釣行記 2009年(平成21年) シーズンのまとめ
| 釣果 | 釣行日数 | 実釣時間 | 日平均実釣時間 | 時間あたり釣果 | 1日あたり釣果 |
5月6月 | 350匹 | 27日 | 156.75時間 | 5時間48分 | 2.23匹/時間 | 12.96匹/日 |
7月 | 314匹 | 21日 | 113.50時間 | 5時間24分 | 2.77匹/時間 | 14.95匹/日 |
8月 | 509匹 | 19日 | 132.25時間 | 6時間58分 | 3.85匹/時間 | 26.79匹/日 |
9月 | 470匹 | 21日 | 140.00時間 | 6時間40分 | 3.36匹/時間 | 22.38匹/日 |
10月 | 25匹 | 5日 | 24.25時間 | 4時間51分 | 1.03匹/時間 | 5.00匹/日 |
2009 (H21) | 1668匹 | 93日 | 566.75時間 | 6時間6分 | 2.94匹/時間 | 17.94匹/日 |
2008 (H20) | 595匹 | 40日 | 267.00時間 | 6時間41分 | 2.23匹/時間 | 14.88匹/日 |
2007 (H19) | 540匹 | 45日 | 297.25時間 | 6時間36分 | 1.82匹/時間 | 12.00匹/日 |
2006 (H18) | 503匹 | 42日 | 267.18時間 | 6時間22分 | 1.88匹/時間 | 11.98匹/日 |
2005 (H17) | 399匹 | 62日 | 344.18時間 | 5時間33分 | 1.16匹/時間 | 6.44匹/日 |
2004 (H16) | 72匹 | 19日 | 77.58時間 | 4時間5分 | 0.93匹/時間 | 3.79匹/日 |
2003 (H15) | 140匹 | 38日 | 150.08時間 | 3時間56分 | 0.93匹/時間 | 3.68匹/日 |
2002 (H14) | 208匹 | 38日 | 183.82時間 | 4時間50分 | 1.13匹/時間 | 5.47匹/日 |
2001 (H13) | 245匹 | 33日 | 184.90時間 | 5時間36分 | 1.33匹/時間 | 7.42匹/日 |
2000 (H12) | 343匹 | 41日 | 208.08時間 | 5時間5分 | 1.65匹/時間 | 8.37匹/日 |
1999 (H11) | 207匹 | 39日 | 180.20時間 | 4時間37分 | 1.15匹/時間 | 5.31匹/日 |
- 今シーズンの総釣果は1668匹。釣行日数93日で例年の倍。日平均実釣時間6時間6分、時間当たり釣果2.94匹、1日当たり釣果17.94匹であった。目標は時間当たり2.75匹と1日当たりが18匹だったので、このことについてはほぼ達成できた。シーズンを通して自分が釣れる川やポイントへ良く入った結果です。
- 今シーズンのテーマは「狙い目」で時間帯によって狙うポイントをパターン化する解決方法であったが、自分としてはおおよそ実用になるパターンを構築できたと思う。シーズン当初から時刻によって狙い場を変えるようにしたので、外して1匹目がなかなか掛からないようなこともあったが、掛かり時を過ぎて掛からなくなっているのにいつまでも同じポイントで釣り続けるといったことは無くなった。何よりも、掛かり場が移動したときにも次はどこを探ればよいかの狙い目を推測できるようになった。また午後の難しい時間帯も、掛かり場の見当を付けることが出来るようになったことは大きな成果である。ただ午前8時以前から9時とアカ腐れの午後は、これと言ったパターンになる掛かりがなかったので引き続き模索していく。この時間帯に安定して時速2匹も釣れれば上出来かもしれない。
- シーズン中に、瀬に限って掛かり場の分類を追加した。これによって川の構造に対する意識が向上したと共に、時刻によって狙い場を変える際のポイントが分かりやすくなった。また掛かる範囲と掛からない範囲の区別を付けやすくなった。
- アカの状態の認識が向上した。以前はシーズンを通して濃い茶色が良いと思っていたが、実際に良く掛かるのはかなり薄い色だと分かって狙う石色が変わった。またアカ腐れだと思いますが、川全体がチカチカになって掛からなくなる現象にも気が付いた。
- ガン玉やオモリを多用した。付いている鮎を探るのには好適で、掛かるポイントかダメ場所かの手応えが早く分かるようになった。
- 今シーズンの後半に背鈎の使用を止めた。オトリがよく動くようになったのと、コントロールが丁寧になった。しかしオトリのコントロールに限界を感じ終盤になって使用を再開したが、オトリが底へよく入るようになって釣果が3割増えた感じだった。
- 泳がせ用の水中糸は細号柄(01〜015)をナイロンからフロロカーボンに変えた。体感的には、ナイロンの1.5倍くらいの引っ張り強度があるように感じました。
- 武儀川での竿出しの体験から鈎とハリスのバランスを見直した。ハリスの素材と太さを観念的に決めている型と号数が多かったが、実際の使い分けで掛かり具合をテストして決め直した。結果的にはかなりの本数を巻き直すことになったが、底掛かりが少なくなったり掛かるペースが速くなったりして釣果アップのかなりの要因になった。浅場で使う目的の鈎についてはハリスを太くして、全体としては浮かせる傾向のバランスにした。
- 掛け鈎を交換するペースを早くして、15分で1本の目安で交換した。結果、3.50本/時だったので、おおよそ1匹で1本使った見当になる。引いて釣る感じだと鈎先の磨耗が早いように感じる。
- 今シーズンは自分の釣りがかなり上達した感じであった。いくつか理由を挙げれば、1.自分が釣れる川やポイントへ頻繁に通ったこと。自分の「得意」を伸ばしたと言えます。2.時間帯を1時間毎に区切って狙い目を変えて釣り回ったこと。掛かりが遠退いたときの、次の狙い目(ポイント)が決まっているので迷いがなくなった。3.背鈎の常用を止めたこと。オトリが良く動くようになり、糸の張り加減の調節がオトリへスムーズに伝わるようになった。4.アカの付き方の認識が変わったこと。それまで考えていたよりも相当に薄い色が良いアカだと知った。5.掛かり場とダメ場所の手応えがはっきりしたこと。出してポンはもちろんのこと、ゆっくり引くか止めるかして追いアタリで掛かれば付近は好ポイントと言う判断。何より決定打は足羽川へ足繁く通ったことで、掛かる場所かダメ場所かの判断力が養われたことです。
- 遅れてはいたが今シーズンも天然遡上が良好であった。最終的には6月30日までに観察値では約217万匹の遡上を記録した。因みに2008年は同期間に約270万匹。
- 今シーズンは矢作川が5月11日解禁になったが、当初から結構な釣果があって解禁を早めたことは成功だったと思う。自分もしばらく経ってから出掛けて、もっと早く行けば良かったと思った。
- 長良川水系はシーズン中盤まではチビ鮎が多く、それの出喰みを見誤って外すことが多かった。自分としては非常にやりにくい状況だったので、中盤は長良での竿出しを避けた。
- シーズン中盤に高水位が続いたことも要因だと思うが、アカ腐れがひどくて困ったことは少なかった。例年に比べて水温が低目に推移したのではないかと思う。
- 自分は今シーズン、小河川によく入った。6メートルの竿でも長すぎるようなポイントで何度も竿出ししたが「鮎が釣れる」と言うことを考えれば釣り人も少ないので、有名河川の有名ポイントよりははるかに釣果が期待できると思った。またこのことによって、鮎が釣れそうな石色をしていれば竿を出してみる気になれるようになった。以前は気後れしていたが、サッと探ってダメなら場所変えすれば良いと気楽に考えられるようになった。
- 今シーズンは他河川があまり振るわなかったり混雑したりでシーズン後半には、よその川へ出かけてみようとはあまり思わなかった。何かをテストしたいとかポイントの攻め方の練習するとか、何らかの目的がないと費用をかけるのがもったいない気がしたし、長良水系でそこそこ釣れたのが主な要因。
- シーズン中のサイトへのアクセス数はおおよそ14万アクセスであった。1日あたりは概ね1050アクセスで、多い日は1400アクセスくらいの感じであった。
- シーズン中はページをご覧下さってありがとうございました。またメールをお寄せくださった方々には特にお礼申し上げます。また情報提供をよろしくお願いいたします。来シーズンに期待を込めてまとめを終わります。みなさま方、ありがとうございました。
遡上状況のグラフで長良川河口堰のサイトからの引用。2009年2月12日から6月30日までの値は217万4478匹。