるので再び大石で掛かる」と説明できることに気が付きました。川の区切りだと、干川の高水温の場合やアカが飛んだ引水のときなどの自分としては難しい状況で結構迷うことがありますが、石の大きさを判断基準に持ってくると判断しやすいように思いました。今シーズンは石の大きさに着目して竿出ししようと思いました。川の区切りと流速の件を質問しなかったのは後から考えると、かなりの失敗でした。今度のチャンスにお尋ねしたいです。


最後になりましたが、このたびは結構な賞品を頂き、誠にありがとうございました。なお、釣具やすやさん岐阜店の問い合わせ先は岐阜市菅生(すごう)5丁目6-28 電話058-210-0667です。鏡島大橋を北に渡ってすぐの信号を西へ折れた所にあります。お忙しい中、掲載させていただいた画像を送って下さり、ありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。益々のご発展を祈念いたします。


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Yoshio Sogabe in Gifu 2010-04-06