釣行記 2009年(平成21年) 9月25日

渇水と言うよりも、雨が降らないので掛かりそうな所が少なくなってきました。場所が広いので鮎之瀬へ。


最初に掛かったポイント

川へ降りると曇り石に明るい筋。またちょっと釣り難い状況です。9時のスタートで水温は21.3℃。まずはゴロタ石の明るい筋を試してみましたが全然ダメです。

画像のポイントは微妙に飛び石ふう。ベタ引きの要領でオトリを止めていると、背鈎を打ってあるせいでしょうか上みへ遡りたがります。行かせないようにそのままにしていると、流れに負けてヒラッヒラッと下がりました。するとダダーン!開始35分でやっと掛かったのは15センチ。掛かるパターンも分かりました。同じ様に攻めて、この付近では5匹。


割と掛かった波立ち

掛かりが遠退いて、10時を回ると早くも全面チカチカ状態。付近にぼんやりは見当たらないですが、画像の波立ちは何となく掛かりそう。目印をぶらさない様にして待つと、ダーン!「よっしゃ!!」と思いましたがケラレました。

掛かるのは分かったので、今度は泳がせてみます。すると程なくビューン。その後はボツボツの掛かりでしたが、ノーマルではかなり難しい、ベタ竿状態で流れの筋を真っ直ぐに遡る動きや、石裏の反転流を行ったり来たりといった動きが出るので、背鈎の効果には感動しました。


入れ掛かったトロ場

泳がせて探ると、ソジ下流のトロ場が良い反応。上み飛ばしでコンスタントに掛かります。今日は左岸側も空いていたので泳がせてみると、型がひと回り大きい。12時頃から14時半まで、なるべく動かないよう静かにして釣りました。かなり釣れていて、ここまでで40匹。


夕方狙ったゴロタ石

食事の後は15時15分の再開。この分だと50匹はいけそうですが、失速するパターンが怖いです。ゴロタ石は鮎が走り回っているので、泳がせてみますが掛かりません。試しに流れの筋で止めているとビビビ。掛かったのは14センチのビリ。付近で、同じ様に2匹追加できましたが、どうも掛かる感じではない。もう少し深い所に狙いを変えると連発です。「このペースなら相当行くぞ」と思っていましたが、16時を回った頃にはサッパリ掛からなくなってしまいました。17時になって数を数えるとちょうど10匹。案の定失速しましたが、50匹達成で納竿としました。


本日の釣果は50匹。今シーズンも50匹達成でヤレヤレ。やってない所が広かったので良く掛かりました。背鈎使用で釣果が3割増えて背鈎さまさまです。

今日、背鈎を使っていちばん感じたのは、やはり底へ張り付いて泳ぐということです。上み飛ばしで送り出すときには顕著に表れます。また止まったオトリがゼロオバセで泳ぎ出すと、ノーマルではおおよそ横へ泳ぎますが、背鈎だと真っ直ぐ上みへ遡ることが多い。背鈎を常用していたときには気が付きませんでしたが、しばらくの間ノーマルで通していたので改めて使うと、その効果には驚きました。

実のところ9月19、20、21日の釣行では15、15、11と、釣果が頭打ちの感じがしていました。どうかするとペースも時速2匹前後。今日は50で、背鈎の使用で釣果を伸ばすことが出来ました。今から思うと、川見とノーマルandオモリの止め操作だけでは自分の限界だった様です。「底へ付け続ける」と言うことの一つの答えとして「背鈎」を得ました。また「細かい釣り」と言うことでは、背鈎を使って「丁寧に釣る」ことで道が開けた感じがしています。




日付2009年(平成21年) 9月25日(金曜日)
場所漁協長良川中央漁業協同組合
河川長良川
ポイント鮎之瀬
時間9:00-17:00 (7.25時間)
水況水位-30センチ
水位情報0.34@9:00、-0.91@17:00
観測局小俣川樋門(外)、美濃
水温21.3℃@9:00、22.5℃@12:00、23.0℃@14:30、23.8℃@15:15
にごりなし
アカ付き腐り気味、アカ腐れ
掛かり場トロ場、2波
適水勢普通、速い
天気晴れ
釣果匹数50匹
サイズ13-20センチ
総重量推定1750グラム
平均16センチ
1匹目35分 / 9分 (通算 35分)
ペース6.90匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV 自作グラスソリッド継穂先0.8ミリ
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗渓流釣聖GS 0125 3メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ Vキツネ-TR 6.5号3本錨 ナイロン2号
カツイチ 韋駄天 6号3本錨 ナイロン2号
オモリ・背鈎泳がせ背鈎
オトリ天然4匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
背鈎で上みへ飛ばして掛けた。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
ゆっくり泳がせる方が良く掛かった。
ポイントの見切り(判断した要因)
一発泳ぎで1回通し。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-09-25